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定期保険とは?メリット・デメリット、終身保険との違いをおさえた保険の選び方を解説!

定期保険とは?メリット・デメリット、終身保険との違いをおさえた保険の選び方を解説!

定期保険とは

定期保険とは、契約するときに決めた一定期間だけ保障が受けられる保険商品のことを指します。

保障期間内に、被保険者が死亡もしくは高度障害状態になった場合に保険金が支払われる仕組みで、一定期間内における万が一の事態に備えることができます。

定期保険は「掛け捨て型」の保険とも呼ばれており、途中で解約をした場合の解約返戻金や満期保険金などの一時金は一切ありません。

その代わり、毎月の保険料が割安に設定されているので、終身保険よりもお手頃な保険料で大きな保障が受けられます。

また、基本的に一定期間しか保障が受けられませんが、商品によっては満期を迎えると保障期間を更新できるものもあります。

定期保険の仕組み

定期保険は、保障期間内に万が一のことがあった場合に保険金が支払われる保険です。

期間中の保険料や受けられる保障は、満期を迎えるまで一定で変わることはありません。

満期を迎えた場合は保険契約が終了し、更新しない限りは以降の保障は受けられなくなるため、定期保険を選ぶ際は以下のポイントを抑えておく必要があります。

保障期間には「年満了」と「歳満了」がある

保障期間(保険期間)とは、簡単にいえば、万が一の事態が起きた場合に保障が受けられる期間のことで、定期保険の保障期間には「年満了(ねんまんりょう)」と「歳満了(さいまんりょう)」の2パターンがあります。

定期保険の保障期間

年満了

歳満了

特徴 10年、20年、30年などの「加入年数」で保障期間を定める定期保険 60歳満了、99歳満了などの「被保険者の年齢」で保障期間を定める定期保険

保険契約の更新可否

メリット

ひと月あたりの保険料が歳満了よりも安め 保険料の総払込額が年満了よりも安くなる場合が多い

デメリット

保障期間を更新すると毎月の保険料が高くなってしまう 保障期間の更新ができず、新たな保険に加入する場合は高額な保険料が必要定期保険の保障期間

年満了は、保障期間が終わると新たに保険期間を更新できることが特徴です。

一方の歳満了は、設定した年齢を迎えた時点で保険契約が終了となり、保障期間を更新できないのが特徴です。

ただし、保障期間を更新(保険金額を同額更新)すると毎月の保険料が高くなってしまうのが一般的なので、保険料の総払込額で見ると年満了より歳満了のほうがトータルで安くなる傾向があります。

また、歳満了で契約していても保障期間を延長できる保険商品もありますので、歳満了を選ぶ際は保障期間の延長ができるか確認しておきましょう。

保険期間には「更新型」と「全期型」がある

定期保険のタイプ(全期型と更新型)

上述の「年満了」と「歳満了」に似ていますが、定期保険の保険期間には「更新型」と「全期型」の2タイプがあります。

定期保険における2タイプの保険期間

  • 更新型:満期を迎えると自動更新され保険契約が継続できるタイプ。更新をするたびに年齢に応じた保険料に再設定される
  • 全期型:契約時に定めた期間のみ保険契約を結ぶタイプ。基本的に保険契約の更新はできない

定期保険の「更新型」は、その名の通り保険契約が満期を迎えても更新できるタイプの保険商品です。

自動更新されるため、長い期間保障が受けられることがメリットですが、保険金額を同額更新する際に年齢に応じた保険料に再設定されるので保険料が割高になるのがデメリットです。

