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ファミリーバイク特約とは?
ファミリーバイク特約とは、任意加入の自動車保険に付帯できる特約のことです。
125cc以下のミニバイクに対して、対人・対物賠償や人身傷害、自損事故に対する補償を備えられるようになります。
下記の条件を満たすミニバイクであれば、一つの特約で何台でも補償対象となるので、家族内で複数のミニバイクを保有している方にとって優先度の高い特約といえます。
ファミリーバイク特約の補償対象となるバイク(一例)
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総排気量125cc以下のミニバイク
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総排気量50cc以下の三輪以上の自動車
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1家庭で2台以上所有している場合は全てのバイクが対象
- 他人から一時的に借用した上記排気量に該当するバイク
通常、バイクを運転する場合には必ず「自賠責保険」に加入しますが、自賠責保険の補償範囲は、相手にケガを負わせた場合や死亡させてしまった場合に限られます。
警察庁の発表によると、令和4年におけるバイクの運転中に重傷を負った方の数は、6,398人であり、交通事故で重傷を負った方の数の約1/4を占めています。出典:令和4年における交通事故の発生状況等について|状態別重症者数の推移|警察庁交通局
自分や相手のバイク本体、自分自身のケガに対しては補償が適用されないので、普段からバイクに搭乗する機会が多い方は、ファミリーバイク特約やバイク保険に加入しておく必要性は高いといえるでしょう。
ファミリーバイク特約の補償対象者
ファミリーバイク特約の補償対象者は、一般的に「記名被保険者とその家族」とされています。
「記名被保険者とその家族」を具体的に説明すると、次の者を指します。
ファミリーバイク特約の補償対象者(一例)
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記名被保険者(保険契約者)
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記名被保険者の配偶者
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記名被保険者・配偶者と同居する親族(子ども・父母など)
- 記名被保険者・配偶者と別居する未婚の子ども(一人暮らしの子どもなど)
ファミリーバイク特約は、同居中の親族はもちろんのこと、別居する未婚の子どもであっても補償対象に含まれます。
たとえば、一人暮らしの子どもがミニバイクで起こしてしまった事故に対しても補償を適用することが可能です。
また、上記の補償対象者であれば、他人名義のバイクを借りて運転していた場合でも、補償の対象に含まれるので、万が一のときでも安心です。
ファミリーバイク特約のメリット・デメリット
自動車保険にファミリーバイク特約を付帯するメリットとデメリットは、次のとおりです。
ファミリーバイク特約のメリット
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自動車保険契約に定められる年齢制限の影響を受けない
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複数のミニバイクを保有している場合は1台あたりの保険料を安く抑えられる
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他人名義のバイクでの事故も補償対象
- 保険を使っても自動車保険の等級に影響がない
ファミリーバイク特約のデメリット
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特約の付帯は申告制で自動付帯されるわけではない
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自動車保険とは別で、特約ごとに人身傷害補償タイプや自損事故タイプに分けられている
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等級による保険料割引がないので長期的にみると割高
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ロードサービスは使えない
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特約なので単体での加入はできない
- 125cc以上のバイクは補償の対象外
ファミリーバイク特約は、一般的な保険商品に定められる年齢制限の影響を受けません。
一つの特約で複数台のバイクに対して補償を備えられるので、家族内で複数台のミニバイクを保有している方は、1台あたりの保険料を安く抑えられるというメリットがあります。
さらに、ファミリーバイク特約を使っても自動車保険の等級に影響が出ない(ノーカウント事故に分類される)ので、翌年以降の保険料が高くなることもありません。
一方、ファミリーバイク特約は申告制なので、自動車保険に加入したからといって自動的に付帯されるわけではない点に注意が必要です。
また、自動車保険とは別で、特約ごとに「人身傷害補償タイプ」や「自損事故タイプ」といった種類があるので、どのような事故の場合に補償が適用されるのかは事前によく確認しておく必要があります。
ファミリーバイク特約を使っても等級に影響が出ないことはメリットといえますが、逆にいえば等級が上がっても保険料の割引は受けられません。
そのため、長期的に見た場合には保険料が割高になるケースがあるので、しっかりと試算した上で「ファミリーバイク特約」と「バイク保険」のどちらを選ぶか検討するようにしましょう。
ファミリーバイク特約と、バイク保険の補償範囲の違い
ファミリーバイク特約とバイク保険は、どちらもバイクに搭乗中の事故を補償するためのものですが、厳密には次のような違いがあります。
| ファミリーバイク特約 | バイク保険 | |
|---|---|---|
| 対人補償 | 無制限 | 無制限 |
| 対物補償 | 2,000万円 | 2,000万円 |
| 自損事故 | 1,500万円 | 1,500万円 |
| 無保険車傷害 | 1,500万円 | 1,500万円 |
| 搭乗者傷害 | 補償なし | 200〜500万円 |
| 人身傷害補償 | 1,000万円(任意) | 1,000万円(任意) |
| 車両保険 | 付帯不可 | 車両価格によって変動(任意) |
| ロードサービス | 利用不可 | 利用可 |
| 保険利用による等級の上下 | 変動なし | 変動あり |
| 保険料目安 | 年間8,000円程度(自損事故タイプ) 年間20,000円程度(人身傷害補償タイプ) |
年間8,000〜30,000円程度 |
ファミリーバイク特約は、自動車保険の特約という形で付帯するので、月々の保険料負担はバイク保険よりも安めです。
ただし、バイク搭乗中のケガについて保険金が受け取れる「搭乗者傷害」は、ファミリーバイク特約では適用されません。
さらに、バイク保険では利用可能な「ロードサービス」も、ファミリーバイク特約では使えないのが一般的です。
これらをまとめると、バイクで通勤・通学、近所への買い出しなど、日常的に利用する場合においてロードサービスは不要なので、ファミリーバイク特約で十分といえるでしょう。
一方、バイクに乗って遠出をする場合や、趣味としてツーリングをする機会が多い場合は、ロードサービスが利用できるバイク保険に加入するのがおすすめです。
また、長期間に渡ってバイクに乗る場合や自動車を持っていない方は、単独のバイク保険に加入したほうがトータルコストを抑えられるので覚えておきましょう。
まとめ
ファミリーバイク特約は、自動車保険に付帯できる特約のうちのひとつです。
125cc以下のミニバイクに対して、対人・対物賠償や人身傷害、自損事故に対する補償を備えられるようになることがメリットです。
一つの特約で複数台のミニバイクを補償対象にできるので、家族内で複数のミニバイクを保有する場合は、ファミリーバイク特約を付帯するとトータルの保険料を節約できます。
ただし、通常のバイク保険に比べて、ロードサービスが使えなかったり、搭乗者傷害保険が適用できなかったりなどのデメリットも存在します。
メリットとデメリットを見比べた上で、ファミリーバイク特約とバイク保険のどちらに加入すべきかをよく検討するようにしましょう。
さらに、バイク保険の仕組みや等級ごとの割引率について知りたい方は【コのほけん!】バイク保険の等級制度とは?仕組みや等級ごとの割引率、引き継ぐ方法まで徹底解説!も参考にしてみてください。