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更新:2020.09.11 公開:2020.01.22

定期保険とは?メリット・デメリット、終身保険との違いをおさえた保険の選び方・必要性を解説

定期保険とは?メリット・デメリット、終身保険との違いをおさえた保険の選び方・必要性を解説

定期保険とは

定期保険の仕組み定期保険とは、契約するときに決めた一定期間だけ保障が受けられる保険商品のことを指します。

被保険者が、保障期間内に死亡もしくは高度障害状態になった場合、保険金が支払われる仕組みで、一定期間内における万が一の事態に備えることができます。

定期保険は「掛け捨て型」の保険とも呼ばれており、途中で解約をした場合の解約返戻金や満期保険金などの一時金は一切ありません

「解約返戻金」とは?
保険契約者が契約を解約、もしくは保険会社から契約を解除された場合に、保険契約者に対して払い戻されるお金
「満期保険金」とは?
被保険者が満期時まで生存して満期を迎えた際に受け取れる保険金

その代わり、毎月の保険料が割安に設定されているので、終身保険よりもお手頃な保険料で大きな保障が受けられます

また、基本的に一定期間しか保障が受けられませんが、満期を迎えると保障期間を更新できる商品もあります。

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定期保険のメリット、デメリット

定期保険のメリットとデメリットをまとめました。

定期保険のメリット

  • 貯蓄型保険と比較し、毎月の保険料が割安
  • 割安な保険料で大きな保障を準備できる
  • 保障期間が満了したタイミングで保険の見直しがしやすい

定期保険のデメリット

  • 解約返戻金や一時金が基本的になく、貯蓄性がない
  • 満期を迎えると保障がなくなる
  • 保障期間の更新時に、保険金額の同額更新をすると毎月の保険料が高くなる

定期保険のメリット

定期保険の最大のメリットは、終身保険や養老保険などの貯蓄性がある保険と比較し割安な保険料で、大きな保障を準備できる点です。

子供の学費や住宅ローンの支払いといった大きな支出がある人が、万が一の場合に備えつつも保険料を抑えられるのは、定期保険が掛け捨て型の保険だからです。

また、保障期間の満了設定は、ライフステージの変化に合わせたタイミング(定年を迎える60歳、子供の独立する年齢など)に設定することが一般的のため、必要な時期(必要保障金額が変化する時期)に合わせて保険の見直しができることもメリットの一つです。

定期保険のデメリット

定期保険のデメリットは、保障期間が決められているので満期を迎えた後は一切の保障が受けられなくなる点です。

定期保険商品は、満了した後に保障期間が自動更新されることが一般的ですが、保険金額の同額更新をしたタイミングから月々の保険料が更新前と比較して高額になります

更新タイミングでどれくらい保険料が上がるかは、定期保険に加入する前にしっかり確認しておきましょう。

定期保険と終身保険の違い

定期保険と終身保険の主な違いを分かりやすく表にしてまとめました。

定期保険と終身保険の主な違い

定期保険

終身保険

定期保険の仕組み 終身保険の仕組み

保障期間

契約時に定めた一定期間のみ保障される 一生涯を通じて保障が適用される

保険料

掛け捨て型
(支払った保険料が全額返ってくることはない
  • 貯蓄性がある分、定期保険と比較すると保険料は割高
  • 一般的には養老保険より返戻率は低めだが、商品によっては逆に高くなる場合がある

メリット

  • 終身保険よりも毎月の保険料が割安
  • 満期を迎えたタイミングで保険の見直しができる
  • 必要な期間だけ保障を手厚くできる
    (子供の学費、住宅購入など)
  • 保障期間が一生涯続く
  • 毎月の保険料が変わらない
  • 解約返戻金や一時金の支払いがある
  • 相続税対策として使える

デメリット

  • 契約時に定めた期間しか保障が受けられない
  • 保障期間を更新(保険金額を同額更新)するたびに毎月の保険料が高額になる
  • 解約返戻金が少ない、もしくはないケースが多い
  • 定期保険よりも毎月の保険料が割高
  • 短期解約をすると解約返戻金がない、もしくは払込保険料を下回る場合がある
  • 一生涯続く保険なので見直しのタイミングが難しい

