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毎月の光熱費を節約したいと思っても、具体的に何をどのように見直せば良いかわからない人も多いのではないでしょうか。
この記事では、今すぐにできる水道光熱費の節約方法を「電気・ガス・水道代」の3項目に分けてご紹介していきます。
毎月の水道光熱費を上手に節約することができれば、一年間で数万円以上もの大きな金額を浮かせられるようになります。
水道光熱費に絞って節約方法をご紹介していきますが、それ以外にも家計の負担を抑えるための方法はたくさんあるので、詳細が気になる方はこちらの記事も合わせてご覧ください。
世帯別に見る水道光熱費の平均額
水道光熱費を節約するにあたって、まずは世帯別における水道光熱費の平均額から確認していきましょう。
総務省が公表する2022年度の家計調査によると、世帯人員別における水道光熱費の月額平均は以下の通りとなっています。
| 世帯人員 | 1人 | 2人 | 3人 | 4人 |
|---|---|---|---|---|
| 電気代 | 6,808円 | 11,307円 | 13,157円 | 13,948円 |
| ガス代 | 3,331円 | 4,900円 | 5,555円 | 5,427円 |
| 他の光熱費 | 843円 | 1,600円 | 1,445円 | 1,005円 |
| 上下水道料 | 2,116円 | 4,229円 | 5,500円 | 6,196円 |
| 光熱・水道合計 | 13,098円 | 22,037円 | 25,657円 | 26,577円 |
参照:家計調査/家計収支編 総世帯 詳細結果表 2022年|e-Stat
世帯別に1ヵ月あたりの水道光熱費は異なりますが、平均すると1ヵ月あたりの水道光熱費は単身世帯で13,000円程度、2人以上の世帯でおよそ22,000円となっています。
2人以上の世帯では部屋の照明やエアコンによる空調、テレビなどの電気代が共有されるケースが多いため、世帯人数が多い場合には1人あたりにかかる水道光熱費は低くなる傾向にあります。
また総務省統計局の調査によると、2人以上の世帯における光熱費は、勤労者世帯と65歳以上の夫婦無職世帯のどちらも2万円を超える金額となっています。
2人以上の世帯における光熱費
- 勤労者世帯:24,524円
- 65歳以上の夫婦無職世帯:22,611円
なお、電気代や水道代はお住いの地域によって金額が異なるため、必ずしも上記の平均額が当てはまるわけではありません。
これらの平均額はあくまで目安として捉え、ご自身の家計状況に照らし合わせた上で各項目の節約方法を実践してみてください。
光熱費の節約1. 電気代の節約方法
最初に電気代を節約するための方法からご紹介していきます。
電気代を節約するためには、以下の方法が有効的です。
電気代の節約方法
- 電力会社を見直す
- 料金プラン・契約アンペア数を見直す
- 支払い方法を見直す
- 最新家電への買い替え
- 主電源を切る(待機電力を抑える)
以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
光熱費の節約2. ガス代・水道代の節約方法
電気代に続いて、ガス代と水道代の節約方法についても見ていきましょう。
毎月のガス代と水道代を節約するためには以下の方法を実践するのが効果的です。
ガス代・水道代の節約方法
各項目における具体的な内容について解説していきます。
1. ガス会社を切り替える
2017年4月から都市ガスの自由化が開始され、これまでのガス会社以外に様々な企業がガスの小売事業に参画しています。
電力の自由化と同様で、供給元はこれまでと同様で契約先が変わるだけなので品質が変わるようなことは一切なく、切り替えも簡単な手続きだけで済みます。
企業によって毎月のガス代金が変わってくる他、ポイントがついたり電気とのセットで割引が受けられたりと特典が豊富なサービスも数多く登場しているので、ガス会社を切り替えるのは非常におすすめの方法です。
2. プロパンガスから都市ガスに切り替える
現在の日本では、プロパンガス(液化石油ガス)と都市ガス(液化天然ガス)の2種類があります。

一般的に、プロパンガスはボンベの配送・交換費用がかかることから都市ガスよりもガス代が高めに設定されています。
たとえば、プロパンガスと都市ガス、それぞれ同じ量のガスを使用した場合の料金は以下の通りとなっています。
プロパンガスと都市ガスの東京都における平均価格
