ナビナビ保険編集部の黒田です!
今回は、メットライフ生命の本社へ訪問し、商品開発を担当されている大竹さんにメットライフ生命の商品開発の流れや商品の魅力、強みなどをお伺いしてきました。
メットライフ生命は、日本初の外資系生命保険会社として1973年に営業を開始し、現在は世界有数の生命保険グループ会社、米国メットライフの日本法人としてお客さまに常に寄り添い、最適な保障を選ぶお手伝いをされています。
多様な販売チャネルを通じて、個人・法人のお客さまに対し幅広いリスクに対応できる、革新的な商品の提供に努められています。
メットライフ生命の商品詳細はこちらからご覧ください。
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メットライフ生命 大竹さんのご紹介
- 現在メットライフ生命のA&Hプロダクトマネージャー
- 営業現場での経験を経て、医療保険やガン保険など第3分野の商品企画・開発を担当
メットライフ生命の商品ができるまで
編集部 黒田
早速ですが、メットライフ生命の商品がどのような流れで企画・開発されているのか教えてください!
メットライフ生命 大竹さん
まず、当社の商品開発部門は、3つのグループに分かれております。死亡保障を扱う「ライフプロダクトグループ」、死亡保障の中でも一時払商品や年金商品などを扱う「リタイアメントプロダクトグループ」、そして私が所属している第3分野の医療保険、ガン保険を取り扱う「A&Hプロダクトグループ」があります。
※A&Hとは、accident&healthの略
編集部 黒田
各部門に分かれてそれぞれ商品を開発されているのですね。
メットライフ生命 大竹さん
商品開発の流れとしては、医療環境の変化や保険業界の動向など、最新の情報を取り入れながら、「こういった商品に人気が集まっている」や、「こういった新しい商品が作れるといいね」など、商品のたまごのようなものをアイデアとしてストックしていきます。
編集部 黒田
アイデアから生まれた商品のたまごは、どのように商品化されていくのでしょうか?
メットライフ生命 大竹さん
商品のたまごが用意できたら、次に実現性があるのかを考えていきます。保険金のお支払いができるのかや、販売した際に販売の現場がどのくらい売り上げを見込めるのかなどを関連部門に意見を聞いていきます。
編集部 黒田
商品の開発に取り掛かられるまでに、様々な部署の方に確認をされるのですね。
メットライフ生命 大竹さん
そうなんです。関連部門に確認したのち、たまごに優先順位をつけて一つに絞り、社内での合意を得ることができたら、実際の商品開発に取り掛かります。
編集部 黒田
商品ができるまでは、どのくらいの期間がかかるのでしょうか?
メットライフ生命 大竹さん
全社を巻き込んで開発を行っていくため、たまごの状態から考えると、1年半から2年ぐらいですかね。実際にプロジェクトを立ち上げてから、商品が提供できるようになるまで、約1年はかかります。
編集部 黒田
たまごの段階から入念に実現性を確認されているとなると、それぐらいの年月がかかるのですね…。
![メットライフ生命インタビュー風景]()
メットライフ生命の強み
編集部 黒田
次に、メットライフ生命の強みについてお伺いできますでしょうか?
メットライフ生命 大竹さん
当社の強みとしては、多様な販売チャネルがあることですね。
コンサルタント社員や代理店、通信販売(通販)、銀行の窓口販売など、それぞれに合った商品を提供できている点が強みと考えています。
また、会社として「お客さま中心主義」を掲げており、商品開発においてもそれが実践できている点もやはり強みのひとつです。
編集部 黒田
お客さま中心主義とは、具体的にどういったことをされているのでしょうか?
メットライフ生命 大竹さん
例えば、当社には「お客さま保護推進チーム」という部署があり、商品開発の際には必ずその部署に説明を行います。
編集部 黒田
コンプライアンスチェックとはまた異なる部署でしょうか?
