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更新 更新:2024.02.29

終身保険と定期保険のどっちがおすすめ?違いや間違えない選び方を解説

終身保険と定期保険のどっちがおすすめ?違いや間違えない選び方を解説
所有資格
博士(商学)、Master of Business Administration (Hons.)、Master of Science
専門分野・得意分野
保険、リスクマネジメント、社会保障
所有資格
CFP®(公認ファイナンシャルプランナー) 、TLC(生命保険協会認定FP)、損害保険プランナー、証券外務員一種、日商簿記検定簿記2級
専門分野・得意分野
損害保険、生命保険、投資、税金
所有資格
ファイナンシャル・プランニング技能士3級
専門分野・得意分野
保険全般・金融全般・通信全般

死亡保障を兼ね備えた保険として、一生涯にわたって死亡保障を備えられる「終身保険」契約時に定めた期間死亡保障を持つことができる「定期保険」の2種類があります。

これらの保険商品にはそれぞれのメリットとデメリットが存在するため、自分に適した保障内容の保険を選ぶ必要があります。

この記事では、どちらにすべきか迷っている方に向けて、終身保険と定期保険の違いやそれぞれのメリット・デメリットを解説します。

終身保険と定期保険の違い

終身保険と定期保険は、保障期間に大きな違いがあります

それぞれの違いを比較表にまとめたので、まずは次の一覧表をご覧ください。

終身保険と定期保険の違い
保険 終身保険 定期保険
保障期間 一生涯 一定期間(満期あり)
保険料

割高

※同等の保障内容の定期保険と比較した場合

割安

※同等の保障内容の終身保険と比較した場合

満期保険金 なし なし
解約返戻金 あり

なし

※一部例外あり

以下では、それぞれの保険の概要や種類を解説します。

終身保険とは

終身保険とは、一生涯にわたって死亡保障を備えられる生命保険であり、商品によっては貯蓄性があることが特徴です。

途中解約をした場合でも一般的に一定期間以上、保険料を払い込んでいれば、それまでに払い込んだ以上の解約返戻金を受け取れる場合もあります。

終身保険には主に以下3つの種類があります。

種類

特徴

定額終身保険

契約時に設定した保険金や保険料、解約返戻金などが契約時に決まっている保険

低解約返戻金型終身保険

保険料の払込み期間中、受け取る解約返戻金を低く設定する代わりに、毎月の保険料を抑える保険。

保険料の払込みが完了すると、解約返戻金は定額終身保険と同じぐらいになります

積立利率変動型終身保険

積立利率が経済状況によって保険金額や解約返戻金が変動する保険。

そのため受け取る際の保険金額や解約返戻金が増減します

定期保険とは

一方の定期保険は、契約時に定めた期間に限定して死亡保障を備えられる生命保険です。

保険料は掛け捨て型が多く、途中解約をしても解約返戻金が無い事がほとんどです。

その代わりに同等の保障内容で比較した場合、終身保険よりも保険料負担が少なく済みます

定期保険には主に以下の3種類があります。

種類

特徴

平準定期保険

契約期間中、保障が一定となる保険

逓減定期保険

契約時の保険金額が、年数を重ねるごとに受け取れる死亡保険金は減少していく保険

収入保障保険

逓減定期保険と同じく、年数が経過すると保険金額が減少していくが、保険金を一括ではなく分割で受け取れる保険

次の章からそれぞれの保険商品のメリット・デメリットについて詳しくご紹介します。

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終身保険のメリット・デメリット

終身保険とは、死亡または高度障害状態となった場合に保険会社から保険金が支払われる生命保険です。

ここからは、終身保険のメリット・デメリットを解説します。

終身保険のメリット

終身保険には、次のようなメリットがあります。

終身保険のメリット

  • 保障が一生涯続く
  • 保険料が一定
  • 貯蓄性を持つ商品がある

定期保険と比較した場合の終身保険のメリットは、一生涯にわたって死亡保障を備えられ、一度加入をすれば保険料の金額も一定な点です。

一般的に、生命保険に加入する際は健康状態を告知する義務があり、健康リスクが低い若い世代だと保険料が低くなる傾向にあります。

つまり、年齢が若いうちに終身保険に加入していれば、割安な保険料のまま一生涯の死亡保障を備えられます。

また、貯蓄性を持つ商品の場合、解約すると解約返戻金を受け取れる点もメリットといえます。

終身保険のデメリット

様々なメリットがある一方で、終身保険には次のようなデメリットもあります。

終身保険のデメリット

  • 保険料が割高
  • 保障の見直しがしづらい

終身保険には貯蓄性があるため、同等の保障内容の定期保険と比べた場合、保険料の負担が大きくなる傾向にあります。

また、終身保険は一生涯にわたって継続する前提で保険料が設計されているため、保障内容の見直しがしづらいです。

保険料負担が大きくなりがちな点は、「低解約返戻金型終身保険」を選ぶことで緩和できますが、保険料払込期間中の解約返戻金は縮小されてしまいます。

定期保険のメリット・デメリット

定期保険は、保険契約時に定めた保険期間は死亡保障が得られる生命保険です。

保険期間の定め方は、10年や20年などの年数で定める「年満了(更新型)」、60歳・65歳などの年齢で定める「歳満了(全期型)」があります。

保険期間中に死亡または高度障害状態となった場合、保険会社から保険金が支払われます。

ここからは、定期保険のメリット・デメリットを解説します。

定期保険のメリット

定期保険のメリットは、次のとおりです。

定期保険のメリット

  • 保険料が割安
  • 保障の見直しがしやすい
  • 特定期間の保障を手厚くできる

定期保険のメリットは、終身保険料と比較して割安な保険料で死亡保障を得られる点です。

子供の教育費や住宅ローンなど、特定期間に支出が多い場合でも、月々の保険料負担を抑えながら万が一のリスクに対して手厚い保障を備えられます。

解約返戻金などが受け取れない点はデメリットかもしれませんが、解約返戻金を気にせずにいつでも保険の見直しがしやすいと考えられます。

終身保険を比較検討する期間や特定の期間に絞って手厚い保障を備えたい場合には、定期保険に加入しておくという使い方も可能です。

定期保険のデメリット

一方、定期保険のデメリットは、次のとおりです。

定期保険のデメリット

  • 更新時に同額更新をすると保険料が上がる
  • 満期を迎えると保障がなくなる
  • 解約返戻金がなく、貯蓄性がない

定期保険には解約返戻金がないことが多く、貯蓄性がない点がデメリットです。

また、定期保険を更新する場合、更新するタイミングの年齢に応じた保険料になるため、保険料が上がることが多く、家計の大きな負担になります。

満期を迎えると一切の保障がなくなってしまうので、更新時期に合わせて保障内容の見直しを行い、その時々で必要な保障を考えることをおすすめします。

ただ、満期を迎えたあと、保険商品によっては保険期間を更新することで継続して保障を受けられる定期保険も存在するので、事前に確認をしておきましょう。

終身保険と定期保険、どっちが向いている?

