アルバイトがお金を借りるカードローン10選！働き始めたばかりの借入先を解説

アルバイトでは十分な金額を稼げず、お金が必要なときに工面できないケースもあるでしょう。特に大学生は飲み会や学費、友人との旅行など急な出費が発生して、アルバイト代では足りずに直近の支払いに悩んでしまうことも珍しくないかと思います。

本記事では、アルバイトでも借りられるおすすめのカードローンを紹介します。カードローンは借りたら返済が必要になるため、多額の借り入れであればアルバイトの収入の範囲内だと返済が厳しくなる場合もあります。そのため、借りた後の返済計画まで考えたうえで利用しましょう。

アルバイトでカードローンを利用する人は少なくない

カードローンは基本的に、年齢などの申込条件を満たしていれば誰でも利用可能です。そのため、アルバイトの人でもカードローンを利用するケースは実は少なくないです。

金融庁の「貸金業利用者に関する調査・研究」によれば、調査対象期間におけるカードローンなどの借入利用者区分において、アルバイトは全体の7.0％という調査結果がでています。

カードローン利用者の約14人に1人はアルバイトであるため、現状アルバイトとして雇われている人であっても、就業形態を理由にカードローンの申込みを諦める必要はないでしょう。

ただし、あくまでも利用者数の調査結果である点には注意が必要です。どの程度の金額を借りているかは明記されていないため、なかには1万円しか借入していない人も含まれています。

アルバイトが借りられるカードローンの種類

アルバイトの人が借りられるカードローンは、大きく分けると3種類あります。消費者金融系、銀行系、信販系があり、お金を借りられる点においては同じ仕組みとなっています。しかし、特典や金利などに違いがあるため、人によって最適なものが異なります。

まずは、それぞれの主な違いを明確にしましょう。

大手消費者金融カードローンならアルバイトでも借りやすい

結論からお伝えすると、アルバイトの人が申し込むのであれば消費者金融のほうがおすすめです。そのため、プロミスなど大手消費者金融を優先的に検討しましょう。

消費者金融のほうがアルバイトにおすすめといえる理由は以下のとおりです。

• 安定収入があれば就業形態は問わない
• 即日融資も可能なためすぐにお金を借りられる
• 勤務先に電話で在籍確認をされたくない場合は相談可能
• アルバイトが利用できている実績が公開されている
• 勤続年数＝安定収入ではないためアルバイトを始めたばかりでも申込みは可能

消費者金融の場合、申込条件が「安定した収入のある18歳以上の人」となっており、就業形態は問わないケースが多いです。そのため、正社員でもアルバイトでも返済能力をベースに審査されます。

ほかにも、実際にアルバイトの人が利用できている実績などもあることからも、アルバイトでも借りやすいとされています。

安定収入があれば就業形態は問わない

ほぼすべてのカードローンの申込条件には「安定した収入がある人」と表記されています。安定した収入については消費者金融の条件欄で詳細には書かれてはいませんが、一般的には毎月決まった額の収入があり、今後も継続して収入が見込める状態を指すとされています。

そのため、アルバイトの場合でも毎月働いていて、一定の収入を得ている・見込めるならば、「安定した収入がある」と判断されて審査に通る可能性があるでしょう。なお、月1万円～2万円くらいの収入が定期的に続いていたとしても、額が少なすぎるため審査に落ちる可能性もあります。

目安として、おおよそ月10万円くらいを毎月稼いでいる状態を目指しておくことを推奨します。

即日融資も可能なためすぐにお金を借りられる

消費者金融カードローンのほとんどが、即日融資に対応しています。大学生の場合は学費だけではなく交友関係の出費など、すぐにお金が必要になることも少なくないため、その日のうちに借入ができるのは嬉しいポイントでしょう。

以下は、即日融資が受けられる大手消費者金融の最短融資時間をまとめたものです。

消費者金融カードローン	最短融資時間
プロミス	最短3分※
SMBCモビット	最短15分※1
アイフル	最短18分※2
アコム	最短20分※2
レイク	最短25分※3

 どれもWeb完結申込みに対応しているため、無人契約機などへ足を運ばずともスマホ一つで契約できます。そのため、自宅や学校、バイト先など好きな場所・タイミングで借入まで実行可能です。

あらかじめ指定の口座へ振り込んでおくようにすれば、都合のよいタイミングで提携ATMにて現金を下ろせるため、時間の無駄なく借入まで進められるでしょう。

勤務先に電話で在籍確認をされたくない場合は相談可能

銀行系カードローンでは、電話で在籍確認が行われますが、大手消費者金融の場合は基本的に電話での在籍確認はありません。例として、プロミスは電話での在籍確認について以下のように記載しています。

