ナビナビ保険では、10代〜60代以上の全国の男⼥2,317⼈に、「⽣命保険の加⼊調査」を実施しました。
調査の結果、都道府県や地区別に⽐較することにより、加⼊率や各保険種別への加⼊状況が都道府県や地区別に異なる傾向があることがわかりました。
調査サマリー
- 全国で75.4%の⼈が⽣命保険に加⼊
- ⽣命保険加⼊率が⾼い県は「⼭形県」「和歌⼭県」。地区別でみると東北地⽅と中国地⽅の加⼊率が⾼く、関東が低い傾向あり
- 医療保険は「京都府」、個⼈年⾦保険は「⿃取県・島根県・⼭形県」、学資保険は「⾹川県・⻑野県・⼭⼝県」の加⼊割合が⾼い
- 貯蓄額は全国的に100万円未満の回答が最多。四国地⽅は900万円以上の層が他の地域より多い
調査概要
- 調査方法:当社グループ会社・引越し侍のユーザーによるインターネット調査
- 調査対象:10代~60代以上の男女
- 調査期間:2021年2月25日~2021年4月12日
- 調査エリア:全国
- サンプル数:2,317名
生命保険加入率が高い県は「山形県」「和歌山県」 地区別でみると東北地方と中国地方の加入率が高く、関東が低い傾向あり
「生命保険に加入していますか」という質問に対して、全国で75.4%の人が生命保険に加入していることがわかりました。
都道府県別には、「山形県(8/8名)」と「和歌山県(9/9名)」が100%の加入率、次いで「山口県(20/21名)」が95.2%、「福島県(19/20名)」が95.0%、「奈良県(15/16名)」が93.8%となりました。
また、地区別では「中国地方(97/120名)」が最多の80.8%、次いで「東北地方(111/140名)」が79.3%、「九州沖縄地方(210/270名)」が77.8%、「北海道(82/107名)」が76.6%、「中部地方(246/333名)」が73.9%、「四国地方(44/60名)」が73.3%、「近畿地方(277/391名)」が70.8%、「関東地方(600/896名)」が67.0%となりました。
地区別に確認すると、東北・中国地方は生命保険への加入率が高く、一方で関東では全体的にどの県でも加入率が低い傾向が見られました。
「京都府」は医療保険に対する加入割合が高い!個人年金保険は「鳥取県・島根県・山形県」の加入割合が高く、「香川県・長野県・山口県」は学資保険への加入割合が高い
次いで、前問にて生命保険に加入していると回答した人に対し、加入している保険種別を質問したところ、以下のような傾向が見られました。
- 「京都府」は「医療保険」への加入割合が39.6%と高い ※全国平均 26.7%
- 老後資金への備えになる「個人年金保険」の加入率が高いのは、「鳥取県(18.2%)」「島根県(16.7%)」「山形県(15.0%)」※全国平均 7.9%
- 子供の教育資金の備えになる「学資保険」の加入率が高いのは、「香川県(19.0%)」「長野県(11.1%)」「山口県(11.1%)」※全国平均 4.7%
四国地方では月額保険料の支払い総額が「10,000~15,000円」と「50,000円以上」の二極化
「現在支払っている総額の保険料」を質問したところ、中国地方を除いた地域では月額保険料総額が15,000円までと回答した人が40%を超えていることが分かります。
「中国地方」では15,000円までの回答者が他の地域と比較して少なく、「15,000~20,000円」の割合が他の地域と比較しても最も高いことが見てとれます。
また、「四国地方」では「10,000~15,000円」と「50,000円以上」で二極化しています。
貯蓄額は全国的に100万円未満の回答が最多。四国地方は900万円以上の層が他の地域より多い
「現在の貯蓄額を教えてください(金融商品も含む)」と質問したところ、どの地区も100万円未満が最多の結果となりました。
「四国地方」では、900~1,000万円(9.7%)、1,000~2,000万円(12.9%)、4,000~5,000万円(3.2%)の層が他の地域と比較して最多であることが見てとれます。
また、「九州沖縄地方」では、貯蓄額が400万円以下の回答者が8割を超えていることも特徴的です。
まとめ
今回の調査にて、全国的に生命保険への加入率が高く、その内訳を見ていくと、都道府県や地区別に生命保険への加入傾向が少しずつ異なることがわかりました。
その土地ならではの県民性とあわせて考察すると、より面白い結果がみえてくるかもしれません。