今回は、メディケア生命の本社へお伺いし、商品企画部長の山﨑さんにメディケア生命の強みや商品の魅力などお話を伺ってきました。
メディケア生命は、住友生命の100%子会社です。
保有契約件数も170万件を突破され、「お客さまにとって保険を身近なものとする」という経営ビジョン、2020 年 2月公表の「もっと!フィット!」をスローガンに掲げる「ブランドビジョン」のもと、医療保険を中心に商品ラインアップの拡大を図り、お客さまにとって最適な商品・サービスの提供に努めてこられた保険会社です。(2023年8月時点)
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メディケア生命 山﨑さんのご紹介
- 現在メディケア生命の商品企画部長を担当。
- 新商品の企画開発や既存商品の改定、金融庁との調整、お客さまにお渡しする商品パンフレットの作成などを行われており、お客さまのニーズにお応えする商品を届けられるよう日々取り組まれている。
メディケア生命の強み
ナビナビ保険編集部
まず、メディケア生命の強みについて教えてください!
メディケア生命 山﨑さん
私が担当している商品の魅力はもちろん後ほどアピールしたいですが、1番は、社内の風通しが良く、部門を超えた協力体制を迅速に構築したりなど、様々な課題について全社一丸となって取り組むといった「総合力」の強い会社というところでしょうか。
ナビナビ保険編集部
何か印象的なエピソードはありますか?
メディケア生命 山﨑さん
昨年の夏のコロナ禍では、お客さまからお問合せの電話が多く寄せられ、コールセンター等の電話が非常につながりにくい状況になりました。
その際に、部長層ですぐに認識の共有を図り、全社的な応援体制を敷くことを即決し、どのような体制で臨むかの検討を開始しました。
ナビナビ保険編集部
保険会社は組織も大きく何かする際には多くの時間がかかってしまうというイメージがあります。素早く体制を構築する中で、問題などはなかったのでしょうか?
メディケア生命 山﨑さん
例えば、普段、電話に慣れていない従業員がお問い合わせの対応をすることによって、お客さまに十分なサービスの提供が可能かという懸念がありました。
しかし、増員したオペーレーターをコロナにおける給付金請求の応対に特化することで、十分な応対が可能と判断しました。
部署間で良好な連携が取れていたため、最終的に3日で応援体制を整えることができました。
ナビナビ保険編集部
3日!それはすごいですね!なぜそこまで迅速に行動ができたのでしょうか?
メディケア生命 山﨑さん
メディケア生命自体が元々そのような社風で、コロナの際も社内には「お客さまの疑問にできる限り早くお答えしご迷惑をかけないことが一番、多くのお客さまができる限り早く給付金を受け取れるようにすることが大事」という共通認識がありました。
この考え方の元に、全社一丸となって取り組むことができました。
ナビナビ保険編集部
メディケア生命の方々全員が共通認識を持って行動できていたということですね!
商品の企画・開発の際に意識されていること
ナビナビ保険編集部
次に商品の企画・開発をされる際に意識されていることはありますか?
メディケア生命 山﨑さん
独善的な考え方にならないように、コールセンターやホールセラーに寄せられたお客さまや代理店さまからのご意見を参考にしています。
ナビナビ保険編集部
社内だけではなくお客さまや代理店さまなど様々な意見を取り入れていらっしゃるのですね!
メディケア生命 山﨑さん
収益性や法律面など技術的な分析は勿論大事ですが、お客さまから見たらどうか、代理店さまからみたらどうかなど、様々な視点からのご意見を伺い、集約していく必要があると思っています。
他社商品との差別化について
ナビナビ保険編集部
商品開発をする際に、どういった点を意識されていますか?
