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更新 更新:2021.07.12

一人暮らしの生活費の平均と内訳は?独身者の理想の生活費と貯蓄額のまとめ

一人暮らしの生活費の平均と内訳は?独身者の理想の生活費と貯蓄額のまとめ

総務省が公表している「家計調査報告書 家計収支編(2020年)」によると、1ヶ月の平均生活費は152,575円と言われており、その内訳として、家賃、食費、光熱費など、さまざまな項目が存在します

この記事では、総務省のデータから一人暮らしの生活費の平均と、その内訳を分かりやすく解説します。また、上手な節約方法や、貯蓄のコツについても合わせて紹介しますので、新生活の準備や、生活費の見直しにお役立て下さい。

一人暮らし以外の生活費については下記のコンテンツで解説していますので、合わせて参考にしてみて下さい。

一人暮らしの生活費の平均と内訳

まず、家計調査のデータから、単身・勤労者世帯の人における生活費の平均額を表にまとめました。

一人暮らしの生活費の内訳
項目 平均 男性 女性
勤め先収入 345,616円 357,293円 325,311円
住居
※家賃地代、設備修繕・維持、設備材料、工事その他のサービス等
38,426円 33,033円 45,968円
食費 36,400円 40,310円 30,779円
電気代 3,665円 3,560円 3,859円
ガス代 2,377円 2,215円 2,639円
上下水道代 1,622円 1,655円 1,568円
その他光熱費 29円 33円 20円
家具・家事用品代 4,407円 3,358円 6,224円
被覆および履物代 5,497円 4,295円 7,257円
保健医療費
※医薬品、保健医療サービス等
3,268円 2,699円 4,124円
交通費 3,604円 3,872円 3,187円
自動車等関係費 6,670円 6,643円 6,646円
通信費 8,811円 10,318円 6,633円
教養娯楽費 18,880円 23,254円 12,059円
その他
※理美容、身の回り品、趣味嗜好品、交際費等
18,920円 17,079円 21,670円
消費支出 152,575円 152,325円 152,633円

※34歳未満の単身・勤労者世帯における生活費内訳を記載しています
参照:「家計調査報告書」家計収支編2020年(令和2年)|総務省統計局e-Stat 

34歳未満単身者の1ヶ月の平均生活費は、約15.2万円でこの中で「住居費」については、お住まいの地域や物件によって大きく金額が異なるため、あくまで目安として参考にしましょう。

安定した貯蓄をしながら一人暮らしをするには、生活費の内訳を項目ごとに把握して、収支を適切に管理していくことが重要になります。特に、把握しておくべき項目は以下のとおりです。

生活費を把握する上で抑えておきたい項目

これから一人暮らしをされる方が、これらの項目をどう考えるべきかを分かりやすく解説します。

家賃

家賃は、生活費の中でも最も大きな割合を占めており、賃貸物件での相場は、収入の3分の1以内と言われています。また、さらに着実に貯蓄をしていきたい場合は「全体収入の25%以内」に抑えるのが理想とされています。

家計調査のデータでは、一人暮らしにおける家賃の平均額は男性が約33,000円、女性が46,000円ですが、家賃はお住まいの地域や物件の間取りなどによって大きく金額が変わりますので、上記の数値はあくまで参考です。

一般的に、家賃相場は郊外の物件の方が都心部よりも安くなる傾向にあります。広い部屋に住みたいけれど家賃は抑えたい、という方は通勤時間なども考慮して、ご自身に合ったエリアの物件を探すようにしましょう。

食費

一人暮らしの人の1ヶ月あたりの食費の平均額は、男性約40,000円、女性は約30,000円です

食費は、節約しすぎると人によっては大きなストレスとなってしまうため、基本的には自炊を心掛け、外食は週1回にするなど、生活の中でメリハリをつけるのがおすすめです

今すぐ実践できる食費の節約方法は下記のコンテンツにまとめていますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

