1. しっかり保険、ちゃんと節約。
  2. 生命保険
  3. 持病 保険
  4. 粉瘤の手術費用は生命保険の保険金(給付金)の対象?支払対象外の手術例も紹介
更新 更新:2026.03.10

粉瘤の手術費用は生命保険の保険金(給付金)の対象?支払対象外の手術例も紹介

粉瘤の手術費用は生命保険の保険金(給付金)の対象?支払対象外の手術例も紹介
専門分野・得意分野
保険・医療・介護・相続・離婚・マネー(節約)など
所有資格
ファイナンシャル・プランニング技能士2級
専門分野・得意分野
得意分野:保険全般、資産運用、ライフプランニング、税金対策

粉瘤とは皮膚の内側にできた袋状の構造物の中に、角質や皮脂が溜まってできた、良性の皮下腫瘍です

自然消滅することはほとんどなく、徐々に大きくなっていくという特徴があるため、発症した場合は基本的に外科手術が必要になるといわれています。

もしもの時に備えて生命保険(医療保険)に加入しているものの、粉瘤で手術が必要になった時は給付金が受け取れるのか、気になる方もいるでしょう

今回は、粉瘤が生命保険で保障対象になるのかわかりやすく解説します。

粉瘤の手術費用は生命保険の保険金(給付金)の対象となる?

粉瘤の手術費用が給付金の支払対象になるかどうかは、正式な手術名や商品などによって対応が分かれます

治療を目的として粉瘤を手術した場合は、基本的に手術給付金の保障対象です

粉瘤の手術は外来で受けられる場合も多く、その場合は外来手術給付金が支払われます

しかし、保険商品によっては以下を支払対象外としているケースも少なくありません。

医療保険で支払対象外になる手術の例

  • 創傷処理
  • 皮膚切開術
  • デブリードマン
  • 骨、軟骨または関節の非観血的または徒手的な整復術、整復固定術および授動術外耳道異物除去術

粉瘤の手術は、上記の「皮膚切開術」で行われることもあり、給付対象外となる可能性があります

また、同一の手術名であっても、商品によって、支払の可否が変わるケースも少なくありません。

支払対象になるかどうかは、保険会社の担当者やカスタマーセンターに確認したほうがよいでしょう。

粉瘤にかかる手術費用

粉瘤の手術費用は、大きさによっても異なりますが、1万円~2万円程度(3割負担の場合)です。

日帰りで手術を行うことが多くなっています。

参考:No.08 粉瘤(アテローム)の手術費用|おおしま皮膚科

粉瘤の生命保険に関するよくある質問

Q. 過去に粉瘤で手術を経験していても生命保険に加入できますか?

A. 過去に粉瘤の手術を経験していても、 完治していれば、通常の生命保険に加入できる可能性が高いでしょう

ただし、審査基準は保険会社ごとに異なるため、手術の時期や現在の健康状態によっては加入できない可能性もゼロではありません

また、粉瘤は稀に悪性腫瘍に変化することがあるといわれているため、治療前の段階では加入できない可能性があります。

Q. 粉瘤の治療は保険適用ですか?

A. 粉瘤の治療は基本的に公的保険制度の対象です

ただし、民間の生命保険における手術給付金の対象になるかは、手術名や粉瘤の部位、商品などによって異なるため、保険会社に確認しましょう。

Q. 粉瘤の手術に医療保険は使えますか?

A. 粉瘤(アテローム)の手術は医療保険の給付対象となるケースが多いです。

手術給付金の支給には「皮膚腫瘍摘出術」として約款に記載されていることが条件で、日帰り手術でも1万円〜5万円程度、入院を伴う場合は10万円以上の給付が一般的です。ただし、美容目的の切除や、約款で対象外と明記されている場合は給付されません。加入している保険の手術給付金対象表を必ず確認しましょう。

Q. 粉瘤の手術を受けるなら医療保険に入っておいた方がいいですか?

A.粉瘤は再発しやすく、一生のうちに複数回手術する可能性があるため、医療保険の加入はメリットがあります。

1回の手術で自己負担が1万円程度でも、複数回になれば負担は増加します。特に入院や全身麻酔を伴う大きな粉瘤の場合、給付金が10万円以上になることもあります。ただし、月々の保険料とのバランスも重要です。粉瘤だけでなく、がんや入院など幅広いリスクに備える視点で検討するのが賢明です。

まとめ

粉瘤の手術費用が生命保険の保険金や給付金の対象となるかどうかは、手術の種類や、加入している保険商品によって異なります。

生命保険や医療保険では、給付の対象となる手術があらかじめ決められていることが多く、粉瘤の手術がその条件に該当するかどうかは確認が必要です。

まずは加入している保険の内容を詳しく確認し、不明な点があれば保険会社に問い合わせてみましょう。

具体的な商品を検討したい方は、以下のページも確認してみてください。

監修者からひとこと
鬼塚 眞子
  • 鬼塚 眞子
  • 保険ジャーナリスト/一般社団法人介護相続コンシェルジュ協会代表
日本皮膚科学会によると、粉瘤(ふんりゅう)は、部位や症状によって治療方法が違い、外科的な手術を行うケースもあるようです。ちなみに受診も手術も健康保険の対象となります。ところで民間の医療保険は、入院・手術の保障が基本で、受診しただけでは支払対象にならないのが一般的です。ただ粉瘤で入院・手術をした場合、医療保険の支払対象になるケースもあります。
とはいえ加入している保険の保障内容によって違います。たとえば、日帰り入院で粉瘤の手術を行ったとしても、保険の保障が日帰り入院を対象としているかどうかによって支払い対象かが異なります。
粉瘤は良性の腫瘍とされていますが、稀に悪性腫瘍(=がん)に進行する場合があるようです。医療保険にがん保障がセットされていれば、基本、医療保障とがん保障の両方から支払われます。医療保険だけでなく、別途、単体でがん保険にも加入しているなら、そちらからも支払い対象となります。ただし、免責期間があるがん保険も多いので、請求・支払いに関しては自己判断せずにプロに確認して下さいね。
鬼塚 眞子
鬼塚 眞子
保険ジャーナリスト/一般社団法人介護相続コンシェルジュ協会代表
出版社勤務後、出産を機に専業主婦に。10年間のブランク後、保険会社のカスタマーサービス職員になるも両足のケガを機に退職。保険業界紙の記者に転職後、ジャーナリスト・ファイナンシャルプランナーとして独立。相談業務やセミナー、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌などでも活躍。
専門分野・得意分野
保険・医療・介護・相続・離婚・マネー(節約)など
荒木 和音
荒木 和音
Webライター/ファイナンシャルプランナー
早稲田大学教育学部卒業後、総合保険代理店に入社。家計相談やライフプランニング、企業・経営者向けのリスクコンサルティングなどに携わる。 現在は金融関連のライター・編集者・監修者として複数メディアで活動中。
所有資格
ファイナンシャル・プランニング技能士2級
専門分野・得意分野
得意分野:保険全般、資産運用、ライフプランニング、税金対策
しっかり保険、ちゃんと節約。編集部
しっかり保険、ちゃんと節約。編集部
しっかり保険、ちゃんと節約。編集部は「どこよりも分かりやすい保険情報を届けること」をコンセプトにコンテンツの配信を行っています。

おすすめの関連記事