- プロパンガス:基本料金1,855円、従量単価1m3あたり613円〜
- 都市ガス:基本料金1,056円(使用量20m3〜80m3)、従量単価1m3あたり130.46円〜
※記載の金額は2023年6月現在における一戸建ての単価です参照:東京都プロパンガス料金の適性と相場|プロパンガス料金消費者協会参照:ガス料金表(家庭用/業務用・工業用 共通)|東京ガス
ガスの使用量には若干の差があるものの、平均値として20m3のガスを使用した場合、プロパンガスと都市ガスの違いによって基本料金だけで800円近い金額の差が出ています。
また、プロパンガス1m3あたりの従量単価は都市ガスのおよそ5倍と非常に高い金額となっているので、都市ガスに切り替えるだけで非常に大きな節約効果が見込めるでしょう。
なお、都市ガスへの切り替えが難しい場合には、長期的な目線で考えて物件を引っ越すことも視野に入れておくのが良さそうです。
- 和田 由貴
- 消費生活アドバイザー(内閣総理大臣及び経済産業大臣事業認定資格)
オール電化や灯油ボイラーを使用しているご家庭では、ガス代はかかりませんが、いずれにしても給湯のコストはかなり大きいので、お湯を使う場所を重点的に気を付けると良いでしょう。
3. コンロの周りを小まめに掃除する
ガスコンロの周りをこまめに掃除することもガス代の節約につながります。
焦げや油汚れ、埃などをそのままにしておくとガスの噴出口が詰まってしまい、火力や熱効率が弱まる原因となります。
火力が弱いと長時間の調理を行うことになってしまうので、ガス代がかさむことになりかねません。
常にガスコンロの周りを掃除しておくことで無駄なガスを使う機会を減らすことができ、結果としてガス代の節約につながります。
また、時間が経過すると油汚れはどんどん落ちにくくなるので、こまめに清掃する癖を身に着けましょう。
4. 電子レンジや電気ケトルを活用する
調理を行う際、電子レンジや電気ケトルを活用することでガス代を節約することができます。
たとえば、野菜の下茹でやパスタなどを茹でる際はシリコンスチーマーを購入して電子レンジを活用することでガス代とともに時間の節約にもつながります。
煮物料理をする際も圧力鍋を活用することで不要なガス代をカットすることができるでしょう。
お湯を沸かす場合も、ガス代よりも電気代のほうが安いことから電気ケトルを使うのがおすすめです。
このように、調理を行う際になるべくガスを使わない方法を活用することでガス代を節約できるようになるので、ぜひ覚えておくようにしましょう。
- 和田 由貴
- 消費生活アドバイザー(内閣総理大臣及び経済産業大臣事業認定資格)
しかし、カレーの材料をまとめて電子レンジで加熱調理しようとすれば、余計に時間も光熱費もかかり無駄になります。電気ケトルを使う際は、少量の水を沸かす方がコスト面でメリットがあるなど、それぞれ特性があるので、それらを活かして光熱費の節約に役立てましょう。
5. お風呂の入り方を見直す
水道代の節約方法として、まずはお風呂の入り方を見直すことから始めてみましょう。
たとえば、体や頭を洗うときにシャワーの水を出しっぱなしにしていないか、追い焚き機能を頻繁に使っていないかを確認してみてください。
シャワーは毎分約10リットルもの大量の水が流れているので、こまめに止めて節水することを心がけるだけでも大きな節約効果が見込めます。
※参照:TOTO | みんなのお風呂事情Part2 シャワーを1分間使うとどれぐらいのお湯が流れるのでしょう
家族で別々にお風呂に入っているのであれば、年齢的な問題がない限りは一緒に入ることで無駄な追い焚きを防ぐことができ、結果として水道代の節約になります。
また、昨今では節水機能を持った「節水シャワーヘッド」という商品も登場しているので、シャワーヘッドを買い換えるだけで節水効果が期待できるので、ぜひ購入を検討してみてください。
6. 食器洗い乾燥機を活用する
食器を洗う際、ガス給湯器のお湯で洗うよりも食器洗い乾燥機を活用したほうが、トータルの費用を節約できることが多いです。
ガス代よりも電気代の方が安い場合があり、食器洗い中に水を出しっぱなしにすることを防ぐ効果があるためです。
購入費用はかかるものの、長い目で見れば非常に大きな節約効果が見込め、さらに時間の節約にもつながるので食器洗い乾燥機を活用するのは非常におすすめの方法といえます。
7. 洗濯機の使い方を考える
洗濯での節水方法は、以下の3点です。
洗濯での節水方法
- 洗濯物の容量は8割程度にする
- 洗剤は既定の量
- 「洗い」にはお風呂の残り湯を使用する
