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更新 更新:2022.06.14

3人家族の生活費平均は31万円!節約方法や資産形成の考え方まとめ

3人家族の生活費平均は31万円!節約方法や資産形成の考え方まとめ
監修者

和田 由貴

消費生活アドバイザー(内閣総理大臣及び経済産業大臣事業認定資格)
所有資格
消費生活アドバイザー、環境カウンセラー、家庭の省エネエキスパート、家電製品アドバイザー
専門分野・得意分野
生活全般の節約、家計管理、家事、省エネ、3R
執筆者

中村 翔也

ファイナンシャルプランナー
所有資格
ファイナンシャル・プランニング技能士3級
専門分野・得意分野
保険全般・金融全般・通信全般

子供が産まれて3人家族になると、子供の成長に合わせて生活費は増えていきます。

今のうちから家計の見直しをして節約を心がけておくことで、余裕を持って子供の教育資金を備えられるようになります。

そのためには、家族の1ヵ月あたりの生活費の内訳を項目ごとに分け、お金を使いすぎている部分を洗い出しておく必要があります

そこでこの記事では、3人家族における生活費の内訳と平均額をご紹介していきます。

一般的な3人家族の生活費平均と自分自身とを比較して、節約できそうな部分を書き出しながら読み進めていただければ幸いです。

【子どもの年齢別】3人家族の生活費平均はおよそ31万円/月

内閣府が公表する「子供のいる世帯の年齢層別消費支出」の調査結果によると、3人家族の生活費平均は、1ヵ月でおよそ31万円です

子供の年齢ごとに分けた一般的な3人家族の生活費の内訳は、次のとおりです。

3人家族における子どもの年齢別消費支出
子供の年齢 0~2歳 3~5歳  6~11歳 12~14歳 15~17歳 18~21歳 平均
食料 49,738円  57,854円 68,771円 75,540円 80,229円 76,248円 68,063円
住居 37,569円  29,829円 22,869円 21,342円 18,996円 20,151円 25,126円
光熱・水道 16,102円  17,560円 18,630円 20,872円 21,848円 21,841円 19,476円
家具・家事用品 9,683円  8,673円 8,936円 8,804円 10,122円 12,154円 9,729円
被服及び
履物
12,795円  14,287円 15,586円 16,043円 16,041円 19,266円 15,670円
保健医療 47,077円  10,777円 9,656円 8,657円 9,909円 10,831円 16,151円
交通・通信 23,816円  41,780円 36,424円 39,432円 45,612円 54,506円 40,262円
教育 487円  18,831円 8,606円 24,639円 37,794円 37,697円 21,342円
教養娯楽 23,816円 31,551円 41,941円 30,381円 31,630円 31,545円 31,811円
その他の
消費支出
50,644円 53,746円 54,704円 64,292円 72,504円 91,945円 64,639円
合計 271,727円  284,888円 286,123円 310,002円 344,685円 376,184円 312,268円

参照:子どものいる世帯の年齢層別消費支出|内閣府

上記の表をみると、0〜2歳の子供がいる世帯では、1ヵ月でおよそ27万円の生活費となっています。

一方、子供が成長して18〜21歳になると、1ヵ月あたりの生活費はおよそ37.6万円。0〜2歳のときに比べて、約10万円も生活費負担が増加しています。

これは、年齢を重ねることで、学習塾や高校受験・大学受験といった諸費用が発生するためです。

これらをまとめると、三人家族における生活費は、子供の成長に比例して生活費負担が増加していくと言えるでしょう。

出産後1年の子どもにかかる年間子育て費用は約93万円

続いて、出産後1年の子供にかかる年間費用についても確認していきましょう。

内閣府が公表する「インターネットによる子育て費用に関する調査報告書」によると、出産後1年の子供にかかる費用は、年間で約93万円であることがわかっています。

出産後1年の子供にかかる年間子育て費用
項目 費用
衣類・服飾雑貨費 88,513円
食費 111,126円
生活用品費 222,491円
医療費 12,608円
保育費 51,453円
学校教育費 0円
学校活動費 8,581円
学校外活動費 2,394円
子供の携帯電話料金 0円
おこづかい 159円
お祝い行事関係費 159,354円
子どものための預貯金・保険 221,193円
レジャー・旅行費 53,375円
合計 931,246円
1ヵ月平均 77,604円

