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保険を知る

更新:2020.09.16 公開:2020.08.17

クレジットカード付帯の海外旅行保険とは?補償内容やメリット・デメリットを解説

クレジットカード付帯の海外旅行保険とは?補償内容やメリット・デメリットを解説

クレジットカード付帯の海外旅行保険とは?

海外旅行中の様々なリスクに備えられる「海外旅行保険」には、クレジットカードに最初から付帯しているタイプがあります

民間の保険会社が販売する海外旅行保険に加入していなくても、海外旅行保険が付帯するクレジットカードを持っていれば、旅行先でトラブルが発生した場合でも補償が受けられます。

クレジットカード付帯の海外旅行保険は、加入手続きが不要で保険の利用回数に制限がない点が大きなメリットです。

その一方、保険会社の海外旅行保険に比べて補償が手薄な場合が多く、一度自分で料金を立て替える必要があるなどの注意点もあります

そのため、メリットとデメリットをしっかりと理解しておかないと、いざという時に必要な補償が受けられないなどのトラブルが起こってしまうので注意が必要です。

海外旅行保険に関しては以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。

クレジットカード付帯の海外旅行保険には、大きく分けて2つのタイプが存在します。

クレジットカード付帯の海外旅行保険の種類

自動付帯のクレジットカード

海外旅行保険が「自動付帯」のクレジットカードは、発行された時から海外旅行保険が付帯されている状態のクレジットカードです。

持っているだけで海外旅行保険が適用されるので、一切の手続きを行う必要がありません

利用付帯のクレジットカード

海外旅行保険が「利用付帯」のクレジットカードは、そのクレジットカードを利用して旅行に関する支払いを行った場合に限り海外旅行保険の機能が付帯するクレジットカードです。

出国するまでの移動手段や旅行代金に対して、利用付帯のクレジットカードを使って支払いを行わないと海外旅行保険の機能が使えないので注意が必要です。

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クレジットカード付帯の海外旅行保険の主な補償内容

クレジットカード付帯の海外旅行保険の主な補償内容は3種類あります。

クレジットカード付帯の海外旅行保険の主な補償内容

  1. ケガや病気の補償
  2. 携行品の紛失や破損の補償
  3. アクシデントに備える賠償責任補償

1.ケガや病気の補償

海外旅行保険が付帯するクレジットカードを持っていれば、自分自身が旅行先でケガをした時や病気になった場合に補償が受けられます

また、旅行先で遭難をした場合や救助の時にかかった費用に対しても保険金が支払われます。

ケガや病気に対する補償内容
補償内容
傷害死亡・後遺障害 旅行中のケガが原因で死亡または高度障害状態となった場合に保険金が支払われる
傷害治療費用 旅行中の交通事故などでケガをして治療費が発生した場合に保険金が支払われる
疾病治療費用 旅行中に病気となり、医師の診療を受けて発生した治療費に対して保険金が支払われる
救援者費用 被保険者の遭難・救助にかかった費用に対して保険金が支払われる

なお、補償内容はクレジットカードのステータスによって異なることが多いので、事前に補償内容をよく確認しておきましょう。

2.携行品の紛失や破損の補償

旅行先に持っていったスーツケースやカメラなどの携行品が紛失した時や破損した場合に、海外旅行保険の補償が適用されます

携行品の紛失や破損に対する補償内容

  • 携行品損害:スーツケースやカメラなどの携行品類に損害が生じた場合に保険金が支払われる

一般的に、携行品とは「証券記載の住居外において携行している本人の身の回り品のこと」を指しますが、海外旅行保険の種類によってその内容は微妙に異なります。

また、以下に該当する物は携行品の補償対象に含まれないことが多いのでご注意ください

携行品類の補償対象に含まれないもの(一例)

  • 船舶(ヨット、モーターボート、水上バイク、ボートおよびカヌー、カヤックなど)
  • 航空機
  • 自動車・原動機付自転車・自転車
  • 雪上オートバイ、ゴーカート、ハンググライダー、パラグライダー
  • サーフボード、ウィンドサーフィン
  • ラジコン模型およびこれらの付属品
  • 義歯、 義肢
  • 動物、植物
  • 有価証券(小切手は除く)、クレジットカード、プリペイドカード、稿本、設計書
  • 携帯電話・スマートフォン等の携帯式通信機器、ノート型パソコン等の携帯式電子事務機器
  • コンタクトレンズ、 眼鏡 、サングラス、補聴器
  • ドローンその他の無人航空機および模型航空機ならびにこれらの付属品