プロミスでは、原則、電話での在籍確認は行っていません。審査の結果により電話での確認が必要となる場合もありますが、お客さまの同意を得ずに実施することはありません。

プロミスから引用

つまり、仮に電話での在籍確認が必要となっても、申込み者の了承なしで連絡することはあり得ません。申込時に登録した自身の連絡先に「在籍確認の連絡をしてよいか」の確認をとってくれるため、電話を避けたい場合はこの時点で断れば職場に連絡がいくことはないでしょう。

ただし、提出書類の不備や申込時の記入不備などがあれば電話での在籍確認が発生するケースもあるため、書類や入力内容に誤りがないかはしっかりと確認しましょう。

アルバイトが利用できている実績が公開されている

アルバイトの人でも利用できる根拠として、実際に消費者金融側がそのことに関して言及している点が挙げられます。実際、アイフルでは以下のようにアルバイトの人の利用について公表しています。

消費者金融のアイフルでは、アルバイトやパートの方も利用可能です。実際に利用者の職種のうち、2割超はアルバイト・パートのため、正社員や派遣社員として働いている方以外も、お申込みになれます。

アイフルから引用

アイフルは利用者のうち、5人に1人以上がアルバイトやパートです。電話以外の方法で在籍確認を実施するほか、いつでもお申込みができるWEB申込に対応しています。

アイフルから引用

「アルバイトの人が利用できる」という内容だけでなく、実際に5人に1人以上がアルバイトであることも公表しています。冒頭でも触れましたが、貸金業利用者に関する調査・研究（金融庁）にてカードローンなど金融商品の利用者の約7％がアルバイトである点も加味すると、アルバイトであってもカードローンは問題なく利用できることがお分かりいただけたかと思います。

「自分の給料では申込んでも意味がないのでは・・・」と悩んで諦めるよりも、これらの実績を安心材料として、一度申込んでみることをおすすめします。

勤続年数＝安定収入ではないためアルバイトを始めたばかりでも申込みは可能

消費者金融カードローンを申し込むにあたって、勤続年数の条件は明確には提示されていないため、「○○年以上勤務し続けないと審査には通らない」といったことにはなりません。つまり厳密には、勤続年数と安定収入はイコールではないため、アルバイトを始めたばかりの人でも審査に通過する可能性は十分にあります。

勤続年数よりも、きちんと返済しきることができる能力があるかが重要であり、その基準を満たせた人が審査に通過することを理解しておきましょう。

返済能力以外で見られる申込み者の情報

審査で最も重要な内容は返済能力です。返済能力を判断する上で「安定した収入があるかどうか」が重視されますが、それ以外でも、審査時にチェックされる主な項目が2つあります。

• 他社からの借入状況
• 過去の金融事故の履歴

厳密には、これらも返済能力に直結する部分ではありますが、他社からの借入状況や金融事故の履歴（ブラックリスト）も審査時にチェックされることは覚えておきましょう。

他社からの借入が多いと審査に通りづらくなる

カードローンの審査では、他社からの借入状況も重要な審査項目となります。仮に他社からの借入が多いと返済能力に懸念を持たれるため、審査に通過しづらくなるでしょう。

繰り返しになりますが、カードローン会社が審査で重要視するのは「申込み者がすべての借金をきちんと返済できるかどうか」です。借入が多い＝返済に充てる金額が多いと、追加で借入した場合にはさらに返済負担が増加することになるため、カードローン会社は慎重に審査せざるをえなくなります。

また、消費者金融の場合は「総量規制」という制度の対象になるため、自身の年収の3分の1を超える貸し付けはできません。そのため、他社の借入状況もあわせて3分の1を超えないようにしなければならず、上限を超過する場合は審査に落ちる要因になります。

過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています（総量規制）。例えば、年収300万円の方が貸金業者から借入れできる合計額は、最大で100万円となります。

日本貸金業協会から引用

過去に金融事故を起こしていると審査に通りづらくなる

審査の際には、信用情報が照会され過去の金融事故もチェックされます。事故を起こしていると、返済期限やルールを守れなかった人として判断されるため、審査に通りづらくなるでしょう。

金融事故とは、クレジットカードやローンの返済における深刻な延滞や滞納、債務整理の実施などが該当し、具体的には以下のようなケースがあります。

• 返済を61日以上延滞する
• 債務整理をする
• 自己破産をする
• 強制解約になる
• 代位弁済を受ける

上記に該当する事故を起こしてしまった記憶がある人は、事故履歴として登録されている可能性が高いです。実際に事故履歴が登録されているかどうかは、信用情報機関へ開示請求をすれば確認できます。

信用情報機関は、国内に貸金業法指定信用情報機関（CIC）、日本信用情報機構（JICC）、全国銀行個人信用情報センターの3社があります。カードローンやクレジットカードによる事故履歴が思い当たる場合には、JICCやCICに個人の信用情報を照会すれば、履歴を明らかにできるでしょう。