光熱費

一人暮らしの生活費における光熱費の平均額は以下の通りとなっています。

一人暮らしの生活費における光熱費の平均額
性別 平均 男性 女性
電気代 3,665円 3,560円 3,859円
ガス代 2,377円 2,215円 2,639円
上下水道代 1,622円 1,655円 1,568円

※34歳未満の単身・勤労者世帯における生活費内訳を記載しています
参照:「家計調査報告書」家計収支編2020年(令和2年)|総務省統計局e-Stat 

水道光熱費は、季節によって大きく金額が変動し、例えば、電気代に関しては夏場や冬場にはエアコンやストーブの使用機会が増えることで、それ以外の月よりも高額になりやすいです

水道代やガス代も同様に、湯船にお湯を張ったり、追い焚きを利用することで高くなります。光熱費の節約についても、下記コンテンツを合わせて参考にしてみて下さい。

通信費

一人暮らしにおける通信費の平均額は、男性が1ヶ月あたり約10,000円、女性が約6,000円です。ここで言う「通信費」とは、スマートフォンの月額利用料金だけでなく、自宅の固定回線や、WiFiなどの費用も含みます。

まず、スマホの料金は大手キャリアで契約しているのであれば、格安SIMに乗り換えることで、約5,000円ほど節約することができます。また、最近では大手キャリアも料金のシンプル化を進め、20GBが月額3,000円程度で使えるプランを発表しています

固定回線も、利用している携帯キャリアとのセット割がある光回線やWiFiを選ぶことで、月額料金を抑えることができます。

一人暮らしを始めるタイミングは、これらの通信費を見直すいい機会です。ご自身の契約状況に合わせて最適化できる部分がないか検討してみるとよいでしょう。

日用品代・理美容品・趣味など

日用品代や理美容品、趣味などにかける費用の平均額は、男性が約17,000円、女性が約21,000円となっています

日用品代には、シャンプーやトイレットペーパー、洗剤類などの消耗品が挙げられます。

また、理美容品や趣味趣向品にまつわる費用も含まれており、女性の方が理美容品にかける費用が多いと考えられるため、金額に差があります。

これらの費用を抑えるには、日用品はコンビニではなくスーパーやドラッグストアのタイムセールを狙って安く購入することや、趣味にかける金額はあらかじめ決めておくことが大切です。

交遊費

一人暮らしを始めると、知り合いや会社の同僚と飲みに行ったり、遊びに行ったりする機会が増えることでしょう。

一度の食事代で5,000円前後の費用がかかることも多いので、1~2週間に1回程度の頻度に留めるなど意識するようにした上で、毎月の上限額をあらかじめ決めておくことで、お金の使い過ぎを防ぎましょう。

医療費・保険代

一人暮らしにおける医療費や保険代は、男性の平均額が約2,600円、女性の平均額は約4,000円程度です

一人暮らしの場合、体調を崩した際に、頼れる人が近場に住んでいるとは限りません。ですので、万が一の事態に備えて、薬を常備したり、病気や大きなケガで働けなくなったときに備えて、保険への加入なども検討してみてもよいかもしれません

ケガや病気への備えが万全か不安な方は、現在のご自身の状況から最適なライフプランを提供してくれるFP相談がおすすめです。

一人暮らし世帯における貯金額の平均

金融広報中央委員会の情報サイト「知るぽると」によると、『2020年における年間手取り収入(税引き後)』は、20歳代で平均230万円と公表されています。

同じ統計データから20代の収入からの貯蓄割合を確認してみましょう。

20代の年間手取り収入(臨時収入を含む)からの貯蓄割合(金融資産保有世帯)
年間収入からの貯蓄割合
(年間貯蓄額)
1ヶ月あたりの貯金額 20代の割合
5%
(11.5万円)未満
9,583円 7.1%
5〜10%
(11.5万円〜23万円)未満
9,583円〜19,167円 12.3%
10〜15%
(23万円〜34.5万円)未満
19,167円〜28,750円 14.4%
15〜20%
(34.5万円〜46万円)未満
28,750円〜38,333円 3.3%
20〜25%
(46万円〜57.5万円)未満
38,333円〜47,917円 10.4%
25〜30%
(57.5万円〜69万円)未満
47,917円〜57,500円 3.5%
30〜35%
(69万円〜80.5万円)未満
57,500円〜67,083円 9.5%
35%以上
(80.5万円)
67,083円~ 17.2%
貯蓄をしていない - 22.3%