メディケア生命 山﨑さん
メディケア生命としては、入院・手術といった基本の備えである主契約部分、商品名称を新メディフィットA(エース)といいますが、この部分の保障内容や保険料について、わかりやすく、加入しやすい保険料でご提供することをまずは中心に考えております。
その上で、お客さまのニーズに応じて幅広い特約のラインアップをご用意したいと考えて商品開発を行っております。
例えば、メディケア生命では女性の通院ニーズを取り入れた「特定女性疾病通院治療特約」という医療保険に付加することができる特約があります。
ナビナビ保険編集部
この商品はどういった経緯で思いついたのでしょうか?
メディケア生命 山﨑さん
女性特有の疾病では通院による治療が多くおこなわれているというデータがきっかけです。
入院の有無にかかわらず、お支払いすることができることも商品の大きな特徴のひとつです。
この商品を提供することで、お客さまのお役に立てると判断し開発に至りました。
ナビナビ保険編集部
そういったデータの分析からもお客さまのニーズを見出し、商品の開発をされていらっしゃるのですね!
メディケア生命 山﨑さん
他にも公的な制度の動きがあれば、その制度施行による社会的影響と新たな保険ニーズの顕在化や必要性などを考慮し商品の開発を検討しています。
ナビナビ保険編集部
実際、商品開発ってどれくらいの時間がかかるものなのですか?
メディケア生命 山﨑さん
長いもので2、3年かかるものもあります。
様々なデータや公的制度の動き、そして他社さまの商品などを日々研究し、この商品であれば2、3年後のお客さまのニーズにお応えできるかもしれないと予測しながら開発をするようにしています。
日々担当している仕事のやりがい
ナビナビ保険編集部
では次に、今、担当されている仕事でのやりがいを教えてください。
メディケア生命 山﨑さん
実際に開発に携わった商品が販売されて、お客様のお役に立てたときですね。
ナビナビ保険編集部
2,3年かけて開発した商品がリリースされて、お客様のお役に立てたらとてもうれしいですよね。
実際にお客様からお声をもらえる機会はあるのでしょうか?
メディケア生命 山﨑さん
先ほども少し触れましたが、弊社にはお客さまからコールセンターに頂いたご意見や、ホールセラーを通じたお客さまや代理店さまのご意見がいつでも閲覧できる仕組みがあります。
その中で、メディケア生命の医療保険に入っていてよかった、この特約が役に立ったというお声を目にすると、嬉しく思います。
ナビナビ保険編集部
やはりお客さまからのそういったお声は嬉しいですよね。
メディケア生命 山﨑さん
また、商品開発というと日々データを分析したりしてパソコンとにらめっこしているイメージがあるかもしれませんが、こういった聞き取りや各部署・金融庁との調整などもあるので、人との関わりも役割として大きく、そういった面もやりがいの1つです。
ナビナビ保険編集部
そうなんですね。
それは全然知りませんでした。
メディケア生命 山﨑さん
苦労することも多いですが、関係する各部門の意見を調整して、方針を固めて全社一丸となって進んで道筋をつけたときなどは非常に充実感があったりしますね。
ナビナビ保険編集部
商品企画といってもディレクションのような役割もあるんですね!
数値の分析だけでなく、実際のお客様の声も大事にして、様々な部署と連携しながら企画・開発されているんですね。
新メディフィットA(エース)の魅力
メディケア生命の主力商品である医療終身保険「新メディフィットA(エース)」の魅力についてお伺いしました。
ナビナビ保険編集部
次に、「新メディフィットA(エース)」の魅力を教えてください!
メディケア生命 山﨑さん
まずは、保障内容をわかりやすく、できるだけお客さまが加入しやすい保険料に設定している点です。
お手頃な保険料で提供することで、多くの方に加入をご検討をいただいていると思っております。
ナビナビ保険編集部
保険を検討する際に、保険料は重要なポイントになりますよね。
メディケア生命 山﨑さん
そうなんです。
さらに、先ほどの「特定女性疾病通院治療特約」に加えて、「継続入院・在宅療養収入サポート特約」という商品は業界内でも新しい切り口として提供しています。
ナビナビ保険編集部
確かに、婦人科への通院やご自宅で治療をしていくとなると、予想外のお金がかかることもありますよね……
メディケア生命 山﨑さん
データでも示されている通り、最近は平均入院期間が短くなっていたり、入院するような状況でもご自宅で療養することが増えてきています。
このような今の時代にフィットした、通院・在宅療養の保障を提供できていることも魅力の1つだと思っています。
新しく設置された「がん・介護保険料免除特約」とは?
