ナビナビ保険
  1. ナビナビ保険 /
  2. 損害保険 /
  3. 海外旅行保険

海外旅行保険とは?補償内容や加入方法を分かりやすく解説

海外旅行保険とは?補償内容や加入方法を分かりやすく解説

海外旅行保険とは?

海外旅行保険は、海外での旅行中に発生したトラブルに対する補償が受けられる保険です。

海外では日本の健康保険が使えないため、旅行中のケガや病気で入院や治療となった際には、高額な医療費が発生してしまいます。

海外旅行保険に加入していれば、そういったトラブルが起きた場合でも経済的な負担を補填してもらえるので、安心して旅行を楽しめるようになります。

海外旅行保険の主な補償内容

海外旅行保険の主な補償内容は以下の3つです。

旅先でのケガや病気の補償

海外でのケガや病気による海外旅行保険の補償内容は以下です。

海外でケガや病気をした場合の補償内容

  • 治療費用補償:入院や手術をした場合の治療費を補償
  • 救援者費用補償:遺体や病人の移送、搬送にかかる費用を補償
  • 疾病/傷害死亡補償:病気やケガを原因に亡くなった時に保険金が支払われる補償
  • 傷害後遺障害補償:ケガや病気によって後遺障害が残った場合に保険金が支払われる補償

冒頭でもお伝えした通り、海外では日本の健康保険が使えないので全額自己負担で医療費を支払わなければなりません。

日本の健康保険における「海外療養費制度」を使えば支払った医療費の7割が返ってきますが、同じ治療を日本で行った場合の医療費に換算された上での7割なので、想定よりも金額が少ないことも考えられます。

また、医療費が返ってくるとはいえ、一旦は自分自身で立て替える必要があるので、健康保険だけで安心とはいえません。

海外旅行保険に加入していれば、上記のような万が一のケガや病気に備えることができるので、安心して海外旅行を楽しめるようになります。

旅先でのアクシデントによる賠償補償

海外旅行保険では、旅先でのアクシデントによる損害賠償についても補償されます。

たとえば、旅行先で他人にケガを負わせてしまったり、店内の物を壊してしまったり、公共施設に何らかの損害を与えてしまった場合に発生する賠償金を補填してもらえます。

場合によっては賠償金額が数千万円に及ぶこともあるので、海外旅行に行く際にはしっかりとした補償を用意しておくことが重要です。

海外旅行保険に加入していれば、保険商品によっては補償金額が1億円以上に設定されていることも多いので、万が一の場合でも安心です。

携行品の紛失や交通機関のトラブルによる補償

海外旅行保険では、携行品の紛失や盗難、交通機関のトラブルによって発生した費用についても補償が受けられます。

携行品の紛失や盗難、交通機関のトラブルに遭遇した場合の補償内容

  • 携行品損害補償
    • 旅行中に携行品(カメラ、バッグ、衣類など)が偶発的な事故(盗難・火災など)により損害を受けた時の補償
  • 航空機寄託手荷物遅延等費用補償
    • 飛行場で預けた荷物が遅れたことにより発生した予定外の費用を補填する補償
  • 航空機遅延費用補償
    • 飛行機の遅延や欠航により予定外の宿泊費や飲食代が発生した場合の補償

携行品とは、一般的には日常的に使用する個人用の生活動産(カメラ、バッグ、衣類、腕時計など)のことを指し、スマートフォンやノートパソコン・メガネ・サングラス・コンタクトレンズなどは携行品に含まれません。

保険会社によって携行品の定義が異なるため、海外旅行保険に加入する際は「何が補償対象に含まれるのか」を確認しておきましょう。

海外旅行保険の付帯サービス

海外旅行保険の主な補償内容以外にも「付帯サービス」として様々なサービスが受けられる海外旅行保険もあります。

海外旅行保険の付帯サービス一例

主な付帯サービス

内容

電話対応サービス

  • 海外でトラブルが発生した際に電話で対応、もしくは通訳を行うサービス
  • 24時間365日、日本語対応が可能なサービスが一般的

メッセージ伝達サービス

電話やFAXなどで家族や友人へのメッセージを伝えるサービス

空港・宿泊施設間における送迎サービス

空港と宿泊施設感を送り迎えする車の手配など

航空券の予約・情報提供サービス

航空券の予約、手配を代行。航空機の発着時刻などに関する情報提供

パスポートに関するサポート

パスポートの紛失・盗難などのトラブル時に再発行の手続き方法などをサポート

クレジットカードに関するサポート

クレジットカードの紛失・盗難などのトラブル時にカード会社への手続方法などをサポート

旅行に関する安全情報の提供サービス

海外の各年に関する安全情報や気候・天候に関するアドバイス、予防接種など健康関連情報などを提供するサービス

表の通り、海外旅行保険によっては「24時間365日、日本語対応が可能な電話サービス」や「航空券の予約・手配の代行」、「空港から宿泊施設までを移動するための車の手配」など、様々なサービスが利用可能です。

