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更新 更新:2022.08.16

大学生の平均貯金額はいくら? 一人暮らしでもできるおすすめの貯金方法を解説

大学生の平均貯金額はいくら? 一人暮らしでもできるおすすめの貯金方法を解説
執筆者

中村 翔也

ファイナンシャルプランナー
所有資格
ファイナンシャル・プランニング技能士3級
専門分野・得意分野
保険全般・金融全般・通信全般

大学生になると、サークル活動やアルバイト、新しい友人との出会いといったイベントが盛りだくさんです。

とはいえ、大学生にもなれば様々な場面で何かとお金がかかるので、なかなか上手く貯金ができずに困っている人も多いのではないでしょうか。

大学生の平均貯金額を解説した上で、一人暮らしでもできるおすすめの貯金方法や節約術をご紹介します。

大学生が生命保険によって備えた方がよいリスクについては、下記の記事でくわしく説明しています。合わせてぜひ参考にしてください。

大学生の平均貯金額は1ヶ月あたり16,500円!

全国大学生協連が公開する「第57回学生生活実態調査(2021年10〜11月実施)」を参照すると、実家暮らしの大学生は月に18,850円、一人暮らしや下宿先で生活する人は月に14,300円を貯金していることがわかりました。

これらを平均すると、大学生の平均貯金額は1ヶ月あたり16,575円となり、年間で198,900円を貯金に回している計算です。

なお、1ヶ月あたりの収入額は自宅生で63,630円、下宿生で125,280円(仕送り込み)となっています。

住んでいる地域や居住環境によって収入面や支出額は変わりますが、日本全国の大学生は平均して収入の約1〜3割を貯金しているといえるでしょう。

大学生の貯金の使い道

大学生の貯金の使い道として多いものは、次の項目が挙げられます。

ここでは、大学生協連の「第57回学生生活実態調査」を参照しながら、大まかに必要な支出額を見ていきます。

国内旅行や海外旅行

大学生になると活動範囲が広がり、日本国内や海外に旅行へ行く人も大勢います。

大学生協連の調査によると、2021年4月〜9月の国内旅行における支出額は52,300円、海外旅行で117,200円となっています。

旅行先や滞在日数によっても変動しますが、旅行費用としてはおおむね5〜12万円程度が必要といえるでしょう。

サークルや体育会、ゼミなどの合宿費・活動費

大学生の醍醐味のひとつがサークルや体育会、ゼミなどの活動といえます。

全国大学生協連によると、大学生の合宿費は次のようになっています。

大学生の合宿費用

  • 2019年度:47,100円
  • 2020年度:25,400円
  • 2021年度:29,900円

合宿費用の遷移として、2019年度は5万円弱となっていた支出額が、2020年度にはおよそ半額程度にまで下がっています。

2020年度は新型コロナウイルスの影響を受けて合宿を自粛するところが多く、2021年度になって活動を再開する団体が増えたものと推測されます。

また、大学での合宿は年に2回(春・秋、または夏・冬など)行われることが多いので、1年で約5〜10万円ほどの合宿費が必要です。

大学在学中、トータルでいえば数十万円以上の出費が発生するので、学校生活を送りながらアルバイトをするなどして、事前に貯金をしておく必要性は高いといえるでしょう。

自動車免許やその他資格の取得費用

大学在学中に自動車免許やその他の資格を取得する人も少なくありません。大学生協連の調査では、2021年度の運転免許取得にかかった費用は259,100円となっています。

また、それ以外の資格や語学習得のための各種スクール費用は81,400円であることがわかっています。

調査の対象期間は2021年4月〜9月にかけての半年間なので、実際にはこれ以上の金額が必要となる計算です。

就職活動費

大学生のお金の使い道として多いのが「就職活動費」です。大学生協連の調査では、2021年度の就職活動費の平均額が30,800円であることがわかっています。

就職活動のためには、企業が指定する面接会場まで実費で足を運ばなければなりません。また、それ以外にもSPIテストや面接に備えるための参考書籍や練習会に参加する際にも、ある程度の費用がかかります。

就職活動用のリクルートスーツの購入費用がかかることも考えられるので、場合によってはさらに数万円以上の支出が加算されるでしょう。

人によっては親が出してくれることもありますが、自分で就職活動費を貯金しておくのが一般的なので、将来を見据えて大学在学中に貯金をしておく必要があります。

高額商品の購入費用

貯金をする目的として最も多いのが、高額商品の購入費用です。

大学生協連によれば、大学生の高額商品への支出額は2019年度で83,500円、2020年度で107,200円、最新の2021年度は105,600円となっています。