どちらも死亡もしくは高度障害状態になった場合に大きな保障を受けられる点は同じです。両者の一番の違いは、以下の2点です。

定期保険と終身保険の違い

  • 貯蓄性の有無による月々の保険料
  • 保障を受けられる期間

定期保険は一定期間しか保障が受けられず、貯蓄性がない代わり、毎月の保険料が終身保険より安めに設定されていることが多いです。

一方、終身保険は一生涯保障が続くことに加え、解約時の解約返戻金や一時金などの貯蓄性がありますが、毎月の保険料は定期保険よりも割高に設定されています。

大切なのは、違いを正しく理解し、自分に合った保険を選ぶことです。

終身保険については以下の記事でも詳しく解説しているので参考にしてください。

終身保険に特約として定期保険を付加する「定期付終身保険」

定期付終身保険の仕組み

保険料と保険金は比例した関係にあり、高い保険料を月々払うことで、大きな保障(保険金)を得ることができるのが一般的です。

貯蓄性のある終身保険は、毎月の保険料設定が元々割高のため、大きな保障を準備しづらいという欠点があります。

しかし一定期間のみ手厚い保障を受けたい場合、終身保険に定期保険を特約を付帯した「定期付終身保険」にすることで、一定期間だけ大きな保障にすることができます

たとえば「定年退職するまでは家族の生活費を保障したい」といった場合、定年退職の60歳まで定期保険特約を付帯した終身保険にすることで手厚い保障が受けられます。

「定期保険特約」はオプションではあるものの内容は定期保険とほぼ同じなので、保障期間の満期を迎えれば自動更新されます。

定期付終身保険は、定期保険と終身保険のいいとこ取りができる保険といえますが、以下の点に注意しましょう。

定期付終身保険の注意点

  • 特約を付けた分保険料が高くなる
  • 保険金額を同額更新した際には特約分の保険料が割高になる

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定期保険の種類

定期保険には、大きく分けて以下の3つの種類があります。

平準型

平準型定期保険の仕組み

定期保険の中で最もスタンダードなタイプが平準型定期保険です。

平準型は、保障期間中は毎月の保険料や万が一のことがあった場合の保険金額が一定で変わることはありません

定期保険の多くは満期を迎えた場合に保障期間が自動更新され、年齢に応じて毎月支払う保険料が再設定されます。

保障期間が更新されると、同じ保険金額に対する毎月の保険料が高くなることが一般的なため、加入前に更新時にどのくらい保険料があがるのか確認しておきましょう。

逓減型(ていげんがた)

逓減型定期保険で将来受け取れる保険金額の例

逓減型定期保険は、契約した年の保険金額が最も大きく、年数が経過するとともに保険金額が徐々に減少していきます

毎月の保険料は一定ですが、年数に応じて保険金額は減少していく分、元々の保険料が平準型定期保険よりも割安に設定されています。

保険金の受け取り方法は一括のみで、請求した時点での保険金額(逓減率適用後の保険金額)を受け取ることになります。

逓減率は保険会社や保険商品によって異なることが多く、自分で逓減率を決めれる商品もあります。

子供の学費や住宅ローンの支払いなど、直近で大きな出費があることが予想できている人が、万が一の場合に備えたい場合に最適です。

年金型(収入保障保険)

年金型(収入保障保険)で将来受け取れる保険金額の例

年金型は、一般的に「収入保障保険」と呼ばれる保険です。

年数の経過とともに保険金額が減少していく点は逓減型定期保険と同じですが、保険金を分割(年金型)として受け取れる点、定期保険の種類の中で保険料が最も安めに設定されていることが特徴です。

万が一の際に、保険金を一定期間少額ずつ年金のように受け取り続けれるので「自分に万が一の場合、家族の生活費を保障したい」人に向いています。

一方で、瞬間的に大きな保障が受けられる訳ではないので、子供の教育費などに備えたい場合には不向きです。

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定期保険の必要性

定期保険の必要性と向いている人・向いていない人の特徴を確認しましょう。

定期保険が向いている人の特徴

  • 万が一の際に、遺族の生活費を遺したい人
  • 子供の教育資金や住宅ローンの支払いなど大きな支出があることが分かっている人

定期保険が向いていない人の特徴

  • 老後も含め、確実に遺族へ保険金を遺したい人
  • 貯蓄目的で保険に加入したい人

定期保険は契約時に定めた一定期間しか保障が適用されないので「いつからいつまで」という期間と、「何に対して備えたいのか」が明確な人に向いています。

子供の教育資金や住宅ローンなど大きな支出を控えていることが確実に分かっており、自分に万が一のことがあると生活が立ち行かなくなる場合や、割安な保険料で遺された家族のために一定期間大きな保障を遺したい人は、定期保険の必要性が高いと言えます。

反対に、一定期間ではなく生涯を通して確実に遺族へ保険金を遺したい人や、将来に向けた貯蓄をしたい人は、貯蓄性の低い定期保険は向いていません。貯蓄性の高い生命保険に加入したい場合は「終身保険」や「養老保険」、「個人年金保険」を検討しましょう。