また、万が一、パスポートやクレジットカードを紛失してしまった場合のサポートもあるので、トラブルに遭遇してしまった場合でも安心です。

海外旅行保険によって付帯されるサービスの内容は異なるので、加入する際は付帯サービスについてもしっかりと確認してから選ぶことをおすすめします。

海外旅行保険の加入先は主に2つ

海外旅行保険の加入先は大きく分けて2種類あります。

それぞれ補償の限度額や補償期間が異なるので、事前に確認しておきましょう。

2種類の海外旅行保険の内容と特徴まとめ

 

クレジットカード付帯の海外旅行保険

保険会社の海外旅行保険

病気やケガの補償

50〜200万円のタイプが多い

無制限のケースが多い

賠償責任補償

2,000〜5,000万円のタイプが多い

1億円以上のタイプが多い

補償期間

1回の旅行につき90日間などの長期間に対応

旅行期間中(出発日から帰国日)のみ

加入方法

クレジットカード加入時に付帯される

自身で申込手続きを行う必要がある

  • 保険会社の窓口
  • 空港内の専用カウンター
  • 旅行会社の窓口
  • インターネット

特徴

  • クレジットカードに付帯されているため旅行のたびに申込手続きを行う必要がない
  • 回数制限がないケースが多い
  • クレジットカードの年会費が無料なら保険料も実質的に0円
  • 補償内容が充実していて手厚いサポートが受けられる
  • 高額な医療費が発生しても自身で立て替える必要がない

注意点

  • 保険会社で申し込む場合よりも補償内容が手薄
  • 保険金が支払われる事由となっても一旦、自分自身で全額を立て替える必要がある
  • クレジットカード付帯の海外旅行保険と補償内容が被る場合がある
  • 補償されるのが「旅行中のみ」

クレジットカード付帯の海外旅行保険

多くの方が持っているクレジットカードには、最初から海外旅行保険が付帯されているものがあり、クレジットカード付帯の海外旅行保険には、以下のようなメリットとデメリットがあります。

クレジットカード付帯の海外旅行保険のメリット

  • 旅行の度に申し込みの手続きをしなくて良い
  • 保険の利用に関する回数制限がない
  • 補償期間は一度の旅行で長期間に対応している
  • 保険料はクレジットカードの年会費に含まれる場合が多い(年会費が無料なら保険料も無料)

クレジットカード付帯の海外旅行保険のデメリット

  • 補償が手薄なケースが多い
    • 治療費用補償:限度額が50〜200万円など(保険会社では無制限のケースが多い)
    • 賠償責任補償:限度額が2,000〜5,000万円など(保険会社では1億円以上のケースが多い)
  • 保険金の支払い事由に該当しても一旦は自分で医療費を立て替える必要がある

特別な手続きをする必要なく海外旅行保険が利用でき、回数制限もないことが多いので、保険会社の海外旅行保険よりも手軽に利用できることが最大の特徴です。

また、クレジットカード付帯の海外旅行保険は、1回の旅行につき補償期間が90日間などの長期間に対応しているので、海外旅行に行く機会が多い方にとって利便性が高い海外旅行保険であるといえます。

一方で、補償内容が手薄なケースが多いので、万が一の場合に十分な補償が受けられないといった可能性もあります。

そのため、まずはクレジットカード付帯の海外旅行保険の内容を確認し、補償が足りないと感じた部分については、別途保険会社の海外旅行保険で補うのが賢い使い方です。

ナビナビ保険グループメディアのナビナビクレジットカードでオススメの海外旅行保険付きクレジットカードを紹介していますので、ぜひ合わせて参考にして下さい。

保険会社の海外旅行保険

各保険会社では、様々なプランの海外旅行保険を提供しています。

保険会社や保険商品、プランによって補償内容は異なりますが、大まかなメリットとデメリットとしては以下が挙げられます。

保険会社の海外旅行保険のメリット

  • 補償内容が充実していて補償金額も手厚い
    • 治療費用補償:基本的に無制限のケースが多い
    • 賠償責任補償:限度額が1億円以上のケースが多い
  • 高額な治療費が発生しても自分で立て替える必要がない

保険会社の海外旅行保険のデメリット

  • クレジットカード付帯の海外旅行保険と内容が被る場合がある
  • 補償期間が「旅行中のみ」(旅先の滞在期間が伸びた場合は保障が使えなくなる可能性がある)