メットライフ生命 大竹さん
異なる部署になります。「お客さまにとってここがわかりづらいから表現を変更してほしい」や「商品内容が細かすぎるためお客さまが誤解するのではないか」など、お客さま視点で商品内容をすべてチェックしてくれます。
編集部 黒田
そういった部署もあるのですね!
初めて知りました…!
メットライフ生命 大竹さん
こういった部署のチェックも受けながら、私たち商品開発部門もお客さま視点に立ち返ってチェックすることは必ず行っているので、会社全体で「お客さま中心主義」を大切にしていると考えております。
編集部 黒田
お客さま保護推進チームですが、どういった方々が担当されているのでしょうか?
メットライフ生命 大竹さん
日々、当社に寄せられているお客さまからのご指摘やご要望を一元管理し、その内容について原因分析や傾向を捉え、そこから改善策や未然防止策を企画・推進している部署になります。
編集部 黒田
なるほど…お客さまの声をもとにした施策の提案ができる部署なんですね。
メットライフ生命 大竹さん
そのため、「過去にお客さまから商品に対してこういったご指摘があったから、このままだと同じご指摘をいただくことになる」というようなチェックをしてもらっています。
編集部 黒田
とてもいい制度ですね!
私たちの会社でも導入したいと感じました!
新商品を企画・開発する際に意識していること
編集部 黒田
次に、新商品を企画・開発する際に意識されていることがあれば教えてください!
メットライフ生命 大竹さん
常にお客さま視点に立って、こういった保障があるとお客さまに喜んでいただけるのではないかというところを探して開発することを意識しています。
例えば、2年前から「終身医療保障保険 マイ フレキシィ」という商品を提供しておりますが、その商品の開発コンセプトも”お客さまに寄り添う”でした。
編集部 黒田
強みの中でもお話しされていましたが、お客さま視点は常に大事にされているのですね。そのほかにも意識されていることはありますか?
メットライフ生命 大竹さん
そのほかに意識していることとして、新商品を企画する際はまったく別の業界の情報をヒントにするようにしています。
メットライフ生命 大竹さん
はい。やはり、保険業界歴が長く考えがどうしても凝り固まっていますので、全く違うアイデアを出すためにも、日ごろから他業界の情報も取り入れるようにしています。
編集部 黒田
私たちも日々アイデアを出すという点で、そういった他業界を参考にすることはとても大事だなと感じています。
メットライフ生命 大竹さん
他社の商品を参考に開発することも大事ですが、お客さまの期待を超えるためにも日本で初めて、業界で初めての商品を作りたいという思いから、他業界も意識しながら開発に取り組むようにしています。
編集部 黒田
私たちも、分かりやすいかつ使いやすいサイトを目指して模索しておりますので、他の業界に目を向けながら頑張ろうと思いました。
![メットライフ生命インタビュー風景]()
商品開発をするうえで苦労したこと
編集部 黒田
ここまで商品開発の流れや意識されていることをお伺いしてきましたが、商品開発をするうえで苦労されたことややりがいを感じられたエピソードがあれば教えてください!
メットライフ生命 大竹さん
もともと商品開発部門の前は通販の部門に長くおりまして、第3分野の商品を主に取り扱っていましたので、商品内容については詳しいと自分の中では思っていました。ですが、現在の部署に異動してから商品の表面しか知らなかったということを痛感させられましたね。
編集部 黒田
商品を販売するときと、いざ開発するときとでは、必要となる知識も異なるのですかね。
メットライフ生命 大竹さん
そうですね。商品についての深い知識はもちろんのこと、保険の入り口であるお申し込み時から出口となる保険金のお支払い時までの知識も必要になり、異動したてのころは、問い合わせにも満足に答えられず苦労しました。
メットライフ生命 大竹さん
ほかにも、冒頭の開発の流れでもありましたが、実際に商品を開発するとなると保険金や新契約、保全、コンプライアンスなど、ほぼ全部門とやり取りを行うため、その社内調整に苦労することもあります。
編集部 黒田
新しい商品を出すとなると、全社に関わることですし、さまざまな部署との連携が大切になりそうですね。
メットライフ生命 大竹さん
そうですね。また、当社は外資系なので、国内だけでなく本社(ニューヨーク)の承認も取らないといけないんです。
メットライフ生命 大竹さん
そうなんです。ただ、その分これだけの社内調整を乗り越えて、商品を世に出せたときは感慨深いものがあります。
![メットライフ生命インタビュー風景]()
終身医療保障保険「マイ フレキシィ」の特徴
ここまで商品開発の裏側をお話していただきましたが、続いては実際に販売されている終身医療保障保険「マイ フレキシィ」についてお伺いしました。
詳しくはこちらからご覧ください。
終身医療保障保険「マイ フレキシィ」について見る
編集部 黒田
では、「マイ フレキシィ」の特徴について教えていただけますでしょうか?