また、CICは「クレジット・ガイダンス」と呼ばれる個人信用スコアの開示を行っており、自身の信用力を数値で確認できます。指数と算出理由を知れるため、情報機関が定める客観的な自身の信用度を把握することにもなります。

意外と軽視されがちで落とし穴になるのが、携帯電話（本体）の購入代金です。月々の携帯サービス利用料金と一緒に携帯電話（本体）も請求されることでしょう。

本人は月々の携帯サービス利用料金を数日だけ未納したという認識かもしれませんが、個別信用購入あっせん契約（分割払い）の未納にあたります。

携帯電話（本体）の購入代金の未納が金融事故として、信用情報を著しく傷つけることになります。

収入が多くないアルバイトでも申込めるが借入可能額は少額になる

繰り返しにはなりますが、消費者金融を利用する場合には総量規制の対象になります。そのため、審査に通ったとしても年収の3分の1以上の借入はできません。以下は、日本貸金業協会が提示している総量規制に対する内容です。

借り手の収入や借入状況、借入目的などに応じた適切な貸付条件などに照らして、借り手が返済期間内に完済することが合理的に見込まれない貸付け、つまり、「返済能力を超える貸付け」は禁止されています。 この「返済能力を超える貸付け」に該当するか否かを判断する基準の一つとして、新たな貸付けにより借入残高が、年収の3分の1を超える場合に、原則として返済能力を超えるものとして禁止されるのが、いわゆる総量規制です。

日本貸金業協会から引用

つまり、アルバイトで年収が60万円だとすると、実際に借入できるのはその3分の1にあたる約20万円までしか借入できません。希望額が30万円、40万円であっても年収が伴わなければ借入できないため、申込時の希望額を検討する際の参考としても覚えておきましょう。

アルバイトをしていても高校生はカードローンを申込めません

ここまで「アルバイトをしている人」を対象に解説してきましたが、前提として、アルバイトをしていたとしても高校生はカードローンには申込めません。一部、学生ローンのような商品もありますが、このような借入方法は18歳以上の大学生や専門学生などが対象となるため、基本的に高校生が借入できるような商品はないのです。

主婦・学生でもアルバイト・パートなど安定した収入のある場合はお申込いただけます。ただし、高校生（定時制高校生および高等専門学校生も含む）はお申込いただけません。また、収入が年金のみの方はお申込いただけません。

プロミスから引用

また、消費者金融カードローンの多くが申込条件を「18歳以上の安定した収入と返済能力を有する方」としていますが、20歳未満の大学生の場合は収入証明書の提出が必要です。

アルバイトの人がお金を借りる場合におすすめの消費者金融カードローン5選

これまでの内容を踏まえ、アルバイトの人におすすめの消費者金融カードローンを5つピックアップしました。すべて大手の消費者金融に該当し、貸付実績が公開されていることなどから、はじめてカードローンを利用する人でも安心して申込めるでしょう。

上記5つのカードローンをおすすめするのは、融資スピードや周りにバレにくいといったメリットが大きいためです。これらのカードローンでは、基本的に郵送物なし、原則電話での在籍確認なしのため、自身から伝えない限り借入していることは周囲にバレないでしょう。

アコムは申込み～借入までWebで完結＆最短20分で融資可能

実質年率（金利）	年3.0％～年18.0％
無利息期間	契約日の翌日から30日間
融資限度額	最大800万円
融資スピード	最短20分※1
審査時間	最短20分※1
審査通過率	39.7％※2
Web完結	◯
土日祝の対応	◯
電話による在籍確認	原則無し※3
郵便物の有無	無
申込条件	20歳以上の安定した収入と返済能力を有する人で、アコムの基準を満たす人
返済方法	インターネット アコムATM 提携ATM 振込 口座振替

アコムは20歳以上の安定した収入と返済能力を有する人が申込めるカードローンです。公式ページではアルバイトの申込みについて以下のように記載しています。

アルバイト（パート）・派遣社員・主婦（主夫）も契約できますか？
はい。20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方であればご契約いただけます。

アコムから引用

アコムは最短20分で借入が可能で、契約完了後は楽天口座を持っていれば、24時間最短10秒で振込が行われます。いち早くお金を確保したい人にとっては最適なカードローンといえるでしょう。

無利息期間も付いており、契約日の翌日から30日間が無利息期間です。初回借入日の翌日ではなく「契約日の翌日から」が無利息期間となるため、契約後すぐに借入をする必要がない場合は契約のタイミングを調整したほうが無駄に消化する日数を減らせます。