一方の全期型は、契約時に定めた保険期間のみ保障が受けられるタイプで、基本的に保険期間を更新することはできません。

ただし、同じ条件で保険契約を結ぶのであれば、更新型よりも全期型のほうが保険料の総払込額は少なくなることが多いです。

更新の際に保険を見直したいという方は「更新型」、ひとつの保険で長い期間の保障を受けたい方は「全期型」を選びましょう。

定期保険と終身保険の違い

定期保険と終身保険の主な違いを分かりやすく表にしてまとめました。

定期保険と終身保険の主な違い

定期保険

終身保険

保障期間

契約時に定めた一定期間のみ保障が適用される 一生涯を通じて保障が適用される

保険料

掛け捨て型
(支払った保険料が全額返ってくることはない
一般的には養老保険より返戻率は低めだが、商品によっては逆に高くなる場合がある

メリット

  • 終身保険よりも毎月の保険料が割安
  • 満期を迎えたタイミングで保険の見直しができる
  • 必要な期間だけ保障を手厚くできる
    (子供の学費、住宅購入など)
  • 保障期間が一生涯続く
  • 毎月の保険料が変わらない
  • 解約返戻金や一時金の支払いがある
  • 相続税対策として使える

デメリット

  • 契約時に定めた期間しか保障が受けられない
  • 保障期間を更新(保険金額を同額更新)するたびに毎月の保険料が高額になる
  • 解約返戻金が少なかったりなかったりするケースが多い
  • 定期保険よりも毎月の保険料が割高
  • 短期解約をすると解約返戻金がない、もしくは払込保険料を下回る場合がある
  • 一生涯続く保険なので見直しのタイミングが難しい定期保険と終身保険の主な違い

簡単に特徴をまとめると、定期保険は一定期間しか保障が受けられず解約返戻金がない代わりに、毎月の保険料が安めに設定されていることが多いです。

一方の終身保険は、保障が一生涯続くことに加え、解約時の解約返戻金や一時金がある代わりに、毎月の保険料は定期保険よりも割高に設定されています。

どちらも一長一短の特徴があるので、違いを正しく理解してご自身に合った保険を選ぶことが大切です。

終身保険に特約として定期保険を付加する「定期付終身保険」

定期付終身保険の仕組み

終身保険には特約(いわゆるオプション)として定期保険を付加できる「定期付終身保険」があります。

終身保険は毎月の保険料が割高なので大きな保障が準備しづらいという欠点がありますが、定期保険特約を付加することで一定期間の保障を補うことができます。

たとえば「定年退職するまでは家族の生活費を保障したい」といった場合に、定年退職をする60歳までは終身保険+定期保険特約で手厚い保障が受けられるようになります。

定期保険特約はオプションではあるものの、内容は定期保険とほぼ同じなので保障期間の満期を迎えれば自動更新されます。

定期保険と終身保険のいいとこ取りができる保険といえますが、通常の終身保険と比べて、特約を付けた分だけ保険料が高くなる点や保険金額を同額更新した際には特約分の保険料が割高になってしまう点にはご注意ください。

終身保険に関しては以下の記事も参考にしてください。

定期保険の種類

定期保険には、大きく分けて以下の3つの種類があります。

それぞれの特徴を理解した上で、自分にあったタイプの定期保険を選ぶようにしてください。

平準型

平準型定期保険の仕組み

定期保険の中で最もスタンダードなタイプが「平準型」の定期保険です。

平準型は、保障期間中は毎月の保険料や万が一のことがあった場合の保険金額が一定で変わることはありません。

定期保険の多くは満期を迎えた場合に保障期間が自動更新され、年齢に応じて毎月支払う保険料が再設定されます。

保障期間が更新されると、同じ保険金額に対する毎月の保険料が高くなることが多いので、あらかじめ覚えておくようにしましょう。

逓減型(ていげんがた)

定期保険のふたつ目の種類が「逓減型(ていげんがた)」と呼ばれるタイプです。

逓減型定期保険は、契約した年に万が一のことがあった場合の保険金額が最も大きく、年数が経過するとともに保険金額が減少していきます。

年数に応じて保険金額は減少していきますが毎月の保険料は一定で、その代わりに平準型定期保険よりも元々の保険料が割安に設定されています。

ただ、保険金は一括での受け取りしか選べず、請求した時点での保険金額(逓減率適用後の保険金額)を受け取ることになります。

逓減率は保険会社や保険商品によって異なることが多く、商品によっては自分で逓減率を決めることができるものもあります。

子供の学費や住宅ローンの支払いなど、直近で万が一のことがあった場合に備えたい場合に最適です。

年金型(収入保障保険)