保険に加入する目的を明確にしておくと、終身保険と定期保険のどちらに加入すべきかを判断できます。

たとえば、若い世代で家族がいて死亡保障に重きを置く場合は、毎月の保険料負担が割安で大きな死亡保障を備えられる「定期保険」を検討するのが良いでしょう。

死後の整理資金と子供の教育費や老後資金などの準備を目的とするなら、貯蓄性のある「終身保険」を選ぶことで、万が一の死亡保障を備えながら貯蓄することができます。

ここでは、終身保険と定期保険の特徴を踏まえながら、それぞれの保険に向いている方の特徴を解説します。

終身保険に向いている方

終身保険に向いている方の特徴は、次のとおりです。

終身保険に向いている方

  • 一生涯の保障を考えている方
  • 保障と貯蓄の両方を考えている方
  • 解約返戻金を受け取りたい方

終身保険は、一度加入すれば解約するまで一生涯にわたって死亡保障が継続されることが特徴です。

長期的な死亡保障が欲しい方は、終身保険を選ぶのが良いでしょう。

払い込んだ保険料は契約から一定期間後に途中解約しても、払い込んだ保険料の一部が解約返戻金として返還されるため、無駄になりにくいことも特徴です。

万が一の保障を備えながら、同時に貯蓄にも取り組みたい方は、終身保険がおすすめです。

定期保険に向いている方

一方、終身保険よりも定期保険に向いている方の特徴は、次のとおりです。

定期保険に向いている方

  • 一定期間だけ手厚い保障が欲しい方
  • 月々の保険料を抑えたい方
  • 保険の見直しを定期的にしたい方

定期保険の大きな特徴は、終身保険と同等の保障額でも割安な保険料で備えられる点です。

特約を付帯して保障範囲を拡大しても、終身保険より保険料が割安なケースも珍しくないため、月々の保険料をとにかく安く抑えたい方に向いています

子供が生まれたばかりの世帯や自営業者になったばかりで収入がそこまで多くない方など、一定期間だけ手厚い保障を用意しておきたい方にもおすすめです。

また、定期保険は掛け捨て型タイプのため、保険期間を短くすることで定期的な保険の見直しをしやすい点も特徴です。

上記の特徴に当てはまる方は、定期保険に加入して月々の保険料負担を抑えながら、もしものときのリスクに備えるようにしましょう。

まとめ

監修者からひとこと
諏澤 吉彦
  • 諏澤 吉彦
  • 京都産業大学教授
終身保険と定期保険は、ともに被保険者の死亡を保険事故とした死亡保障型の保険ですが、その必要性や金額は年齢やライフスタイルによって異なります。就職後間もない人であれば、死亡保障より貯蓄を重視するかもしれません。未就労の子供などの被扶養者がいる場合は、手厚い死亡保障を重視するかと思います。子供が独立している場合では、死亡保障よりも医療保障や介護保障の充実を望む人も少なくないでしょう。このように年齢とライフスタイルの変化に伴い、保障ニーズが移行することを前提とすれば、生涯にわたって同じ保険で備え続ける必要はなく、むしろ就職、結婚、子供の誕生・独立、自らの退職などのタイミングで死亡保障、医療・介護保障、個人年金などの生存保障や貯蓄を含めて総合的に見直すことが望まれます。
例えば、就職後に結婚や住宅取得までは、死亡保障より貯蓄性を重視した終身保険に加入しておく。そして、子供ができたら子供の独立時期までの定期保険に追加で加入をして、死亡保障を手厚くするというような方法もあるでしょう。子供の独立後に葬儀費用のためなどの死亡保障で十分となった場合には、払い済み保険の手続きを行い、保険金額を引き下げることができる場合があります。ただし、終身保険に医療特約が付加されていた場合にはこれも消滅するため、注意してください。

万が一のときの死亡保障が得られる生命保険には、大きく分けると「終身保険」と「定期保険」の2種類があります。