アイフルはWeb完結＆カードレスで申し込めば郵送物なしにできる

実質年率（金利）	年3.0％～年18.0％
無利息期間	契約日の翌日から30日間
融資限度額	最大800万円※1
融資スピード	最短18分※2
審査時間	最短18分※2
審査通過率	33.0％※3
Web完結	◯
土日祝の対応	◯
電話による在籍確認	無
郵便物の有無	無
申込条件	満20歳以上69歳までの定期的な収入と返済能力を有する人
返済方法	インターネット返済 口座振替 振込 スマホアプリ 提携 ATM

アイフルは、満20歳以上69歳以下の定期的な収入と返済能力を有する人が申込めるカードローンです。公式ページではアルバイトについて以下のように記載しています。

パート・アルバイト・派遣社員・契約社員でも申込みはできますか？
パート・アルバイトなどでも、お仕事をされていればお申込みいただけます。

アイフルから引用

最短18分で借入が可能で、先述したアコムよりも融資スピードは早いです。また、アイフルに申込んだ人の99.7％が電話での在籍確認が発生していないため、カードローンの利用を職場にバレたくない人にとっても最適な商品となっています。

プロミスは最短3分で借りられて電話の在籍確認は原則なし

実質年率（金利）	年4.5％～年17.8％
無利息期間	初回借入日の翌日から30日間
融資限度額	最大500万円
融資スピード	最短3分※1
審査時間	最短3分※1
審査通過率	36.1％※2
Web完結	◯
土日祝の対応	◯
電話による在籍確認	原則無し※3
郵便物の有無	無
申込条件	年齢18～74歳の本人に安定した収入のある人※4
返済方法	インターネット返済 口座振替 スマホATM ポイント返済 コンビニ・提携ATM プロミスATM 銀行振込

※30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。

プロミスは、年齢18歳～74歳の安定した収入のある人が申込めるカードローンです。18歳から申込めますが、18歳・19歳の場合は収入証明書の提出が必要になります。アルバイトについては公式ページで以下のように記載しています。

アルバイトやパート・派遣社員でも契約できますか？
アルバイト・パート・派遣社員・契約社員の方も、審査のうえご契約いただけます。 また、現在お仕事をされている場合、主婦や学生の方も、審査のうえご契約いただけます。

プロミスから引用

また、プロミスはスムーズに審査が進めば最短3分で融資を受けることが可能です。そのため、「とにかく今すぐにお金が必要」なシーンなど、想定外の出費にも迅速に対応しやすいカードローンになっています。

今回紹介する消費者金融のなかでは融資スピードが最も速いため、借入までのスピードが最優先の人はプロミスがおすすめです。

レイクは2つの無利息期間サービスがある

実質年率（金利）	年4.5％～年18.0％
無利息期間	最大365日間※1
融資限度額	最大500万円
融資スピード	Webなら最短25分融資も可能※2
審査時間	申込み後、最短15秒で審査結果を表示※2
審査通過率	非公開
Web完結	◯
土日祝の対応	◯
電話による在籍確認	電話による在籍確認無し※3
郵便物の有無	無
申込条件	満20歳以上70歳以下の人で、安定した収入のある人
返済方法	Web返済 口座振替 スマホATM取引 提携ATM 銀行振込

レイクは満20歳以上70歳以下の安定した収入のある人が申込めるカードローンです。アルバイトについては公式ページで以下のように記載しています。

パート・アルバイト・学生でも申込みできますか？
パートやアルバイト等でも安定した収入のあるお客さまであれば、お申込み可能です。

レイクから引用

レイクではWebなら最短25分で融資が受けられます。また、契約額により、2つの無利息期間があります。条件次第では365日間の無利息期間が利用可能です。無利息期間の適用条件は以下のとおりです。

60日間の無利息	はじめての契約かつWeb申込み・契約で、契約額が50万円未満の方
365日間の無利息	はじめての契約かつWeb申込み・契約で、契約額50万円以上、また契約後59日以内に収入証明書類の提出とレイクでの登録が完了の方。

多くの消費者金融が30日間の無利息期間を設定しているなかで、60日間や365日間の長い無利息期間がある点はレイク独自メリットです。返済の目途が1か月以上先になる人は、この恩恵を特に感じられるでしょう。

SMBCモビットはアルバイトを始めたばかりでも申込める

実質年率（金利）	年3.0％～年18.0％
無利息期間	無
融資限度額	最大800万円
融資スピード	最短15分※1
審査時間	最短15分※1
審査通過率	36.1％※2
Web完結	◯
土日祝の対応	◯
電話による在籍確認	原則無し※3
郵便物の有無	無※4
申込条件	年齢満20歳以上74歳以下の安定した定期収入のある人（アルバイト、派遣社員、パート、自営業の人も利用可能）
返済方法	提携ATM 口座振替 銀行振込 インターネット ポイント スマホATM取引