新しくお客様のニーズにお応えできるよう設置された「がん・介護保険料払込免除特約」についてもお聞きしました。
メディケア生命 山﨑さん
がんと診断確定または要介護2以上に認定されたとき、以後の保険料のお払込みが免除になる「がん・介護保険料払込免除特約」という特約があります。
ナビナビ保険編集部
この特約はお客さまのお声から開発されたと伺いました。
メディケア生命 山﨑さん
はい、弊社では3疾病(がん、心疾患、脳血管疾患)まで広く保障した特約もご用意していますが、その場合どうしても保険料が高くなってしまいます。
保障を確保しつつ保険料を調整したい、そのようなお客さまのお声を元に開発したのがこの特約です。
ナビナビ保険編集部
このような特約があると、お客さまのニーズに合わせたカスタマイズができてとても良いですね。
メディケア生命 山﨑さん
そうですね。弊社では、お客さまにフィットした保険をご選択頂けるように様々な特約をご用意しております。
ナビナビ保険編集部
パンフレットも事前に拝見しましたが、新しい特約も分かりやすく、図や数値を用いて記載されていてとても分かりやすかったです!
メディケア生命 山﨑さん
色合いなども工夫しておりまして、保険ショップや金融機関で実際にお客さまへ説明をされている方からもご好評をいただいております。
また、パンフレットの構成も最初に商品の全体像をイメージできるようにしており、気になる保険料も年齢ごとに確認できるようにし、お客さまに理解をしていただきやすくなるように作成しています。
ナビナビ保険編集部
なるほど……!
これから違う目線でパンフレットが見れそうです。
今後会社として注力していきたいこと
ナビナビ保険編集部
では、最後に今後メディケア生命として注力していきたいことを教えていただけますでしょうか。
メディケア生命 山﨑さん
当然のことですが、お客さまにとって魅力的な商品をできるだけ早く、数多く提供することで、お客さまの期待に応え続けられると思っています。
また、新しい商品を発売する際には、保険ショップや金融機関などの代理店さまにPRしていくため、お客さまだけでなく販売担当者さまともコンタクトの機会が増え、メディケア生命をより知ってもらえると思っています。
ナビナビ保険編集部
お客さまに知ってもらうことはもちろん重要ですが、実際にお客さまに販売をされている代理店さまに知ってもらうことも大切なんですね。
メディケア生命 山﨑さん
やはり、商品の魅力だけでなく、販売担当者さまや様々なサポートをいただいている皆さまの力で成り立っている会社ですので、関わりを大事にしています。
社内のコールセンターやサポートデスク、お申込み時の対応や給付金支払なども含めて、風通しのよい社風の強みを生かした「総合力」で皆さんに選ばれる会社にしたいと考えております。
ナビナビ保険編集部
今回、インタビューを通じてメディケア生命の強みは「総合力」というのをすごく感じました!
本日は、お時間をいただき、ありがとうございました!
メディケア生命 山﨑さん
こちらこそありがとうございました。
まとめ
今回は、メディケア生命へお伺いし、メディケア生命の魅力・商品の開発についてお話を聞くことができました。
お話を聞く中で、メディケア生命の強みは迅速な対応と行動力にあるという印象を受けました。
また、商品開発の際もデータ分析などの定量的なことだけでなく、お客さまの声やホールセラーの方々に寄せられた代理店さまからの声も重視して商品を作っていると聞いて、お客さま目線で商品を考えている会社だと感じました。
改めて、本日はありがとうございました!
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