※記載の金額は20歳代の年間手取り収入(税引き後)の平均値230万円と想定した場合の割合に対する金額です
参照:1. 金融資産の状況等|各種分類別データ(令和2年)|知るぽると

上記のデータによると、もっとも割合の大きいのは年間収入の10~15%未満で、年間23万円~34.5万円を貯蓄しており、1ヶ月あたりの金額は19,167円~28,750円になります

あくまで上記は目安のデータですが、ご自身の収入と照らし合わせて貯蓄の参考にしましょう。

一人暮らしで生活費を節約するための4つのポイント

一人暮らしで生活費を節約するために、以下の4つのポイントを意識するようにしましょう。

一人暮らしで生活費を節約するための4つのポイント

  1. 目標とする貯金額を決める
  2. 毎月の支出を把握する
  3. 家計簿をつける
  4. 先取り貯金をする

まず、生活費を節約する目的や目標貯金額を決めておくことで、日々のお金の使い方を見直すことにつながります。そのうえで、毎月の支出を把握することが大切です。

支出を把握するのにおすすめなのが家計簿をつけることです。支出を見える化することで、生活費の項目の中でより節約できる箇所を見つけやすくなります。

家計簿をつけるのが苦手という方は、レシートを簡単にまとめておくなどでも大丈夫です。大切なのは、あくまで支出を把握する手段を確保することです。家計簿の上手な付け方については、以下のコンテンツを合わせて参考にして下さい。


また、給料が入ったらあらかじめ一定額を貯金に回し、残ったお金で生活する先取り貯金」も非常におすすめです

これらを意識するだけで、一人暮らしであってもお金を貯めていくことができるので、ぜひ実践してみて下さい。

まとめ

一人暮らしの生活費と、上手な貯蓄と節約のコツについて解説しました、最後に振り返りをしましょう。

総務省が公表しているデータによると、1ヶ月の平均生活費は152,575円と言われており、その内訳として、家賃、食費、光熱費など、さまざまな項目が存在します。それぞれの項目は以下のとおりです。

生活費を把握する上で抑えておきたい項目

安定した貯蓄をしながら一人暮らしをするには、生活費の内訳を項目ごとに把握して、収支を適切に管理していくことが重要になります。

また「20歳代の一人暮らし世帯における貯金額の平均」「一人暮らしで生活費を節約するための4つのポイント」も参考に、ご自身の生活に合った貯蓄の参考にしましょう。

一人暮らしであっても、生活費はちょっとした工夫をするだけで簡単に節約できるものも多いです。ただ、節約しようと意識しすぎるのも人によっては大きなストレスになる可能性があるので、たまには贅沢してみるなど、メリハリをつけるのが大切です。

これから初めて一人暮らしをする人は、ご紹介した金額を目安にして効率良く生活費を節約してみてください。

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藤田 匡紀

藤田 匡紀

新卒で日本生命保険相互会社に入社し、販売企画・代理店営業など多様な業務に従事。13年間勤務した後「もっと多くの人に、保険の必要性を正しく理解してもらいたい」という思いを胸にエイチームフィナジーに入社、ナビナビ保険の運営に参画。金融機関における顧客向け相続セミナー・研修会の実績も多数あり。
所有資格
AFP資格、証券外務員Ⅱ種
専門分野・得意分野
生命保険全般、資産運用
中村 翔也

中村 翔也

携帯代理店法人部門にて営業職として2年半勤務後、2017年12月よりwebライターとして独立。通信ジャンルをメインに金融系、保険記事を毎月30本以上執筆。
所有資格
ファイナンシャル・プランニング技能士3級
ナビナビ保険編集部

ナビナビ保険編集部

ナビナビ保険編集部は「どこよりも分かりやすい保険情報を届けること」をコンセプトにコンテンツの配信を行っています。

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