SMBCモビットは、年齢満20歳以上74歳以下の安定した定期収入のある人が申込めるカードローンです。アルバイトについては公式ページで以下のように記載しています。

申込条件について知りたい
年齢が満20歳～74歳の安定した収入のあることが条件となります。 派遣社員、パート、アルバイトまたは自営業の方も申込できます。

SMBCモビットから引用

SMBCモビットは最短15分で借入可能です。Web完結の申込みであれば、原則として電話での在籍確認がないため比較的スムーズに審査にも期待できるでしょう。

SMBCモビットの魅力のひとつにVポイントが貯まるサービスが挙げられます。返済の度にVポイントを貯めることが可能で、返済額のうちの利息分200円に対して1ポイントが貯まります。Vポイントは全国の提携しているお店やレストランで利用可能です。

消費者金融よりも審査は厳しいがアルバイトでも申込める銀行カードローンはある

おすすめのカードローンとしてプロミスやアイフルなどの消費者金融を紹介しましたが、アルバイトでも申込めるカードローンとして銀行系カードローンも挙げられます。審査が消費者金融よりもやや厳しいとされているため、アルバイトだと審査落ちする可能性は高いですが、もし審査に通れば金利が低いため返済負担を最小限に借り入れできます。

融資スピードは消費者金融と比較すると決して早いとはいえず、場合によっては口座開設も必要となるケースもあるため、あくまでも「銀行系も検討してみたい」と考える人向けのカードローンになります。

次項から、アルバイトでも借りられる可能性のある、おすすめの銀行系カードローンを紹介します。

アルバイトの人におすすめの銀行カードローン5選

アルバイトの人におすすめの銀行カードローンは次の5つです。

消費者金融と比較すると上限金利が抑えられているものが多く、カードローンによっては最短で即日融資が受けられるものもあります。ただし、申込条件に「住んでいる場所」が指定されるケースもあるため、すべての人におすすめとはいえない点に注意が必要です。

自身の状況を考慮しつつ、利用できるものを探して申し込むようにしましょう。

横浜銀行カードローンはローンカードなしで借入が可能

実質年率（金利）	年1.5％～年14.6％
無利息期間	無
融資限度額	最大1,000万円
融資スピード	最短即日
審査時間	最短即日
Web完結	◯
土日祝の対応	◯
電話による在籍確認	原則なし
郵便物の有無	有
申込条件	契約時満20歳以上69歳以下の人 安定した収入のある人、およびその配偶者（パート・アルバイトの人も可。学生の人は不可。年収には年金を含む） 神奈川県全域、東京都全域、または群馬県(前橋市、高崎市、桐生市)に在住または在勤されている方 保証会社（SMBCコンシューマーファイナンス（株））の保証が受けられる人 横浜銀行ならびにSMBCコンシューマーファイナンス㈱の個人情報の取り扱いに同意される人
返済方法	自動引き落とし 横浜銀行のATM コンビニ等のATM スマホアプリ「はまぎん365」 インターネットバンキング

横浜銀行カードローンは契約時満20歳以上69歳以下の人が申込めるカードローンです。公式ページの商品概要では、申込条件について以下のように記載しており、アルバイトでも問題なく申込めます。

安定した収入のある方、およびその配偶者 （パート・アルバイトの方も可。学生の方は不可。年収には年金を含みます。）

横浜銀行から引用

横浜銀行カードローンは最短即日で審査が完了し、契約完了後すぐに借入可能です。初回の融資は返済口座に振り込まれるため、横浜銀行のキャッシュカードを持っていないと現金を引き出せない点には気を付けなければいけません。

そのため、即日融資は、あらかじめ横浜銀行の普通預金口座を持っている人に限ります。

東京・神奈川圏内であれば、約14,000台の提携ATMが設置されているため、基本的には東京都や神奈川県に住んでいる人にとっては特に利便性の高いカードローンといえるでしょう。

PayPay銀行カードローンは初回借入日から30日間は利息なし

実質年率（金利）	年1.59％～年18.0％
無利息期間	初回借入日から30日間
融資限度額	最大1,000万円
融資スピード	最短当日
審査時間	最短当日
Web完結	◯
土日祝の対応	◯
電話による在籍確認	有
郵便物の有無	無
申込条件	申込時の年齢が20歳以上70歳未満の人 仕事をされていて、安定した収入のある人 PayPay銀行に普通預金口座を所持する個人の人 一定の審査基準を満たし、PayPay銀行の指定する保証会社SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証を受けられる人
返済方法	自動引き落とし ローンアプリまたはWeb ATM

PayPay銀行カードローンは、20歳以上70歳未満の人が申込めるカードローンです。公式ページでは「主婦やアルバイトの方も申込OK！」※と謳っているため、アルバイトの人でも問題なく申込めます。