3.アクシデントに備える賠償責任補償

旅行先で起きた偶発的な事故が原因で、他人にケガを負わせてしまったり物を壊してしまったりなど、賠償責任が発生した場合に補償が受けられます

アクシデントに備える賠償責任補償

  • 賠償責任補償:旅行中の偶発的な事故が原因で他人にケガを負わせてしまったり物を破損したりなど、賠償責任が発生した時に保険金が支払われる

賠償責任の補償限度額はクレジットカードのステータスによって異なる場合が多いです。

そのため、海外旅行保険が付帯するクレジットカードを持っている場合は、一度その補償内容を確認することをおすすめします。

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一般の海外旅行保険との違い

クレジットカード付帯の海外旅行保険と保険会社が販売する一般の海外旅行保険との違いは以下の通りです。

クレジットカード付帯の海外旅行保険は保険料を支払う必要がないケースが多いですが、その代わりに補償金額の上限や対象範囲に制限があります。

保険会社の海外旅行保険は保険料の支払いが必須ですが、その分、手厚い補償を準備できることが特徴です。

それぞれの違いについて、具体的に解説します。

補償金額の上限

どちらの海外旅行保険も補償金額は自分で決められますが、設定できる金額には上限が設けられています

補償金額の上限は、保険会社の海外旅行保険の方が高いことが一般的です。

たとえば、保険会社の海外旅行保険では上限金額が数千万円または無制限の場合がありますが、クレジットカード付帯の海外旅行保険では数十万〜数百万円程度に抑えられていることが多いです。

また、クレジットカード付帯の海外旅行保険では、旅行に関する支払いにどれぐらいそのクレジットカードを利用したかで金額が変わるパターンも存在します。

補償の対象範囲

クレジットカード付帯の海外旅行保険では、自分自身のケガや病気に対する補償が付いていることが多いですが、賠償責任や携行品損害補償はついていない場合もあります。

また、補償が適用されるのはクレジットカードの契約者のみであったり、一定年齢に達した子供も補償対象に含まれたりなど、クレジットカードによって補償の対象範囲は様々です。

一方の保険会社の海外旅行保険では、賠償責任や携行品損害補償が付いているほか、航空機の到着遅延が原因で発生した費用を補填する「航空機遅延費用補償」や「航空機寄託手荷物遅延費用補償」が使える保険商品も存在します。

保険会社の海外旅行保険は、家族もまとめて利用できるプランが選べることも多いので、クレジットカード付帯の海外旅行保険に比べて補償範囲を自由に決められることが特徴です。

補償内容の選択の有無

クレジットカード付帯の海外旅行保険では、補償内容があらかじめ決まっているケースが多く、自分で必要な補償を選ぶことができません

一方、保険会社の海外旅行保険も基本的な補償内容は決められていますが、補償内容の追加や削除が可能です。

また、補償金額を自由に決められることも多いので、より柔軟な補償内容にカスタマイズできることが特徴です。

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クレジットカード付帯の海外旅行保険のメリット・デメリット

メリット1.旅行の度に申し込みの手続きをしなくて良い

クレジットカード付帯の海外旅行保険は、そのクレジットカードを持っているだけで補償が適用されます

利用付帯の場合でも、そのクレジットカードを使って旅行代金の支払いをしていれば手続き不要で補償を受けられるので、旅行の度に申し込みの手続きをする必要はありません。

保険会社の海外旅行保険は、旅行の度に申し込みの手続きを行わなければならないので、面倒な手続きが必要ないという点ではクレジットカード付帯の海外旅行保険の方が優れているといえるでしょう。

メリット2.保険の利用に関する回数制限がない

クレジットカード付帯の海外旅行保険は、保険の利用に関する回数制限がありません。

一度日本に帰国すれば補償期間がリセットされることがほとんどなので、同じクレジットカードを持ち続けていれば同様の補償内容を備えつつ海外への旅行が可能です。

そのため、短期間で何度も海外へ旅行をするような人にはクレジットカード付帯の海外旅行保険が向いているといえます。

メリット3.補償期間は一度の旅行で長期間に対応している

クレジットカード付帯の海外旅行保険は、一度の旅行で90日間(約3か月)の補償期間であるものが多いです。

基本的にクレジットカード付帯の海外旅行保険は保険料を支払うことがないので、無料で長期間の補償を備えておくことができます。

メリット4.保険料はクレジットカードの年会費に含まれる場合が多い(年会費が無料なら保険料も無料)

クレジットカード付帯の海外旅行保険は、保険料がクレジットカードの年会費に含まれているのが一般的です。

年会費が無料のクレジットカードに海外旅行保険が付帯していれば保険料も当然無料となります。

一般的な海外旅行保険は保険料の支払いが必須なので、費用を負担せずに万全の補償を準備することが可能です。

メリット5.複数のクレジットカードを持っていると補償が厚くなる

海外旅行保険が付帯するクレジットカードを複数持っていると、補償を手厚くすることができます。

「傷害死亡・後遺障害」に対する補償は、保有するクレジットカードの中で最も上限金額が高い保険金額が適用されますが、それ以外の補償に関しては各クレジットカードの保険金額の上限が合算されます

