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更新 更新:2021.06.11

終身保険とは? メリット・デメリット・注意点を分かりやすく解説します

終身保険とは? メリット・デメリット・注意点を分かりやすく解説します

【図解で分かる】終身保険とは?

終身保険の仕組み

終身保険とは、契約者が死亡または高度障害状態などになると保険金が支払われる生命保険で、一生涯の死亡保障を得ることができ、加入時の保険料が変わらず継続されるのが大きな特徴です。

葬儀費用や身辺整理代・遺された家族の生活費保障として活用されるのが主な加入目的で、保険料の一部は積み立てられるため、途中解約した場合も解約返戻金を受け取ることが可能です。

前田 祐治
ナビナビ保険監修
ARM(米国リスクマネジメント士資格)、CPCU(米国保険士資格)、PhD(博士)、MBA(経営学修士)
前田 祐治

終身保険は一生涯保障が担保され、死亡や高度障害などになれば保険金が受け取れる保険です。保険会社は受け取った保険料を運用し、いずれ確実に支払う保障のために、契約者に代わって運用して積み立てているのです。

重要なことは、積み立てたお金は契約者のお金なので、解約をすればそのキャッシュバリュー(現金価値)が返ってくることです。最近では長生きのリスクに対応するため、キャッシュバリューを利用して退職金を目的とした終身保険を利用する人が多くなりました。

終身保険の保険料払込み期間

終身保険の保険料払込期間は「終身払い」「短期払い」「一時払い」の3種類に分類され、それぞれの特徴は以下のとおりです。

終身保険の保険料払込期間
支払い方法 特徴 解約返戻金 一回の保険料
終身払い 一生涯保険料を払い続ける 低い 低い
短期払い 一定の期間・年齢までに保険料を払い終える※1 払込期間中は低いが、払込満了後は概ね終身払いよりも高い 終身払いよりも高い
一時払い 保険料を一括で支払う 高い 一括払いのため高い
※1 … 10年、15年、20年・60歳、65歳など

一般的には、保険料は支払いを早く終えれば終えるほど、支払う総額が割安になります

より高い貯蓄性を求めるのであれば短期払いを選ぶべきですが、その分、一括で支払う保険料負担は高額となるため、生活に無理がない範囲で可能な支払方法を検討して下さい。

退職金の運用などでまとまった資金などがある場合については、一時払いなども検討しましょう。

前田 祐治
ナビナビ保険監修
ARM(米国リスクマネジメント士資格)、CPCU(米国保険士資格)、PhD(博士)、MBA(経営学修士)
前田 祐治

終身保険は、通常払い込みの期間が決定されています。したがって、保険料の払い済み終了後は、その終身保険をそのまま置いておいて、万が一、現金が必要な時の「備え」と考えると良いと思います。

終身保険の種類と特徴

終身保険には、例えば「低解約返戻金型」「積立利率変動型」といった種類があり、仕組みが異なります。それぞれの種類について、分かりやすく解説します。

終身保険(円建て)

終身保険の仕組み

終身保険は、何歳で亡くなっても保障が続いている限り死亡保険金を受け取れる、もっともスタンダードな保険です。特約を付帯すれば、その他の保障をつけることも可能です。

前田 祐治
ナビナビ保険監修
ARM(米国リスクマネジメント士資格)、CPCU(米国保険士資格)、PhD(博士)、MBA(経営学修士)
前田 祐治

終身保険の期間中の利回りは契約時に決定します。したがって、将来利回りが下がると考えられるとき、終身保険に加入することでお金の運用を高い利回りで維持できるメリットがあります。

保険会社は長期に運用してその利回りを確保する努力をしており、利回りの保証をしてくれています。

低解約返戻金型終身保険

低解約返戻金型終身保険の仕組み

低解約返戻金型終身保険は、保険料払込期間中の解約返戻金が低く抑えられた保険です。

途中で解約した場合の返戻率が従来の終身保険に比べて低くなるものの、代わりに割安の保険料で一生涯の保障を受けられます。

子供の教育資金の準備のために、従来は学資保険に加入する方が多かったですが、最近では学資保険を販売停止している保険会社も多く、代わりに低解約返戻金型の終身保険を活用されるケースも増えています。