※参照元：PayPay銀行

PayPay銀行カードローンは、銀行系カードローンでありながらも無利息期間が適用されます。そのため、短期間の借入を希望する人にも最適なカードローンといえるでしょう。

無利息期間は借入日から30日間であるため、利用開始日にあわせて申し込み日を調整する必要もありません。念のためカードローンを契約しておきたいと考えている人にもおすすめです。

セブン銀行カードローンは口座開設～借入まで最短翌日に完了

実質年率（金利）	年12.0％～年15.0％
無利息期間	無
融資限度額	最高300万円（初回契約の場合最大50万円）
融資スピード	最短翌日
審査時間	非公開
Web完結	◯
土日祝の対応	◯
電話による在籍確認	有
郵便物の有無	有（キャッシュカード）
申込条件	セブン銀行口座を持っている人（個人） 契約時の年齢が満20歳以上満70歳未満の人 一定の審査基準を満たしセブン銀行指定の保証会社（アコム株式会社）の保証を受けられる人 外国籍の人は永住者であること
返済方法	セブン銀行ATM ダイレクトバンキングサービス

セブン銀行カードローンは、契約時の年齢が満20歳以上満70歳未満の人が申込めるカードローンです。公式ページにてアルバイトに対する言及はありませんが、年齢や保証会社の利用といった申込条件に当てはまればアルバイトでも利用できる可能性が高いです。

比較的金利が抑えられているカードローンでもあり、年12.0％～年15.0％になります。適用される金利は利用限度額によって異なるため、以下の表を参考に確認しておきましょう。

利用限度額	金利
10万円、30万円、50万円	年15.0％
70万円、100万円	年14.0％
150万円、200万円	年13.0％
250万円、300万円	年12.0％

なお、取引ができるのはセブン銀行ATMだけであるため、生活圏内に設置されているかどうかは確認が必要です。

三井住友銀行 カードローンは審査申込時に口座開設が不要

実質年率（金利）	年1.5～年14.5％
無利息期間	無
融資限度額	最大800万円
融資スピード	最短当日※1
審査時間	最短当日※1
Web完結	◯※2
土日祝の対応	◯
電話による在籍確認	有
郵便物の有無	無
申込条件	申込時満20歳以上満69歳以下の人 原則安定した収入のある人（年金収入のみの人は不可） 三井住友銀行指定の保証会社（SMBCコンシューマーファイナンス株式会社）の保証を受けられる人 使いみちが事業性資金以外の人
返済方法	ATM SMBCダイレクト 口座引落

三井住友銀行 カードローンは、満20歳以上満69歳以下の人が申込めるカードローンです。アルバイトについては公式ページで以下のように記載しています。

パート・アルバイトの収入でも申し込みできますか？ 原則安定したご収入のある方であれば、お申し込みいただけます。（年金収入のみの方はご利用いただけません）

SMBCから引用

三井住友銀行の普通預金口座を持っていなくても申込みは可能ですが、事前に持っていると以下のようなメリットがあります。

• 申込みが24時間Web完結
• 普通預金口座なしの場合より入力内容が少なくて申込みもラク
• 持っているキャッシュカードで借入可能

そのため、普通預金口座を持っている人にとくにおすすめのカードローンとなります。また、取引の際、三井住友銀行のATMや提携ATMであれば、基本的に手数料はかからないため無駄な出費も発生しません。

ソニー銀行カードローンは初回振込サービスを利用すればカード到着前に借入可能

実質年率（金利）	年2.5％～年13.8％
無利息期間	無
融資限度額	最大800万円
融資スピード	記載なし
審査時間	記載なし
Web完結	◯
土日祝の対応	◯
電話による在籍確認	有
郵便物の有無	有
申込条件	ソニー銀行に円普通預金口座を持っている人（同時申込み可能） 申込時の年齢が満20歳以上65歳未満の人 原則、安定した収入がある人 日本国籍の人、もしくは、外国籍の人で永住権を持っている人 保証会社（アコム株式会社）の保証を受けられる人
返済方法	口座引き落とし サービスサイト 提携ATM

ソニー銀行カードローンは、満20歳以上65歳未満の人が申込めるカードローンです。アルバイトについては公式ページで以下のように記載しています。

Q【カードローン】 誰でも申し込みできますか？
A次の条件をすべて満たすかたに限りご利用いただけます。
（1）当社に円普通預金口座をお持ちのかた（同時申し込み可能）
（2）お申し込み時のご年齢が満20歳以上65歳未満のかた
（3）原則、安定した収入があるかた
（4）日本国籍のかた、もしくは、外国籍のかたで永住権をお持ちであるかた
（5）保証会社（アコム株式会社）の保証を受けられるかた ・パート、アルバイト
（1）～（5）を満たすかたはお申し込みいただけます。