高額商品の一例としては、学生生活に必要なパソコンやタブレットはもちろんのこと、自動車や高級なブランド品、高額な家電製品などが挙げられます。

語学留学のための準備資金

大学生になって語学留学を希望する人も多いのではないでしょうか。

大学生協連の調査では、留学費用として2019年度は327,800円、2020年度は323,100円、2021年度は112,800円となっています。

2021年度の留学費用は大幅に下がっていますが、これは新型コロナウイルスの影響を受けて、留学そのものを見送った人や団体が多いからだと考えられます。

言い換えれば、普通に留学をするためにはおおよそ30万円程度の費用が必要であるともいえるので、海外留学を経験したい人は事前に貯金をしておく必要があるでしょう。

将来を見据えた結婚資金

大学生になってから、将来を見据えた結婚資金を貯金する人も増えてきます。

「ゼクシィ結婚トレンド調査2021」によると、結婚費用の総額として約350万円が必要であることがわかっています。

結婚費用の内訳

  • 婚約費用(結納式・両家顔合わせ込み):平均18万円
  • 挙式、披露宴・ウエディングパーティー総額:平均292万円
  • 新婚旅行・ハネムーン(お土産代込み):34万円

出典:ゼクシィ 結婚トレンド調査2021調べ

また、同調査ではカップルにおける自己負担額の平均が約144万円で、実際には親からの援助金やご祝儀などがあることがわかっています。

これらの費用を全額貯金で賄わなければならない訳ではありませんが、それでも貯金をしておくに越したことはありません。

万一の病気やケガ、自由診療を受ける際の備え

万一の病気やケガ、入院時の備えとして貯金をしておく大学生も多いようです。特に、大学入学を機に一人暮らしを始めると、近所に親や兄弟などの頼れる人がいないケースも少なくありません。

日本では「健康保険」や「国民健康保険」があるので、医療費の3割を自己負担するだけで高度な医療が受けられますが、全額が自己負担になる「自由診療」を受けるためには貯金が必要です。

自由診療の例としては「レーシックなどの視力矯正手術」、「美容整形手術」、「歯列矯正」などです。

これらの医療費は高額になりやすいので、大学生のうちから貯金を始めておくのが良いでしょう。

大学生が効率よく貯金をするための方法

大学生が効率よく貯金をするための方法は、次のとおりです。

貯金のゴールやお金の使い道・目的を決める

大学生が貯金を成功させるためには、貯金のゴールやお金の使い道・目的を明確にしておくことが必要です。

たとえば、大学生になってサークルに入ると、合宿やBBQなど、1年間の大まかなイベントスケジュールがわかるかと思います。

半年後に6万円の費用がかかるサークル合宿があると仮定すれば、毎月1万円を貯金する必要があります。イベントにかかる費用を明確にし、イベントの時期から逆算することで、毎月必要な貯金額が計算できます。

具体的な金額を把握していたほうが着実に貯金を行うことができるので、大学生で貯金を始めようと思っている人はぜひ実践してみてください。

毎月の支出を把握・節約する

大学生が貯金するには、毎月の食費や交際費などを把握して、節約できる箇所を特定するのもおすすめです。

たとえば、食費であればコンビニなどで買うよりも大学の食堂を利用したほうがトータルの費用を安く抑えられるかもしれません。

また、飲食のアルバイトでまかないの食事が出るのであれば、その分だけ食費を浮かせることもできます。

簡易的な家計簿をつけるだけでもお金の流れを把握できるようになるので、大まかに「食費」「交通費」「娯楽費用」などに分けて、お金の使い方を管理してみましょう。

アルバイトを始める

大学生になると行動範囲が広がるので、アルバイトを始めるのもおすすめです。

アルバイトの一例としては、次のようなものが挙げられます。

アルバイトの一例

  • コンビニ・飲食店
  • アパレルスタッフ
  • 家庭教師・塾講師
  • インストラクター
  • イベントスタッフ
  • 引っ越し

家族からお小遣いをもらっている人も多いと思いますが、自分で働くことでより多くの収入が期待できます。

将来的に就職活動をする際の参考にもなるので、大学が募集する塾講師や家庭教師のアルバイト、予定がキャンセルになったときやスキマ時間を活用して短期バイトをしてみるのもおすすめです。

副業を始める

学業を本業とするならば、大学生のうちに副業を始めてみるのもおすすめです。

たとえば、最近ではYouTube動画の投稿者や、編集者を募集している企業など、数多くのクライアントがいます。また、副業の代名詞といえば「ライター(Webライティング)」や、インターネットを活用しての「物品販売(ハンドメイド)」なども挙げられます。