参照:インターネットによる子育て費用に関する調査報告書

子供の成長と生活費の変化

子供が成長していくと、それに比例して各項目の生活費負担も増加していきます。

2歳以下・3〜6歳以下(幼稚園・保育園)・小学生・中学生ごとに分けた生活費負担の内訳は、次のとおりです。

子供の成長と生活費の変化(年間の子育て費用)
項目 0歳(比較対象) 2歳以下 3~6歳以下 小学生 中学生
衣類・
服飾雑貨費
88,513円 67,636円 63,983円 69,353円 76,273円
食費 111,126円 176,113円 230,938円 279,897円 356,838円
生活用品費 222,491円 144,987円 82,117円 83,317円 97,135円
医療費 12,608円 12,700円 12,765円 21,767円 22,506円
保育費 51,453円 136,661円 327,326円 18,491円 0円
学校教育費 0円 0円 0円 105,801円 273,758円
学校外教育費 8,581円 15,739円 32,452円 110,278円 251,232円
学校外活動費 2,394円 9,321円 47,763円 94,767円 57,261円
子供の携帯電話料金 0円 0円 145円 4,051円 23,563円
おこづかい 159円 318円 1,559円 10,066円 39,178円
お祝い行事
関係費
159,354円 28,914円 40,251円 31,645円 33,453円
子供のための預貯金・保険 221,193円 209,274円 175,451円 163,172円 180,238円
レジャー・旅行費 53,375円 108,719円 138,367円 167,330円 145,630円
合計 931,246円 910,378円 1,153,116円 1,159,934円 1,557,066円
1ヵ月平均  77,604円  75,865円  96,093円 96,661円  129,756円

※各年齢の支出額を合計して算出した平均額を記載しています参照:インターネットによる子育て費用に関する調査 報告書|内閣府政策統括官(共生社会政策担当)

上記の表をみると、子供の成長に合わせて「食費・医療費・学校教育費・学校外教育費・学校外活動費」など、諸々の生活費負担が大きくなっていることがわかります。

高校受験や大学受験を見越して、学校教育費や学校外教育費(学習塾など)にかける費用が増加しており、活動範囲が広まることで、子どもに渡すおこづかいの金額も増えています。

1ヵ月平均で換算すると、子供の年齢が中学生になったときの生活費負担は、産まれたばかりの頃に比べて5万円ほど増える計算です。

これらはあくまで平均値なので、実際の生活費負担は世帯によって変動しますが、3人家族で生活費を見直す際の指標として信頼できる数値と言えるでしょう。

和田 由貴
ナビナビ保険監修
消費生活アドバイザー(内閣総理大臣及び経済産業大臣事業認定資格)
和田 由貴

子供が生まれ幼児期以降は、習い事や塾代といった教育費やレジャー費も家計の中でのウエイトが大きくなるご家庭が多いでようです。ただ、幼児期の教育費やレジャー費はかけようと思えばいくらでもかけられるし、工夫次第では限りなくゼロにできる部分です。図書館や児童館などの地域サービスの利用、無料で遊べる施設や公園などを上手に活用して無駄に費用をかけすぎないようにしましょう。物心ついてからのほうが、子供自身の記憶や意思もはっきりしているので、お金のかけ甲斐があるものですよ。

3人家族で生活費を節約するには?

ここまで、一般的な3人家族での生活費の内訳をご紹介してきました。

いざ自分自身と照らし合わせて、すぐに節約できる箇所が思い浮かぶ人は問題ありませんが、どこが節約できるかわからないという人も多いのではないでしょうか。

そこで、3人家族で生活費を節約するための2つのポイントをご紹介してきます。

節約は固定費から

三人家族で生活費を節約するためには、まずは「固定費」の節約から始めていきましょう。

日常生活で発生する支出は、大まかに分けると「固定費」と「変動費」の2種類に分けられます。

固定費と変動費の一例
固定費 変動費
  • 住居費(家賃、住宅ローンなど)
  • 水道光熱費(基本料金部分)
  • 通信費(スマホ代、インターネット代)
  • 保険料(生命保険、損害保険など)
  • サブスクリプション(月額制のサービスなど)
  • 食費
  • 医療費
  • 交通費
  • 趣味・娯楽・交際費

このうち、一度見直しをすると半永久的に節約効果が期待できるのが「固定費」です。

例えば、毎月の通信費が1万円ほどかかっている場合、格安SIMに乗り換えれば、月々3,000円ほどの節約効果が期待できます

年間で換算すれば36,000円と非常に大きな金額を毎年節約できる計算です。

それ以外にも、賃貸物件に住んでいる場合は交渉のタイミングで家賃交渉をしてみたり、不要なサブスクリプションサービスを解約したり、探してみると節約できる箇所はたくさん出てきます。