積立利率変動型終身保険

積立利率変動型終身保険の仕組み

積立利率変動型終身保険は、契約後も積立利率が市場金利に応じて定期的に見直しされ、将来受け取れる保険金や解約返戻金が変動する終身保険です。

払込期間中に金利が低下した場合、解約返戻金が増加し、金利が上昇した場合は解約返戻金が減少する傾向にあります。

現在では、積立利率変動型終身保険の多くは米ドルなど外貨建ての商品が主流です。保険金や解約返戻金は、受け取り時点の為替の影響を受け、損失が生じる可能性がありますので、加入検討の際は把握しておきましょう。

外貨建て終身保険

外貨建て終身保険の仕組み

保険料、死亡保険金が外貨建てになっている終身保険で、米ドルやユーロなど、円より金利の高い通貨で積み立てることにより、高い貯蓄性が期待できます。

積立利率変動型終身保険と同じく、死亡保険金や解約返戻金を受け取る際は、受け取り時点の為替の影響を受けます

変額保険(終身型)

変額保険(終身型)の仕組み

終身型の変額保険は、運用実績に応じて、将来受け取れる保険金や解約返戻金が変動する仕組みです。基本保険金に上乗せされる変動保険金額が、特別勘定の運用実績によって増減します。

運用結果が好調の場合、保険金や解約返戻金の額が増えます。保険金に関しては最低保証が設定されている商品も多く、最低保証がある場合、運用実績がマイナスだった場合でも最低限の保険金をご家族に遺していただけます。

しかし、解約返戻金に関しては運用結果が低調だと元本割れとなるリスクがあるため、老後資金の準備などで加入する場合、期待した金額を受け取れないこともあるため、加入前によく検討するようにして下さい。

終身保険のメリット・デメリット

終身保険の最大のメリットは、加入時の保険料で一生涯にわたって死亡保障が得られる点です。また、解約する場合も返戻金が戻ってくるため、払い込んだ保険料が無駄になりません。(契約後、短期間で解約した場合は元本割れする場合もある)

また、終身保険の保険料は生命保険料控除の対象となるため、所得税と住民税の対象となる所得から、払込保険料のうち、一定額を控除できます。

終身保険のデメリットは、保険料は掛け捨て型の生命保険と比較すると割高である点や、途中解約すると、解約返戻金が元本割れする点が挙げられます。また、長期保障を前提としており、物価上昇などによって受け取る保険金や返戻金が実質的に目減りするインフレリスクもあります。

終身保険の必要性が高い人・低い人

自分、あるいは家族に終身保険が必要かどうかの目安は、以下のとおりです。

必要な人の特徴1. 自身の葬儀費用を準備したい人

2017年に日本消費者協会が発表した葬儀についてのアンケート調査によると、葬儀費用の平均額は195万円と言われており、一生涯の保障が得られる終身保険は葬儀費用や身辺整理代の準備に向いています。

お葬式代の準備として終身保険を活用する場合は、なるべく若いうちの加入を検討しましょう。高齢になってから加入した場合は、支払う保険料が受け取る保険金より高くなる場合があるためです。

必要な人の特徴2. 保障を受けつつ、子供の教育資金を準備したい人

学資保険未加入者の教育費用の貯め方の調査結果グラフ

子供の教育資金が必要になる時期までに払い込みが終わるように終身保険に加入することで、受け取った解約返戻金を子供の教育資金に充てられます。

「終身保険を解約すると保障がなくなるのでは?」と考える人もいるかと思いますが、終身保険は一部解約(減額)という方法があり、保障を継続しながら解約返戻金の一部を受け取ることが可能です。