これらは、ランサーズやクラウドワークスといったクラウドソーシングサイトで募集されていたり、最近ではTwitterなどのSNSでも募集されていたりします。

大学生のうちに自分の力でお金を稼ぐ経験をしておくと、その後の人生においても大いに役立つので、ぜひ挑戦してみましょう。

先取り貯金を活用する

最後に、大学生が効率よく貯金をするための方法として「先取り貯金」をおすすめします。先取り貯金とは、収入額から先に一定額を貯金へ回し、残った分で生活する貯金方法のことです。

一般的に、生活費などの支払いをして余った分を貯金に回そうとする人が多いですが、手元のお金をついつい使い込んでしまった経験がある人も少なくないのではないでしょうか。

先取り貯金を実践すれば、着実にお金を貯めることができるようになるので、貯金が苦手な人はぜひ試してみてください。

大学生でもできる! 貯金のための節約術

大学生でもできる貯金のための節約術についてもご紹介します。

スマホの携帯キャリアを見直しする

節約術として最もおすすめなのが「スマホの携帯キャリアの見直し」です。

ドコモやau、ソフトバンクなどの大手キャリアでは、1ヶ月のスマホ代が7,000円前後になるのが一般的です。それに加えて、iPhoneやスマートフォン本体代の分割費用が上乗せされれば、毎月の携帯料金が1万円を超えることも珍しくありません。

昨今では、ドコモの「ahamo」、KDDIの「povo」、ソフトバンクの「LINEMO」、第4の携帯キャリアとして登場した「楽天モバイル」などの格安プランが登場しています。

また、「UQモバイル」や「ワイモバイル」でも毎月のスマホ代を3,000円以下にまで抑えられるので、携帯キャリアの見直しだけでも年間で数万円以上の節約が可能です。

電気代やインターネットなどの固定費を見直しする

スマホ代の見直しに合わせて、電気代やインターネットなどの固定費の見直しもしてみましょう。実家暮らしの場合は別ですが、一人暮らしの場合は自分で電気やネット回線の事業者を選んで契約ができます。

最近では「電力(ガス)の自由化」に伴い、自分で好きな会社を選んで契約できるようになっているので、ポイント還元などを考慮すると、今より電気代やガス代が安くなるケースも多いです。

ドコモ光やソフトバンク光を代表とする「光コラボレーション」にすれば、インターネットの通信費も安くできます。

一度でも固定費を見直せば、半永久的に節約効果が持続するので、ぜひ一度試してみてください。

契約中のサブスクリプションの見直しをする

契約中のサブスクリプション(月額課金)サービスの見直しをするのも有効です。

サブスクリプションは、そのサービスを使っていなくとも契約が継続していれば半永久的に料金が請求されることになってしまいます。

使っていないのにお金が請求されてしまうのは非常にもったいないので、複数の音楽視聴サービスを使っていたり、ゲームアプリの自動課金設定をしている人は、これを機に見直しをしてみてください。

インターネットバンキングを活用する

メインで使っている銀行口座を、インターネットバンキングに変更するのもおすすめです。

インターネットバンキングは、回数限定で振込手数料を無料としている窓口が多く、家賃やその他の振り込みの際の手数料を節約できます。

たとえば、家賃の支払いで毎月220〜440円程度の振込手数料がかかっていると想定すると、年間で2,640〜5,280円の手数料を支払っていることになります。

振込手数料を節約できれば、長い目で見たときに非常に大きな金額を貯金に回すことができるようになるので、ぜひ挑戦してみてください。

まとめ

大学生の平均貯金額は、1ヶ月あたり約16,500円となっています。

貯金の主な使い道としては、旅行費用や留学費用、資格取得や将来の就職活動費に充てている人が多いようです。

現時点でなかなか貯金ができずに困っている大学生は、この記事でご紹介した「効率よく貯金をするための方法」と「貯金のための節約術」を参考にしてみてください。

また、大学生が生命保険によって備えた方がよいリスクについては、下記の記事でくわしく説明しています。合わせてぜひ参考にしてください。

中村 翔也

中村 翔也

携帯代理店法人部門にて営業職として2年半勤務後、2017年12月よりwebライターとして独立。通信ジャンルをメインに金融系、保険記事を毎月30本以上執筆。
所有資格
ファイナンシャル・プランニング技能士3級
専門分野・得意分野
保険全般・金融全般・通信全般
ナビナビ保険編集部

ナビナビ保険編集部

ナビナビ保険編集部は「どこよりも分かりやすい保険情報を届けること」をコンセプトにコンテンツの配信を行っています。

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