最後の「年金型」は、一般的に「収入保障保険」と呼ばれるタイプの保険で、逓減型定期保険と同様に年数の経過とともに保険金額が減少していきます。

その代わり、万が一のことが起きた場合の保険金を分割で受け取ることができ、定期保険の中で保険料が最も安めに設定されていることが特徴です。

保険金を少額ずつ、年金のように一定期間受け取り続けることができるので、「自分に万が一のことがあった場合に家族の生活費を保障したい」という方に向いています。

一方で、瞬間的に大きな保障が受けられる訳ではないので、何かの行事に備えたいという場合には不向きです。

定期保険のメリット、デメリット

定期保険のメリットとデメリットをまとめました。

定期保険のメリット

  • 貯蓄型の保険(終身保険や養老保険など)に比べて毎月の保険料が割安に設定されている
  • 割安な保険料で大きな保障を準備できる
  • 保障期間が満了したタイミングなどで家計の状況に合わせて保険の見直しがしやすい

定期保険のデメリット

  • 保険料が掛け捨て(貯蓄性がない)で解約返戻金や一時金などがない、もしくは一切ない
  • 満期を迎えると保障が適用されなくなってしまう
  • 保障期間の更新時(保険金額の同額更新)に毎月の保険料が高くなる

定期保険の最大のメリットは、終身保険や養老保険と比べて毎月の保険料が割安に設定されている点です。

割安な保険料で大きな保障を準備しておけるので、子供の学費や住宅ローンの支払いといった大きな支出がある方でも、万が一の事態に備えられるので安心です。

保険料が掛け捨てで解約返戻金や一時金などは一切ないのはデメリットといえますが、逆に言えば、将来戻ってくるお金のことを考える必要がないので、保障期間が満了したタイミングで気軽に保険の見直しができるのはメリットと捉えることもできます。

ただし、定期保険は終身保険と異なり保障期間が決められているので、満期を迎えるとその後は一切の保障が受けられなくなってしまう点には注意が必要です。

定期保険のほとんどは保障期間が自動更新されますが、保険金額の同額更新のタイミングから毎月の保険料が高額になる場合が多く、そのため定期保険に加入する場合は更新のタイミングで保険料の確認をすることを忘れないようにしましょう。

定期保険の必要性

定期保険の必要性と向いている人・向いていない人の特徴を確認しましょう。

定期保険が向いている人の特徴

  • 万一の場合に遺族の生活費を保障したい人
  • 子供の教育資金や住宅ローンの支払いなど大きな支出がある人

定期保険が向いていない人の特徴

  • 保障期間後や老後でも確実に遺族へ保険金を残したい人
  • 保険に加入することで将来に向けた貯蓄をしたい人

定期保険は、その性質から契約時に定めた一定期間しか保障が適用されないので、「いつからいつまで」「何に対して備えたいのか」を明確にして検討することが重要です。

たとえば、世帯収入を担っている人に万が一のことがあれば、残された家族は収入が途絶えてしまうので生活が困難となってしまいますし、子供の教育資金や住宅ローンなどの大きな支出がある人は、保険金と毎月の保険料の兼ね合いから、終身保険では十分な保障が準備できないことも考えられます。

定期保険は掛け捨て型ではありますが、毎月の保険料が割安で大きな保障を準備できることが最大の特徴なので、上記のようなケースに該当する場合は定期保険が選択肢になります。

反対に、保障期間後や老後でも確実に遺族へ保険金を残したい人、解約返戻金や一時金などの観点から将来に向けた貯蓄をしたい人にとっては、貯蓄性の低い定期保険は向いておらず、その場合は「養老保険」や「個人年金保険」を検討しましょう。

定期保険の選び方

これから定期保険を選ぼうと思っている方は、自分に合った保険を見つけられるよう、以下のポイントを参考にしてください。

生命保険の選び方

  • 保険金額・保険期間:「いつからいつまで」「何に対して備えたいのか」を明確にする(例:遺族の生活費用、子供の教育資金など)
  • 保険料:定期保険の内容は保険会社ごとで大きな差はないので、様々な商品を比較してより保険料が安いものを選ぶ
  • 更新後の保険料:定期保険は更新後(保険金額の同額更新)で保険料が高くなるケースがほとんどなので更新後の保険料についても確認しておく
  • 健康状態による割引制度の有無:近年では健康状態が優れている人は保険料が割引される場合がある