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定期保険の選び方

定期保険を選ぶ際は「いつからいつまで」「何に対して備えたいのか」を明確にすることが大切です。

自分に合った定期保険を見つけられるポイントは以下のポイントに沿って解説していきます。

1.保険期間(年満了・歳満了)

保険期間(保障期間)とは、簡単にいえば、万が一の事態が起きた場合に保障が受けられる期間のことです。

定期保険の保障期間には「年満了(ねんまんりょう)」と「歳満了(さいまんりょう)」の2パターンがあります。

「年満了」と「歳満了」の違い

年満了

歳満了

特徴 加入年数(10年、20年、30年など)で保障期間を定める定期保険 被保険者の年齢(60歳満了、99歳満了など)で保障期間を定める定期保険

保険契約の更新可否

メリット

  • ひと月あたりの保険料が歳満了よりも安め
  • 保険料の総払込額が年満了よりも安くなる場合が多い

デメリット

  • 保障期間を更新すると毎月の保険料が高くなってしまう
  • 保障期間の更新ができない
  • 新たな保険に加入する場合は高額な保険料が必要

年満了は保障期間が終わると保険期間を更新できますが、歳満了は、設定した年齢を迎えた時点で保険契約が終了となり保障期間を更新できないのが特徴です。

ただし、保障期間を更新(保険金額を同額更新)すると月々の保険料が高くなってしまうのが一般的なので、保険料の総払込額で見ると年満了より歳満了のほうがトータルで安くなる傾向があります。

また、歳満了で契約していても保障期間を延長できる保険商品もありますので、歳満了を選ぶ際は保障期間の延長が可能か事前に確認しておきましょう。

2.保険期間の更新タイプ(更新型・全期型)

定期保険のタイプ(全期型と更新型)

定期保険の保険期間には「更新型」と「全期型」の2タイプがあります。

「更新型」と「全期型」の違い

  • 更新型:満期を迎えると自動更新され保険契約が継続できるタイプ。更新するたびに年齢に応じた保険料に再設定される。
  • 全期型:契約時に定めた期間のみ保険契約を結ぶタイプ。基本的に保険契約の更新はできない。

「更新型」は、その名の通り保険契約が満期を迎えても更新できるタイプの保険商品です。

自動更新されるため、長い期間保障が受けられることがメリットですが、保険金額を同額更新する際に年齢に応じた保険料に再設定されるので保険料が割高になるのがデメリットです。

一方の全期型は、契約時に定めた保険期間のみ保障が受けられるタイプで、基本的に保険期間を更新することはできません。

ただし、同じ条件で保険契約を結ぶのであれば、更新型よりも全期型のほうが保険料の総払込額は少なくなることが多いです。

更新の際に保険を見直したい人は「更新型」、ひとつの保険で長い期間の保障を受けたい人は「全期型」を選びましょう。

3.月々の保険料

定期保険の商品数は非常に多いですが、保険会社によって保障内容に大きな差はありません。

保険金額や保険期間が決まったなら、それに見合う保険商品を比較し、保険料が安い商品を選ぶことをおすすめします。

また、定期保険は更新後(保険金額の同額更新)に保険料が高くなるケースがほとんどです。更新後の保険料も加入前に事前確認しておきましょう。

実際に定期保険に加入している人が月額保険料をいくらに設定しているかナビナビ保険が独自でアンケート調査を行った結果、「10,000円以上15,000円未満」が最多の20.8%、次いで「5,000円以上10,000円未満」が20.0%という結果になりました。

定期保険の月額保険料の設定金額の調査結果グラフ

4.保険金の金額

「何のために」「いつまで」という目的と期間が決まったら、万が一の際にどのくらいの金額を保険金額として設定するのか考える必要があります。

生命保険は死亡時に保険金が支払われる「死亡保険」のため、保険金額の設定は以下のように考えます。

必要な死亡保険金額(必要保障額)の計算式

実際に定期保険に加入している人に死亡保険金の設定金額をナビナビ保険が独自でアンケート調査を行った結果、「1,000万円以上2,000万円未満」が最多の19.7%、次いで「2,000万円以上」が15.8%という結果になりました。

定期保険の死亡保険金の設定金額の調査結果グラフ

定期保険の見直しタイミング

生命保険の見直しとタイミング

定期保険は、保障期間をいつまでにするのか契約時に決めることが可能です。

保障期間の設定は、子供の独立や住宅ローンの支払い期間など、万が一の際に大きな金額が必要になるタイミングに設定している人がほとんどのため、定期保険の満了タイミングが定期保険の見直しタイミングと言えます。

もし見直しを考えた結果、同保険金額のまま同じ保険商品を更新する場合、今までの保険料よりも高くなるケースが一般的です。

見直しタイミングでは、次に保険加入をすることで得たい保障(保険金額)と、月々の保険料は見合っているかは必ず確認しましょう。

「定期保険を見直すタイミングが分からない」という人は、お金のプロである「ファイナンシャルプランナー」への無料相談をおすすめします。あなたにとっての適切な保険選びを、専門家の立場からサポートさせていただきます。

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また、一般的な生命保険の見直しタイミングについては以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。

定期保険に関するよくある質問Q&A

最後に、定期保険を検討する際によくある質問についてQ&A形式でお答えします。

定期保険は年末調整の生命保険料控除の対象になる?