固定費の節約から徐々に慣れていき、変動費についても普段のお金の使い方を考えていきましょう。

和田 由貴
ナビナビ保険監修
消費生活アドバイザー(内閣総理大臣及び経済産業大臣事業認定資格)
和田 由貴

夫婦2人の生活から、子供が生まれて3人になると大きく生活は変わります。支出面では、おむつやミルク代などももちろんですが、予想外にかかるのは光熱費です。

乳児用の衣類や食器は分けて洗うためにかなりの水を使い、寒い時期や暑い時期には冷暖房費、特に夜中に授乳がある時期には絶えず冷暖房が必要になるなど、子供が生まれて光熱費が跳ね上がって驚いたという声はよく聞きます。幼児期になっても家で過ごす時間は通常より長くなりますし、光熱費アップは不可避とも言えますので、この時期には必要経費ととらえ、別の費目での節約を重視した方が良いでしょう。

将来に向けた資産形成も

固定費の節約に合わせて、将来に向けた資産形成も同時に行っていきましょう。

資産形成や貯蓄と聞いて身構えてしまう人も多いかと思いますが、日本では様々な制度が用意されているので、意外と簡単に資産形成を始めることができます

例えば、手軽に始められる資産形成の方法としては、次の方法が挙げられます。

手軽に始められる資産形成の方法

  • つみたてNISA少額から始められる積立特化型の制度。年間40万円×最長20年で最大800万円までを非課税で運用できる
  • 積立定期預金あらかじめ決めておいた一定額を毎月積み立てていく預金。普通預金よりも金利が高い
  • 学資保険子供の教育資金や進学資金の貯蓄を目的とした保険。子供の年齢に合わせて保険金やお祝い金が受け取れる

上記は子供の教育資金を貯蓄する方法として活用できます。

他にも、自身の老後資金を貯蓄するための方法として「個人型確定拠出年金(iDeCo)」や「個人年金保険」といった制度も存在します。

これらの制度は少額からでも始めることができ、事前に設定をしておけば自動的にお金を積み立てていけるので、途中で貯金に失敗する心配もありません

ただし、手元のお金を全て資産形成に回してしまっては元も子もないので、普段の生活に必要な金額を除いた「余剰資金」を使って資産形成に取り組むことを心がけましょう。

もし定期預金をしたいのであれば、新生銀行の「円定期預金」がおすすめです

最低預入金額以上であれば期間中、何度でもいくらでも預金することができ、またdポイントやTポイントも貯まるので、お得に資金運用ができます。

金利やポイント還元率等は以下ページを参考にしてください。

まとめ

3人家族における生活費は、子供の成長に合わせて負担が増していくので、普段からお金の使い方を節約していく必要があります。

節約をする際には、まずは毎月の家計収支をしっかりと把握して、節約効果が半永久的に持続する「固定費」の見直しから始めるのがおすすめです。

それと同時並行で、生活資金を除いた余剰資金を使って、少しずつでも構わないので将来を見据えた資産形成に挑戦していきましょう。

和田 由貴
ナビナビ保険監修
消費生活アドバイザー(内閣総理大臣及び経済産業大臣事業認定資格)
和田 由貴

子供の進学先が公立か私立によって教育費は大きく変わります。しかし私立小学校へ進学をしないのであれば、幼児期から小学生の間は多少の余裕ができるので、ある意味貯め時とも言えます。

保険や住居費などの固定費の見直し、通信費や光熱費などの契約内容の見直しもちろんのこと、支払方法やいままでの家計管理を見直すのも良い時期です。子育て中、特に共働きであれば忙しさで忙殺されそうになりますが、高校大学へ進学の時期になると想像以上の費用が掛かります。ゆとりがあるうちに収入アップのために動くことも忘れずに。

和田 由貴

和田 由貴

日本女子大学家政学部卒業。消費生活や節約術、省エネ、家事の専門家として、日常生活に密着したアドバイスを発信。「ホンマでっか⁉︎TV」節約評論家をはじめ、テレビ出演、講演、執筆など幅広く活動中。経済産業省消費経済審議会臨時委員ほか公務歴多数。
所有資格
消費生活アドバイザー、環境カウンセラー、家庭の省エネエキスパート、家電製品アドバイザー
専門分野・得意分野
生活全般の節約、家計管理、家事、省エネ、3R
中村 翔也

中村 翔也

携帯代理店法人部門にて営業職として2年半勤務後、2017年12月よりwebライターとして独立。通信ジャンルをメインに金融系、保険記事を毎月30本以上執筆。
所有資格
ファイナンシャル・プランニング技能士3級
専門分野・得意分野
保険全般・金融全般・通信全般
ナビナビ保険編集部

ナビナビ保険編集部

ナビナビ保険編集部は「どこよりも分かりやすい保険情報を届けること」をコンセプトにコンテンツの配信を行っています。

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