ソニー銀行から引用

普通預金口座を持っていないと申込めないため、利用したい人はあらかじめ口座開設を済ませておきましょう。

金利は年2.5％～年13.8％と抑えられており、また、契約はすべてWebで完結します。利用明細もWeb上で確認できるため、家族に明細を確認されたくない人には最適なカードローンです。

クレジットカードにキャッシング枠が付いていればすぐに借入できる

アルバイトをしている人のなかには、クレジットカードを持っている人もいるでしょう。クレジットカードの種類によってはキャッシング機能が付帯しているケースがあり、クレジットカードの契約時にその機能も追加されていればキャッシングサービスを利用できる可能性があります。

キャッシングサービスとは、クレジットカードを利用してATMなどでお金を借りられるサービスのことで、利用可能枠はそこまで大きく設定されていませんが、少額であればすぐに借入できます。キャッシング枠が付いているかどうかを知るには、契約時の書類を確認するか、カードに記載されているカスタマーセンターに連絡しましょう。

少額の借入で問題ない場合は、キャッシングのほうが審査などの手間もなく利用できるためおすすめです。

アルバイトがカードローンに申し込む際の注意点

アルバイトの人がカードローンに申し込む場合、以下の4つに注意してください。

• 勤続期間が短いと「安定収入がない」と判断される可能性がある
• 20歳未満は収入証明書類の提出を求められる
• 勤務先に在籍確認の電話がかかってくることがある
• 借入希望額を必要以上に多くしない

カードローンに申し込む際は、勤続年数が短すぎると審査に通らない可能性があります。先述した内容では「勤続年数＝安定収入」ではないと解説しましたが、審査基準は各社異なるため、可能性の一つとして頭に入れておきましょう。

ほかにも、20歳未満は収入証明書の提出が必要な点や、勤務先に在籍確認の連絡がくることがある点など、知っておかないとトラブルの要因になってしまうものもあるため、これらを覚えておくとよいでしょう。

勤続期間が短いと「安定収入がない」と判断される可能性はある

アルバイトの人がカードローンの審査に落ちる場合の多くが「安定した収入がない」と判断されたことが要因であると考えられます。「厳密には勤続年数＝安定収入という判断ではない」と先述しましたが、この基準自体はカードローン会社ごとに異なるため、勤続年数を重視する事業者もあるためです。

審査の詳細まで公開されていないため、安定収入があると見込んでいたのに審査落ちした場合は「勤続年数が要因だったのかもしれない」と考えるしかありません。

繰り返しになりますが、審査基準は各社異なるため、審査に落ちたからといって他社の審査も必ず落ちることには繋がりません。収入が一定以上あって数か月以上は勤めているのであれば、ほかのカードローンに申込んでみるのもひとつの方法です。

20歳未満は収入証明書類の提出を求められる

20歳未満の人が申し込む場合、収入証明書類の提出が必須になります。収入証明書が必要な理由は、貸金業法に則って総量規制を必ず守らなければいけないためです。貸金業協会のガイドラインでは、18歳・19歳への融資について以下のように記載しています。

若年者への貸付けの契約を締結しようとする場合は、貸付額にかかわらず、収入の状況を示す書類の提出又は提供を受けてこれを確認するものとする。

日本貸金業協会から引用

若年者の消費者トラブルを防止するための施策として収入証明書の提出が決められているため、いかなる理由があっても提出を避けることはできません。そのため、20歳未満の人がカードローンを申し込む際には、前もって収入証明書を準備しておく必要があります。

勤務先に在籍確認の電話がかかってくることがある

大手消費者金融であれば、原則として電話による在籍確認はありませんが、何かしらの問題があれば大手消費者金融であっても電話での在籍確認が発生する可能性があります。勤務先に在籍確認の電話がかかってくるケースとしては、以下の内容が挙げられます。

• 申告内容に不備や矛盾がある
• 信用情報に不安要素がある
• 勤務先の情報が確認できない
• 高額の借入を希望している

とくに申告内容の不備や勤務先の情報が確認できない場合は、電話での在籍確認が行われやすいです。そのため、収入や勤務先の情報は正しく入力し、嘘偽りのない内容で申込みをするようにしましょう。

借入希望額を必要以上に多くしない

借入希望額は必要以上に多く申請しないようにしましょう。繰り返しになりますが、消費者金融カードローンを利用する場合は総量規制の対象となるため、年収の3分の1以上の借入には対応できません。そのため、3分の1を超える額を希望額として申込んでも審査落ちしてしまうだけです。

また、借入額が多ければ多いほど相応の高い返済能力が求められるため、必然的に審査に通過する難易度も高まるでしょう。

そのため、スムーズに審査を通過するためには必要最低限の借入額で申請しましょう。5万円が必要であるにもかかわらず50万円の希望額を出すなど、余計な額を希望しないことが大切です。