A. 定期保険は生命保険料控除の対象となります。

定期保険は「一般生命保険料控除」の区分になります。

旧制度、新制度によって、また区分によって所得税、住民税の控除限度額は異なります。各控除限度額は以下の通りです。

生命保険料控除の新制度と旧制度の違い

生命保険料控除の書き方については、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

Q.定期保険で保険金を受け取ると税金はかかる?

A.定期保険は保険金を受け取る際に課税の対象となります。

以下のように保険金の受け取り方によってかかる税金の種類が変わるので注意してください。

保険金受取りの際にかかる税金の種類

※(契約者) … 保険会社に保険料を支払う義務がある人 (被保険者) … 保険の対象となる人のこと (受取人) … 保険金を受け取れる人のこと

保険金を一時金で受け取る場合

  • 契約者=被保険者の場合:相続税
  • 契約者=受取人の場合:所得税+住民税
  • 契約者≠被保険≠受取人の場合:贈与税

保険金を年金形式で受け取る場合

  • 被保険者死亡時
    • 契約者=被保険者の場合:相続税
    • 契約者≠被保険者≠受取人の場合:贈与税
  • 年金受取2年目以降
    • 所得税

定期保険に割引制度はある?

A.定期保険の中には、加入時の健康状態によって毎月の保険料が割引される商品もあります。

保険会社によって名称は様々ですが、一般的な割引制度は以下の通りです。

定期保険の割引制度

  • 優良体(健康体)割引
  • 非喫煙者割引

血圧やBMI値などの一定の基準を満たしている健康体な人や喫煙をしない人が対象になることが多いです。

検討している定期保険に割引制度があるかを確認しておくことで、保険料の節約に繋がります。ぜひ事前にチェックしておきましょう。

まとめ

定期保険の基礎的な知識、ご自身に合った選び方、メリット・デメリットについて分かりやすく解説しました。最後に振り返りましょう。

定期保険とは、契約するときに決めた一定期間だけ保障が受けられる保険商品のことを指します。

一定期間しか保障が適用されない代わりに毎月の保険料が割安で大きな保障を準備できることが最大の特徴です。

定期保険には以下のようなメリットとデメリットがあるのでしっかりと覚えておきましょう。

定期保険のメリット

  • 貯蓄型保険と比較し、毎月の保険料が割安
  • 割安な保険料で大きな保障を準備できる
  • 保障期間が満了したタイミングで保険の見直しがしやすい

定期保険のデメリット

  • 解約返戻金や一時金が基本的になく、貯蓄性がない
  • 満期を迎えると保障がなくなる
  • 保障期間の更新時に、保険金額の同額更新をすると毎月の保険料が高くなる

メリットとデメリットを見比べた上で、自分には定期保険が合っていると思った人は定期保険の選び方を参考にして、自分に最適な定期保険を探してみましょう。

ご自身だけで検討するのが難しいという人は、ファイナンシャルプランナーへの無料相談をご検討ください。

あなたに合った保険や資産運用について、お金のプロであるファイナンシャルプランナーがサポートさせていただきます。

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この記事の執筆者

中村 翔也

携帯代理店法人部門にて営業職として2年半勤務後、2017年12月よりwebライターとして独立。通信ジャンルをメインに金融系、保険記事を毎月30本以上執筆。
この記事の監修者

石田 直樹

ソニー生命、東京海上日動あんしん生命保険、保険代理店等、保険業界を28年間勤務。支社長や管理職を経験、200回以上のセミナーや研修講師の登壇経験あり。その知識を活かし、もっと多くの人に保険の必要性を正しく理解してもらいたい!という思いを胸に、ナビナビ保険の事業立ち上げメンバーとして異業種のIT企業に転職し、現在に至る。
所有資格
AFP資格、TLC(生保協会認定FP)資格
この記事の編集者

ナビナビ保険編集部

ナビナビ保険編集部は「どこよりも分かりやすい保険情報を届けること」をコンセプトにコンテンツの配信を行っています。

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