何度もお伝えしているとおり、定期保険は契約時に定めた一定期間のみ保障が受けられる保険です。

そのため、定期保険を選ぶ際は「いつからいつまで」「何に対して備えたいのか」を明確にしてから保険を比較しましょう。

定期保険の数自体は非常に多いですが、保険会社によって保障内容に大きな差はないため、保険金額や保険期間が決まったら保険料が安いものを選ぶのがおすすめです。

なお、保険料を比較する際は「更新後の保険料」についても合わせて確認しておきましょう。

近年では加入時の健康状態によって毎月の保険料が割引される定期保険も登場しているので、割引制度の有無についても確認しておくと保険料の節約に繋がります。

定期保険の見直しタイミング

定期保険の見直しをするタイミングは人によって様々ですが、代表的な例としては以下のタイミングが挙げられます。

定期保険の見直しタイミング

  • 結婚したとき:結婚によって家族分の生活費や支出が増加するため
  • 子供が生まれたとき:子供が増えることで生活費や子供の教育資金に備えておく必要があるため
  • 住宅を購入したとき:住宅ローンの支払いに備えておく必要があるため。ただし団信に加入した場合は住宅ローン分を別に賄える
  • 子供が独立したとき:今まで子供のために備えてきた保障を減らせるため

「定期保険を見直すタイミングが分からない」という方は、上記の例を参考にして定期保険の見直しを行ってみましょう。

なお、保険の見直しをする際はお金のプロである「ファイナンシャルプランナー」への無料相談をご検討ください。

専門家の立場から、あなたにとっての適切な保険選びのサポートをさせていただきます。

まとめ

定期保険の基礎的な知識、ご自身に合った選び方、メリット・デメリットについて分かりやすく解説しました。最後に振り返りましょう。

定期保険とは、契約するときに決めた一定期間だけ保障が受けられる保険商品のことを指します。

一定期間しか保障が適用されない代わりに毎月の保険料が割安で大きな保障を準備できることが最大の特徴です。

定期保険には以下のようなメリットとデメリットがあるのでしっかりと覚えておきましょう。

定期保険のメリット

  • 貯蓄型の保険(終身保険や養老保険など)に比べて毎月の保険料が割安に設定されている
  • 割安な保険料で大きな保障を準備できる
  • 保障期間が満了したタイミングなどで家計の状況に合わせて保険の見直しがしやすい

定期保険のデメリット

  • 保険料が掛け捨て(貯蓄性がない)で解約返戻金や一時金などがない、もしくは一切ない
  • 満期を迎えると保障が適用されなくなってしまう
  • 保障期間の更新時(保険金額の同額更新)に毎月の保険料が高くなる

メリットとデメリットを見比べた上で、自分に合っていると思った人は定期保険の選び方を参考にして、自分に最適な定期保険を探してみましょう。

ご自身だけで検討するのが難しいという人は、ファイナンシャルプランナーへの無料相談をご検討ください。

あなたに合った保険や資産運用について、お金のプロであるファイナンシャルプランナーがサポートさせていただきます。

この記事の執筆者
中村 翔也
携帯代理店法人部門にて営業職として2年半勤務後、2017年12月よりwebライターとして独立。通信ジャンルをメインに金融系、保険記事を毎月30本以上執筆。
この記事の監修者
石田 直樹
所有資格
AFP資格、TLC(生保協会認定FP)資格
ソニー生命、東京海上日動あんしん生命保険、保険代理店等、保険業界を28年間勤務。支社長や管理職を経験、200回以上のセミナーや研修講師の登壇経験あり。その知識を活かし、もっと多くの人に保険の必要性を正しく理解してもらいたい!という思いを胸に、ナビナビ保険の事業立ち上げメンバーとして異業種のIT企業に転職し、現在に至る。
この記事の編集者
ナビナビ保険編集部
ナビナビ保険編集部は「どこよりも分かりやすい保険情報を届けること」をコンセプトにコンテンツの配信を行っています。

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