似ている仕組みの保険として「学資保険」がありますが、学資保険との違いは親(契約者)の死亡保障にもなり、万が一の場合も保険金を受け取れる場合があります。

必要な人の特徴3. 老後資金の不足をカバーしたい人

【世論調査】老後の生活を心配している理由 棒グラフ

老後2,000万円問題などを背景に、老後生活を公的年金のみに頼るのが現実的でなくなりつつある中、老後資金や介護費用の積み立てとしても終身保険は有用です。

ご自身に万が一のことがあった場合の死亡保障として備えつつ、子供の独立などで保障が必要なくなった場合に解約して老後資金に充てることができます。

必要な人の特徴4. 計画的な貯蓄が苦手な人

終身保険は保険料が変わらず、貯蓄性が高いのが大きなメリットです。

加入さえしてしまえば、その後は自分で解約しない限り、強制的に毎月の保険料が支払われていき、その一部が解約返戻金として積み立てられます。

そのため、コツコツ計画的に貯蓄するのが向いていないと感じる方におすすめです。

不要な人の特徴1. 一時期だけ手厚い保障が欲しい人

終身保険は一生涯の保障が得られるのがメリットですが、保険料は掛け捨て型保険と比較とすると割高になり、一時期だけ手厚い保障が欲しいという場合には不向きです。

結婚・出産などで家族の生活保障を見直す場合、終身保険よりも定期保険や収入保障保険などで一定期間保障を上乗せする方が、家計を圧迫せずに保障を最適化できます。

不要な人の特徴2. 途中解約の可能性が高い人

途中解約する可能性がある場合は、終身保険への加入はおすすめできません。保険料の払い込みを満了する前に途中解約してしまうと、解約返戻金は支払った保険料より少ない金額になることが大半です。

終身保険の活用は長期にわたり契約を継続できることが前提です。就職したばかりで収入が安定しないなどの場合は、必ずしも終身保険がベストな選択肢とは限らないことを覚えておきましょう。

終身保険に関する調査データ

ナビナビ保険で調査した終身保険の月額保険料の相場と、死亡保険金の設定金額は以下の通りです。

月額保険料の相場 死亡保険金の設定金額
終身保険の月額保険料の設定金額の調査結果グラフ 終身保険の死亡保険金設定の調査結果グラフ
  • 月額保険料は「5,000円以上10,000円未満」の人が最多、次いで「10,000円以上15,000円未満」
  • 死亡保険金の設定金額は「1,000万円以上2,000万円未満」の人が最多、次いで「300万円以上500万円未満」(※分からないと回答した人を除く)
調査概要 インターネットによる調査
期間 2020年6月9日~6月16日
エリア 全国
サンプル数 887名
調査機関 Fastask

終身保険に関する口コミ

まとめ

終身保険は、一生涯の死亡保障を得ることができ、加入時の保険料が変わらず継続されるのが大きな特徴で、以下の種類があります。

貯蓄性もあり、ご自身の万が一に備えるだけでなく、学資保険の代わりに教育資金の準備として活用する方法など、多岐にわたります。

一方で、掛け捨て型の保険と比較すると保険料が割高であったり、解約すると解約返戻金が元本割れしてしまうなどのデメリットもあり、一時期だけ手厚い保障が欲しい方などには不向きです。詳しくは終身保険のメリット・デメリットを参照して下さい。

その場合は、「定期保険」や「収入保障保険」など、他の生命保険を比較検討した方がよいでしょう。

終身保険の仕組みが分かったら、下記のシミュレーション機能を利用して実際の商品を確認しましょう。それでも商品を選ぶのが難しいと感じられる方は、FPへの無料相談または電話によるお問い合わせをお気軽にご利用ください。

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品木 彰
この記事の執筆者

品木 彰

大手生命保険会社にて7年半勤務し、チームリーダーや管理職候補として個人営業、法人営業の両方を経験。その後、人材会社で転職コンサルタントとしての勤務を経て、2019年1月よりwebライター/監修者として独立。
所有資格
ファイナンシャル・プランニング技能士2級, 日商簿記検定3級
藤田 匡紀
この記事の監修者

藤田 匡紀

新卒で日本生命保険相互会社に入社し、販売企画・代理店営業など多様な業務に従事。13年間勤務した後「もっと多くの人に、保険の必要性を正しく理解してもらいたい」という思いを胸にエイチームフィナジーに入社、ナビナビ保険の運営に参画。金融機関における顧客向け相続セミナー・研修会の実績も多数あり。
所有資格
AFP資格、証券外務員Ⅱ種
前田 祐治
この記事の監修者

前田 祐治

インディアナ大学ビジネススクールにてMBA(ファイナンス)取得。その後、マーシュ株式会社、東京海上日動保険会社、滋賀大学国際センター特任准教授を経て、現在の関西学院大学 経営戦略研究科 教授に至る。
所有資格
ARM(米国リスクマネジメント士資格)、CPCU(米国保険士資格)、PhD(博士)、MBA(経営学修士)
https://kwansei-ac.jp/faculties/%E5%89%8D%E7%94%B0-%E7%A5%90%E6%B2%BB/
ナビナビ保険編集部
この記事の編集者

ナビナビ保険編集部

ナビナビ保険編集部は「どこよりも分かりやすい保険情報を届けること」をコンセプトにコンテンツの配信を行っています。

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