メットライフ生命 大竹さん
直近で力を入れているのが、三疾病とガンへの保障です。2022年11月に「マイ フレキシィ」に新たな特約が加わりまして、これらの保障がより充実しました。
編集部 黒田
具体的にどういった内容の特約でしょうか?
メットライフ生命 大竹さん
これまで三疾病やガンになったら一時金として100万円を年1回お支払いするという特約があったのですが、さらに新しく、治療が続いている限り、月ごとに10万円の給付金をお支払いするという内容の特約を発売しました。
編集部 黒田
一時金でお支払いという形だけでなく、月ごとの給付金という選択肢が増えたのですね。
メットライフ生命 大竹さん
治療期間に応じた合理的な保障内容になっているので、一時金の保障よりも割安な保険料で三疾病やガンに備えることができます。しかも、治療が続いている限りお受け取りいただけるので、治療が長引いたときも安心です。
編集部 黒田
保険料を低く設定したいけれども、三疾病やガンに備えておきたいという方にはとてもいい特約ですね。
メットライフ生命 大竹さん
そうですね。三疾病やガンは、多くの方が不安に感じている病気ですので、しっかりとした備えがあると安心ですね。
編集部 黒田
お伺いした新特約もそうですが、ほかにもいろいろと特約があり、保障が充実していますよね!
メットライフ生命 大竹さん
商品名のとおり、フレキシブルにお客さまのニーズにお応えするべく特約のラインナップを充実させるようにしています。
編集部 黒田
保障の選択肢がこれだけあれば、お客さまも安心ですね。
会社として今後、注力していきたいところ
編集部 黒田
では、最後に今後注力していきたいところについてお聞かせください!
メットライフ生命 大竹さん
現在、私は医療保険やガン保険などの開発に携わっていますが、これらの保険に続く商品を作りたいと考えています。
編集部 黒田
医療保険、ガン保険の次となる保険商品ですか。
メットライフ生命 大竹さん
はい。現状、医療保険、ガン保険は非常に競争が激しいため、また違った形の商品を世に届けられたらなと思っています。
編集部 黒田
たしかに…どの企業もこの分野は主力商品となっていて、競争が激しいというのも分かります。
メットライフ生命 大竹さん
また、当社の医療保険の歴史は長く、最初の医療保険は1976年販売でした。こういった点からも、業界のリーディングカンパニーになれるよう、より良い商品の開発に努めたいと思います。
編集部 黒田
私も応援しております!本日はお話をお聞かせいただきありがとうございました!
メットライフ生命 大竹さん
こちらこそありがとうございました。
まとめ
今回は、メットライフ生命を訪問し、商品開発についてさまざまなお話をお伺いしました。
メットライフ生命の強みとしては、多様な販売チャネルがあり、お客さまそれぞれに合った商品が用意されていることや「お客さま中心主義」を掲げ、全社でお客さま視点を大事にされていることが分かりました。
また、商品についても保障が充実しており、お客さまそれぞれが必要な保障を選ぶことができるのが魅力的でした。
メットライフ生命の保険商品が気になった方は、ぜひ下記よりチェックしてみてください。
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H2107-6346
![メットライフ生命インタビュー]()