2020年1月~2020年5月の間に生命保険に加入した20代から40代の男女389名に、「新型コロナウイルス感染症の流行による生命保険加入への影響調査」を実施しました。
調査の結果、生命保険の加入・検討に際して新型コロナウイルス感染症流行の影響を受けたと回答した人が7割を超え、身近に突き付けられた病気や収入のリスクに対して、資金面での備えを万全にしたいという姿がみえてきました。
調査サマリー
- 新型コロナウイルス感染症の流行により、生命保険加入及び加入に影響を受けた人は72.8%
- 新型コロナウイルス感染症の流行が生命保険への加入・検討に対して与えた影響の第一位は「罹患時の収入減に備える」、第二位は「罹患時の医療費に備える」
- 以前から加入していた生命保険契約を継続したまま、今回さらに追加加入した人は64.2%
- 加入した保険の種類の第一位は「医療保険」
調査概要
- 調査方法:インターネットによる調査
- 調査対象:全国にお住まいの2020年1月~2020年5月の間に生命保険に加入した20代-40代の男女
- 調査期間:2020年6月4日~6月6日
- 調査エリア:全国
- サンプル数:389名
新型コロナウイルス感染症流行前には、生命保険への加入を検討していなかった人は15%
新型コロナウイルス感染症流行前から生命保険への加入を検討していた人は78.5%。
元々は生命保険への加入を検討していなかったが、新型コロナウイルス感染症流行後に生命保険に加入した人が15%いました。
新型コロナウイルス感染症の流行により、生命保険加入及び加入に影響を受けた人は72.8%!
続いて、新型コロナウイルス感染症の流行は、あなたが生命保険に加入、および検討することに影響を与えたかを聞きました。
「かなり影響を与えた」「やや影響を与えた」「影響を与えた」をあわせると72.8%が何らかの影響を与えたと回答しました。
新型コロナウイルス感染症の流行が生命保険への加入・検討に対して与えた影響の第一位は「罹患時の収入減に備える」、第二位は「罹患時の医療費に備える」
保険の加入・検討に際し影響を与えたことの第一位は「罹患時の収入減に備える」、第二位は「罹患時の医療費(治療費入院費)に備える」、第三位は「万が一の際に遺された家族の生活費、教育費」でした。
身近に突き付けられた病気や収入のリスクに対して、資金面での備えを万全にしたいという意識が大きく働いたものと考えられます。
以前から加入していた生命保険契約を継続したまま、今回追加で新たに生命保険に加入した人は64.2%
以前から加入していた生命保険を継続したまま、今回追加で加入した人は64.2%にのぼり、生命保険によるセーフティネットを厚くしようという動きが見て取れます。
また、以前から加入していた生命保険を解約し、今回新たな生命保険に加入した人は22.3%、以前は生命保険に加入しておらず今回初めて加入した人は10.1%でした。
また、2020年1月~5月の間に加入した生命保険の種類の第一位は「医療保険」でした。
今回生命保険に加入・検討する際に、申し込んだ方法の第一位は「インターネット申込、通販型」
今回生命保険に加入・検討する際に、どのような手段で申し込みをしたか尋ねたところ、「インターネット申込、通販型」が第一位。
「訪問型の保険相談を利用」が第二位でした。
【まとめ】監修者からのワンポイントアドバイス
調査結果を見てもわかるように、新型コロナウイルスの流行が人々の生命保険の加入、検討や申込方法に影響を与えたことが見て取れます。
保険業界では、感染症の流行や自然災害などの後に保険の需要が高まる傾向にあり、見直しや加入のタイミングとしていいきっかけになる方も大勢いらっしゃるでしょう。
保険は万が一の際のリスクに備える商品です。
万が一のことが起こった際に自分や、遺された家族が困らないよう、先々に起こりうるリスクにどのように備えるのか考え、またご家族がいらっしゃる場合はご家族としっかり話し合っておくことが大切です。
生命保険の見直し方のポイントや手順は以下の記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。