洗濯機には、洗濯容量がそれぞれ設定されています。この容量を超えてしまうと、負担がかかるのでかえって多くの電気を消費してしまいます。
洗剤の量を少なくすることは、汚れが落ちづらくなり再び洗う手間が増えるので、既定の量を守りましょう。
- 和田 由貴
- 消費生活アドバイザー(内閣総理大臣及び経済産業大臣事業認定資格)
乾燥機能を使用する場合は、多くの電力がかかります。全自動洗濯機は、ヒーター式とヒートポンプ式があります。ヒーター式はランニングコストがかなり高く、頻繁に使用するには向いていません。ヒートポンプ式は、本体自体は高額ですが、洗濯頻度が多い場合はこちらを選ぶ方がコストを抑えられます。それぞれの特徴を把握して選びましょう。
光熱費以外の節約方法
光熱費以外の節約方法
食費を節約する
食費を節約するのにおすすめなのは、自炊をすることコンビニの利用を控えることです。
最近は、SNSで簡単レシピが多く紹介されているので、手軽に自炊が始められます。
コンビニは、便利ではありますが、販売されている商品は割高なものが多いです。
絶対にコンビニを利用しないというのは難しいかと思うので、程々に利用しながらも無駄遣いはしないように気をつけましょう。
居住費を節約する
居住費を節約するには、まず、家賃が収入と見合っているか確かめてみましょう。
自分の収入の3分の1程度が理想と言われています。
また、賃貸契約の更新のタイミングで、大家さんや管理会社に家賃交渉をするのもおすすめです。
今住んでいる部屋の条件に近い物件の家賃相場と比べてみて、高ければ交渉してみましょう。
保険料を節約する
生命保険に加入してから何年も経過している場合、一度保障内容などを見直してみましょう。
同じ保障内容でも、より保険料が抑えられた新しい保険商品が出ている場合があります。
相談だけなら無料で対応している窓口も多いので、ぜひこの機会にファイナンシャルプランナーへ相談してみましょう。
通信費を節約する
通信費の節約におすすめなのは、格安SIMに乗り換えることです。
格安SIMの料金プランは、毎月500円から利用できるプランも存在します。
乗り換えが面倒でわかりにくいと思っている方も多いと思いますが、最近は店舗があるキャリアも増えています。
ネットだけでは不安の方は、店舗で相談してみるのもおすすめです。
車の維持費を節約する
車は本体代だけでなく、維持費も多くかかります。
その中で手軽にできる節約方法としては、契約している任意保険を見直すことです。
長期間車に乗る場合は、保険の契約期間を長く設定しておき、保険料をまとめて払っておきましょう。
そうすることで、1ヵ月当たりの保険料は安くなるはずです。
また、補償内容やプランが適切かどうかも見ておきましょう。
車に乗る頻度によって、ご自身に必要な補償は変わってきますので、ぜひ確認してみましょう。
特に、車両保険の保険料は高いので、見直しをしてみましょう。
光熱費の節約についてよくある質問 Q&A
光熱費の節約についてよくある質問
Q. 二人暮らしでの光熱費を節約するにはどのような工夫がありますか?
二人暮らしでは、共同利用によって光熱費を抑えるのがおすすめです。
例えば、お風呂の追い焚きは非常にコストのかかる機能なので、お風呂が冷めないうちに2人ともお風呂に入ることや、リビングの電光等を明るくしてそれぞれが別のスタンドライトを使わなくて良くするなどの工夫が挙げられます。
Q. 光熱費の節約って意味ないと言われるのは本当ですか?
光熱費の節約は、決して意味のないことではありません。
1日数十円の電気の節約ならまだしも、お風呂の追い焚き機能など1回数十円かかるものを何度も繰り返し利用していると、月々では数千円の違いが出てきます。
1つの意識を変えるだけで、家族で余計に1回外食できると考えれば、その節約にはしっかり意味があると言えるでしょう。
まとめ
この記事では、毎月の水道光熱費を節約するための具体的な方法についてご紹介してきました。
改めて、項目ごとに分けた「水道光熱費を節約する方法」を確認しておきましょう。
| 項目 | 節約方法 |
|---|---|
| 電気代 |
|
| ガス代 |
|
| 水道代 |
|
この記事でご紹介した節約方法はあくまで一例なので、上記以外にも節約できそうな項目がある場合には積極的に支出を減らす工夫をしてみてください。
特に、毎月の支出を減らすためには水道光熱費を含めた「固定費の見直し」が重要です。
以下の記事で固定費の見直しをする際の具体的なポイントについて解説しているので、こちらの記事も合わせてぜひご覧ください。