そのため、海外旅行保険が付帯するクレジットカードを複数枚保有しておけば、保険会社の海外旅行保険にも劣らない手厚い補償を備えて海外への旅行が可能です。

なお、冒頭でもお伝えした通り、クレジットカードに付帯する海外旅行保険には「自動付帯」と「利用付帯」の2種類が存在します。

複数枚のクレジットカードを使って旅行代金を支払うのには無理があるので、海外旅行保険が自動付帯のクレジットカードを複数枚持っておくのがおすすめです。

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デメリット1.補償が手薄なケースが多い

クレジットカード付帯の海外旅行保険は、保険会社の海外旅行保険に比べて補償が手薄なケースが多いです。

たとえば、補償限度額には以下のような差があります。

  • 治療費用補償:限度額が50〜200万円など(保険会社では無制限のケースが多い)
  • 賠償責任補償:限度額が2,000〜5,000万円など(保険会社では1億円以上のケースが多い)

また、最初から補償内容が決まっていることが一般的なので、補償を後から追加することができません。

補償内容が不十分に感じられる場合は、自動付帯のクレジットカードを複数枚持つ・保険会社の海外旅行保険で補償内容をカスタマイズするなどが必要です。

デメリット2.一旦は自分で医療費を立て替える必要がある

クレジットカード付帯の海外旅行保険は、保険金の支払事由に該当しても一旦は自分で医療費などを立て替える必要があります

海外では日本の健康保険などを利用することができないので、数十万〜数百万円の医療費を一旦は自己負担で支払わなければなりません。

それを防ぐためには、キャッシュレス決済に対応している海外旅行保険が付帯するクレジットカードを利用するのがおすすめです。

ただし、キャッシュレス決済を利用するためには、保険会社が提携する病院で診察を受ける必要があるなどの条件がついていることも多いので注意が必要です。

デメリット3.利用付帯のクレジットカードは海外旅行保険を有効にするための条件がある

利用付帯のクレジットカードは、海外旅行保険を有効にするための条件がついています。

冒頭でお伝えしたように、旅行代金や移動手段の支払いにそのクレジットカードを利用しなければならなかったり、契約してから一定期間が経過した後でなければ利用できなかったりなど、クレジットカードの種類によって様々です。

海外旅行保険が付帯するクレジットカードを持っている場合でも、必ず「保険機能を有効にするための条件」を確認しておくようにしましょう

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クレジットカード付帯の海外旅行保険に関するよくある質問Q&A

Q.出張や留学は補償の対象になりますか?

A.出張や留学をする場合でも補償の対象となります

ただし、クレジットカード付帯の海外旅行保険の補償期間は90日間であることが多いので、長期間の滞在予定がある場合には不向きです。

その場合は、駐在保険や留学保険など、それぞれの目的に特化した保険商品に加入することをおすすめします。

Q.事故やケガをした時にどこに連絡をすれば良いですか?

A. 旅行先で事故に遭った場合、各カード会社の電話対応窓口までお問い合わせください

海外旅行へ行く際は、あらかじめクレジットカード会社の電話対応窓口の連絡先をメモしておくようにしましょう。

Q.保険を適用するために事前の手続きは必要か?

A. 基本的に「利用付帯」のクレジットカードを利用する場合には保険適用の手続きを行う必要があります

詳細については各カード会社の対応窓口までお問い合わせください。

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まとめ

クレジットカード付帯の海外旅行保険は、クレジットカードに付帯するサービスとして海外旅行保険の機能を備えたクレジットカードです。

民間の保険会社が販売する海外旅行保険に加入していなくても、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを持っていれば、旅行先でトラブルが発生した場合でも補償が受けられます。

なお、クレジットカード付帯の海外旅行保険には以下のようなメリットとデメリットが存在するので、あらかじめ確認しておくようにしましょう。

一般の海外旅行保険に比べると旅行の度に手続きを行う必要がないことや、保険の利用回数に制限がない点が大きなメリットといえます。

その一方で、補償が手薄なケースが多く、一旦は医療費を自分で立て替える必要があるなどの注意点も存在します。

これらの特徴と注意点をしっかりと理解した上でご利用ください。

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この記事の執筆者

中村 翔也

携帯代理店法人部門にて営業職として2年半勤務後、2017年12月よりwebライターとして独立。通信ジャンルをメインに金融系、保険記事を毎月30本以上執筆。
この記事の監修者

石田 直樹

ソニー生命、東京海上日動あんしん生命保険、保険代理店等、保険業界を28年間勤務。支社長や管理職を経験、200回以上のセミナーや研修講師の登壇経験あり。その知識を活かし、もっと多くの人に保険の必要性を正しく理解してもらいたい!という思いを胸に、ナビナビ保険の事業立ち上げメンバーとして異業種のIT企業に転職し、現在に至る。
所有資格
AFP資格、TLC(生保協会認定FP)資格
この記事の編集者

ナビナビ保険編集部

ナビナビ保険編集部は「どこよりも分かりやすい保険情報を届けること」をコンセプトにコンテンツの配信を行っています。
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