基本的に、クレジットカード付帯の海外旅行保険よりも保険会社の海外旅行保険の方が補償内容は手厚くなっています。

特に、海外での医療費は日本の健康保険が使えないことで高額になりやすく、クレジットカード付帯の海外旅行保険では補いきれない可能性があります。

その点、保険会社の海外旅行保険に加入していれば医療費や賠償責任における費用を心配する必要がないので、海外旅行をより安心して楽しめるようになります。

ただし、保険会社の海外旅行保険では補償期間が「旅行中のみ」であることが多いので、何らかの理由で滞在期間が伸びてしまうと補償が使えなくなってしまう可能性があります。

そのため、まずはクレジットカード付帯の海外旅行保険の補償金額や補償期間を確認しておき、不足分を保険会社の海外旅行保険で補うのが良いでしょう。

海外旅行保険の選び方

保険会社の海外旅行保険に加入する場合の選び方は以下のとおりです。

それぞれの手順について、簡単に解説します。

大前提:まずは自分が持っているクレジットカード付帯の海外旅行保険を確認

海外旅行保険を選ぶ前に、まずは自分が持っているクレジットカードに付帯している海外旅行保険を確認しましょう。

クレジットカードに付帯している海外旅行保険と保険会社の海外旅行保険は補償項目によっては併用が可能です。

自分が持っているクレジットカードで補償されている内容を確認し、不足分を補う目的で保険会社の提供する海外旅行保険に加入するのがおすすめです。

1. 加入者は誰になるかを考える

海外旅行保険に加入する際は、誰が「加入者(被保険者)」になるかを考える必要があります。

何故なら、被保険者の年齢などによって加入できる海外旅行保険が違ったり、抑えておくべきポイントが異なったりするためです。

以下で加入者別の抑えておくべきポイントをまとめたので参考にしてください。

加入者別の抑えておくべきポイント

  • 自分だけが加入する:自身に対してどこまで補償を付けるか考える
    • 体調を崩しやすい
    • 忘れ物が多い
    • パスポートをよく失くす
  • 家族で加入する:保険料が割安な「ファミリープラン」を確認する
  • 学生が加入する:学割などの割引はないが、代わりに使える「留学保険」「ワーホリ保険」などがある
  • 子供だけが加入する:被保険者を子供名義にして両親のどちらかが契約をすれば加入可能
    • 未成年の場合はクレジットカード付帯の海外旅行保険が使えないので注意
  • 70歳以上の人が加入する:保険会社によって70歳以上でも加入可能な海外旅行保険がある

2. 旅行先の滞在日数を考える

一般的な海外旅行保険は、契約可能日数が3ヶ月(90日)程度に設定されています。

それ以上の長期間の滞在や海外出張、学生で留学やワーキングホリデーにて海外へ滞在する予定がある人は、それ専用の保険商品があるのでそちらを検討しましょう。

3. 旅行先の医療体制や治安情勢を確認する

海外旅行保険を検討する際は、旅行先の医療体制や治安情勢についても確認しておく必要があります。

その理由は、一部の海外旅行保険では戦争や異常事態が発生している地域への渡航は補償の対象外とする場合があるためです。

各国の医療体制や治安情勢については外務省ホームページの「海外渡航・滞在」のページから確認できるので、海外旅行へ行く前に一度は確認しておくようにしましょう。

4.海外旅行保険のプランを選ぶ

海外旅行保険には、補償内容がすでに決まっている「セットプラン」や家族で共有できる「ファミリープラン」、自分で好きな補償を組み合わせられる「フリープラン」など、様々なプランがあります。

プランの内容を確認し、補償内容が足りないと感じた場合はフリープランで個別に補償内容を組み合わせて契約するのが良いでしょう。

ただし、あれもこれもと補償をつけてしまうと保険料が高額になってしまう点にはご注意ください。

5. 補償される内容・補償されない内容を確認する

海外旅行保険は、保険会社によって補償される内容・補償されない内容が、以下のとおり異なります。

海外旅行保険で補償される内容

  • 病気やケガをした場合
  • 死亡した場合
  • 携行品に損害が出た場合
  • 賠償責任が発生した場合
  • 交通機関のトラブルで予期せぬ費用が発生した場合

海外旅行保険で補償されない内容

  • 戦争や紛争、異常事態が発生している地域への渡航
  • 危険度の高いスポーツでのケガなど
    • スカイダイビング
    • 登山
    • ハンググライダー など