アルバイトがカードローンに申込みたくても絶対にやってはいけないこと

アルバイトの人がカードローンに申込みたくても絶対にやってはいけないことが2つあります。

• 勤続年数を偽って申し込む
• 年収を偽って申し込む

当たり前のことですが、自身の情報を偽って申込んではいけません。少しでも審査に通る可能性を高めるために、正しい情報よりも上乗せして勤続年数や年収を記載したくなる気持ちも理解できなくはないですが、それらの嘘は絶対にバレます。

バレるどころか、虚偽の情報を記載すると審査落ちの要因になるだけでなく、今後の別のローンを組む際の信用低下を招く要因にもなりかねません。

勤続年数を偽って申し込む

勤続年数を偽って申し込むことも絶対にNGです。お金の貸し借りは信用ありきの取引であるため、年齢を詐称すればその事業者からお金を借りるのはより難しくなるでしょう。

虚偽情報の提出はカードローン会社側でどの程度まで記録しておくのかは明記されていませんが、仮に長期間記録されるようなことがあれば、発覚後の数か月だけでなく、将来的にもそのカードローン会社が利用できないといった状態に陥ってしまいます。

メリットのない嘘で今後の利用先を失ってしまっては後悔してもしきれないため、虚偽の勤続年数を記載しないようにしてください。

年収を偽って申し込む

年収を偽って申し込むと、収入証明書の提出を求められた際に虚偽が発覚します。返済能力を測るために年収の情報が必要であるにもかかわらず、虚偽の情報を提出されるとなればカードローン会社からの信用は確実に落ちてしまうでしょう。

勤続年数の内容と同様に、虚偽の情報提出は信用低下による審査落ちの要因にしかならないため、これも絶対にしないでください。

19歳以下の人は学生ローンを検討

基本的に多くのカードローンでは、申込条件が20歳以上となっています。20歳未満が申込めるカードローンは限られているため、どうしても借入が必要な19歳以下の大学生は学生ローンを検討しましょう。

学生ローンとは、その名の通り学生を対象にしたローン商品で、「お金を借入できる」こと自体はカードローンと変わりないです。ただし、18歳・19歳も対象としたローンではありますが、これまでに紹介したカードローンと比較して審査に通りやすくなるといったことはありません。

学生ローンは大手～中小の消費者金融が取り扱っているケースが多いため、自身が申込条件に該当しているかどうか確認することをおすすめします。

100万円以上など高額の借入が必要なら周囲に相談

アルバイトの人で100万円以上の高額を借入したい場合には、いきなりカードローンを検討するのではなく一度周囲の人に相談してみることをおすすめします。仮に100万円を借入したい場合、最低でも年収は300万円ないと借りることができないためです。

それだけのお金を工面しなければいけないのには、何かしらの理由があると考えられるため、まずは家族など近しい人に相談して、ほかの対処法がないか模索するのもひとつの方法です。お金が必要な理由は人それぞれですが、場合によっては公的融資制度の利用も選択肢の一つに入るかもしれません。

また、仮に年収が300万円もないにもかかわらず100万円を貸してくれるような事業者がいた場合、それは違法業者の可能性が高いため注意してください。繰り返しになりますが、貸金業法に則って運営しているのであれば総量規制は絶対に守らなくてはいけないため、それを守っていないのであればそれは違法業者です。

安心して利用できる事業者かどうかを見極めるためには、「貸金業者登録一覧」に登録されている事業者であるかを確認するのが最も効率的です。国の許可を得ないと、この一覧には登録されないため、登録されている事業者は安心して利用できる事業者といえます。

アルバイトのカードローン利用でよくある質問

Q.仕送りをもらっている場合は収入に含めていい？

仕送りは収入に含めません。給与として得ている収入だけを記載します。

Q.派遣バイトでもカードローンでお金を借りられる？

派遣バイトでもカードローンの申込みは可能です。アルバイトの人と同様に条件を満たしていれば申込み可能です。

Q.派遣バイトの場合はどこに在籍確認の電話がくる？

在籍確認の電話は、基本的に申込時に記入した「職場の電話番号」へかかってきます。そのため、派遣先の会社の番号を記載したのであれば派遣先へ、大元の派遣会社の番号を記載したのであれば派遣会社へ連絡がいきます。

まとめ

アルバイトの人でもカードローンは利用できます。正社員と比べて収入面で劣る部分があるため審査に通りにくい可能性はありますが、申し込むこと自体はアルバイトの人でも可能となっています。

各事業者によって安定した収入の基準は異なりますが、一定の収入を数か月にわたって得ており、さらに返済を無理なくこなせる能力があるなら審査に通る可能性は高いでしょう。利用できるかどうかは申込んでみないと分からないため、お金を借りたい人はまず申込んでみることをおすすめします。

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