終身保険と定期保険の違い
保険 終身保険 定期保険
保障期間 一生涯 一定期間(満期あり)
保険料

割高

※同等の保障内容の定期保険と比較した場合

割安

※同等の保障内容の終身保険と比較した場合

満期保険金 なし なし
解約返戻金 あり

なし

※一部例外あり

終身保険は一度加入すれば、一生涯にわたって死亡保障を得られます。

一方の定期保険は、保険期間が限定されてしまうものの、終身保険よりも割安な保険料で大きな保障を得られる点が特徴です。

それぞれでメリット・デメリットがあるので、保険商品の特徴を理解した上で自分に合った生命保険を選ぶことを心がけましょう。

保険 終身保険 定期保険
メリット
  • 保障が一生涯続く
  • 保険料が一定
  • 解約返戻金を受け取れる
  • 保険料が割安
  • 保障の見直しがしやすい
  • 特定期間の保障を手厚くできる
デメリット
  • 保険料が割高
  • 保障の見直しがしづらい
  • 更新時に同額更新をすると保険料が上がる
  • 満期を迎えると保障がなくなる
  • 解約返戻金がなく、貯蓄性がない

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諏澤 吉彦
諏澤 吉彦
京都産業大学教授
米国St. John’s University College of Insurance(現 Peter J. Tobin College of Business)において経営学修士(優等学位)および理学修士、そして一橋大学大学院商学研究科において博士(商学)を取得。損害保険料率算出機構に勤務した後、京都産業大学経営学部専任講師、准教授を経て現在は教授。Asia-Pacific Risk and Insurance Association理事などを歴任し、現在は生活経済学会理事、日本保険学会評議委員。
所有資格
博士(商学)、Master of Business Administration (Hons.)、Master of Science
専門分野・得意分野
保険、リスクマネジメント、社会保障
小宮 崇之
小宮 崇之
(株)コミヤ保険サービス代表取締役/損害保険プランナー
大学卒業後、信用金庫に入社。金融機関から独立して、中立的な立場でお客様目線の営業をしたいという思いから、保険代理店として独立を決意。保険会社の代理店営業職を経て、損保ジャパンの研修生を5年間経験し、2020年9月に㈱コミヤ保険サービスという保険代理店を設立致しました。現在は、損害保険、生命保険の代理店を経営しております。また、保険代理店の実務経験を生かして、FPとして執筆業や講師業にも取り組んでおります。
所有資格
CFP®(公認ファイナンシャルプランナー) 、TLC(生命保険協会認定FP)、損害保険プランナー、証券外務員一種、日商簿記検定簿記2級
専門分野・得意分野
損害保険、生命保険、投資、税金
中村 翔也
中村 翔也
Webライター/ファイナンシャルプランナー
携帯代理店法人部門にて営業職として2年半勤務後、2017年12月よりwebライターとして独立。通信ジャンルをメインに金融系、保険記事を毎月30本以上執筆。
所有資格
ファイナンシャル・プランニング技能士3級
専門分野・得意分野
保険全般・金融全般・通信全般
ナビナビ保険編集部
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ナビナビ保険編集部は「どこよりも分かりやすい保険情報を届けること」をコンセプトにコンテンツの配信を行っています。

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