旅行先での予定を考慮し、どういった補償が必要なのかを考えて確認すると自分に合った海外旅行保険が選べるようになります。

6. サポート体制や付帯サービスを確認する

基本的な補償以外の「付帯サービス」として、様々なサービスが利用できるので事前に確認しておきましょう。

海外旅行保険の付帯サービス一例

主な付帯サービス

内容

電話対応サービス

海外でトラブルが発生した際に電話で対応、もしくは通訳を行うサービス

24時間365日、日本語対応が可能なサービスが一般的

メッセージ伝達サービス

電話やFAXなどで家族や友人へのメッセージを伝えるサービス

空港・宿泊施設間における送迎サービス

空港と宿泊施設感を送り迎えする車の手配など

航空券の予約・情報提供サービス

航空券の予約、手配を代行。航空機の発着時刻などに関する情報提供

パスポートに関するサポート

パスポートの紛失・盗難などのトラブル時に再発行の手続き方法などをサポート

クレジットカードに関するサポート

クレジットカードの紛失・盗難などのトラブル時にカード会社への手続方法などをサポート

旅行に関する安全情報の提供サービス

海外の各年に関する安全情報や気候・天候に関するアドバイス、予防接種など健康関連情報などを提供するサービス

特に、24時間日本語での対応が可能な電話サービスが使える海外旅行保険に加入しておくと、旅先で万が一のトラブルに遭遇してしまっても頼れる存在になるのでおすすめです。

7. 加入方法・支払い方法を確認する

最後に、海外旅行保険の加入方法や支払い方法を確認しておきましょう。

海外旅行保険に加入する方法は以下の5通りが挙げられます。

海外旅行保険の加入方法

  • 保険会社の申し込み窓口
  • インターネットでの加入
  • 空港の申し込みカウンターで当日加入
  • 旅行会社のカウンターで事前加入
  • クレジットカード付帯の海外旅行保険を使う

支払い方法はクレジットカードが一般的ですが、保険商品によってはコンビニ払いに対応しているものもあるので確認してみてください。

まとめ

海外旅行保険は、海外での旅行中に発生したトラブルに対する補償が受けられる保険です。海外旅行保険の主な補償内容は以下の3パターンに分けられるので、事前に補償内容を確認しておきましょう。

旅先で病気やケガをしたりトラブルに遭遇したりしても海外旅行保険に加入していれば経済的な負担を補填してもらえます。

海外旅行保険には「クレジットカード付帯の海外旅行保険」と「保険会社の海外旅行保険」の2種類があります。

2種類の海外旅行保険の内容と特徴まとめ

 

クレジットカード付帯の海外旅行保険

保険会社の海外旅行保険

病気やケガの補償

50〜200万円のタイプが多い

無制限のケースが多い

賠償責任補償

2,000〜5,000万円のタイプが多い

1億円以上のタイプが多い

補償期間

1回の旅行につき90日間などの長期間に対応

旅行期間中(出発日から帰国日)のみ

加入方法

クレジットカード加入時に付帯される

自身で申込手続きを行う必要がある

  • 保険会社の窓口
  • 空港内の専用カウンター
  • 旅行会社の窓口
  • インターネット

特徴

  • クレジットカードに付帯されているため旅行のたびに申込手続きを行う必要がない
  • 回数制限がないケースが多い
  • クレジットカードの年会費が無料なら保険料も実質的に0円
  • 補償内容が充実していて手厚いサポートが受けられる
  • 高額な医療費が発生しても自身で立て替える必要がない

注意点

  • 保険会社で申し込む場合よりも補償内容が手薄
  • 保険金が支払われる事由となっても一旦、自分自身で全額を立て替える必要がある
  • クレジットカード付帯の海外旅行保険と補償内容が被る場合がある
  • 補償されるのが「旅行中のみ」

海外旅行を安心して楽しむために必須ともいえる補償サービスなので、この機会に海外旅行保険への加入をご検討ください。

この記事の執筆者
中村 翔也
携帯代理店法人部門にて営業職として2年半勤務後、2017年12月よりwebライターとして独立。通信ジャンルをメインに金融系、保険記事を毎月30本以上執筆。
この記事の監修者
石田 直樹
所有資格
AFP資格、TLC(生保協会認定FP)資格
ソニー生命、東京海上日動あんしん生命保険、保険代理店等、保険業界を28年間勤務。支社長や管理職を経験、200回以上のセミナーや研修講師の登壇経験あり。その知識を活かし、もっと多くの人に保険の必要性を正しく理解してもらいたい!という思いを胸に、ナビナビ保険の事業立ち上げメンバーとして異業種のIT企業に転職し、現在に至る。
この記事の編集者
ナビナビ保険編集部
ナビナビ保険編集部は「どこよりも分かりやすい保険情報を届けること」をコンセプトにコンテンツの配信を行っています。
Insurance