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保険を知る

更新:2020.09.14 公開:2020.01.29

結婚したら生命保険の見直しが必要! 新婚夫婦の世帯タイプ別の見直し方法とポイントを解説

結婚したら生命保険の見直しが必要! 新婚夫婦の世帯タイプ別の見直し方法とポイントを解説

結婚をするときは夫婦で加入している生命保険の内容を確認し、見直しの必要性があるかチェックすることをおすすめします。

なぜなら結婚をすると家族構成や世帯収入などが変化することに伴い、家計状況や資金計画、必要な保障額も大きく変化し、独身時に加入した生命保険の保障だけでは不十分な可能性があるからです。

せっかく生命保険に加入しているにも関わらず、万が一の際に生命保険が意味をなさないといった状態は避けるべきです。

また、結婚を機にどちらかが仕事をセーブしたり辞めるとなると、パートナーの収入に頼らざるを得なくなるため、一家の大黒柱の万が一の際に備える必要があるでしょう。
さらに子供が産まれる場合、養育費や教育費についても考えておかなければなりません。

以上のことを踏まえ、この記事では以下についてわかりやすく解説します。

既に生命保険に加入している人も、結婚したらも保障内容を確認し、これからどのような保障が必要なのか生命保険の見直しの参考に活用してください。

結婚したタイミングでの生命保険の見直し方

結婚を機に保険の見直しをする場合、まず行うべきなのが以下の2点です。

既に加入している生命保険の有無を確認する

自分や家族にとって必要十分な保障を用意するには、今どのような生命保険に加入していてどのような保障があるのか、正確に把握することが大切です。

医療保険を例に考えてみましょう。

医療保険は既婚・未婚に関係なく、必要な保障です。そして、多くの医療保険は、加入時の年齢に比例して保険料が高くなります。

そのため、既に加入している医療保険の保障内容が十分なものであれば、新たに加入し直すよりも安い保険料で必要な保障を得られるため、そのまま継続したほうがいいケースもあります。

【生命保険に加入している場合】保障内容・保険金額を確認する

必要な死亡保険金額(必要保障額)の計算式

生命保険に既に加入している場合、次に見るポイントは保障内容と保険金額です。

死亡保険金がついた生命保険に加入している場合、自分に万が一の際に遺された家族の生活費や教育費を遺すという考え方が基本です。

既に十分な死亡保障額の生命保険に加入している場合も、子供が独立するまでに満期を迎えてしまう生命保険であれば見直しが必要といえます。

また、見落としがちなのは親がかけてくれている生命保険の有無です。

若い頃に親が加入した生命保険を自分でも意識しないまま今も継続している、というケースが少なくありません。

【世帯ケース別】結婚後に夫婦で生命保険を見直す際のポイント

結婚後の生活において必要な保障は、下記のケースによって異なってきます。

結婚後の世帯ケース

  • 共働きor片働き
  • 子供の有無(予定も含む)
  • 生活費の負担割合

ケース別に保険の見直しをする際のポイントについて解説します。まずは、下記の一覧表で自分に当てはまるケース確認してみましょう。

世帯ケース別、結婚後に夫婦で見直す生命保険のポイント
現在の保険加入状況
未加入 加入済
女性(妻)の場合
  • 病気やケガで入院した場合に必要な保障
  • 【結婚後も仕事をする場合】働けなくなった場合に必要な保障
  • 【結婚後に仕事を辞める・セーブする場合】夫の死亡保障
  • 現在加入している保険は現代の医療事情に合った保障内容か
  • 保険期間(保障期間)はいつまでか
  • 保障内容が重複している保険はないか
男性(夫)の場合
  • 病気やケガで入院した場合に必要な保障
  • 働けなくなった場合に必要な保障
共働き夫婦の場合
  • 病気やケガで働けなくなった場合に必要な保障
  • 自分や配偶者が万一の場合に必要な保障
  • 現在加入している保険で必要な保障をカバーできているか
  • 配偶者が遺族年金をもらえるまでの間保障を受けられるか
片働き(専業主婦・主夫)夫婦の場合
  • 一家の大黒柱である配偶者に万一のことがあった場合に必要な保障
  • 病気やケガで働けなくなった場合に必要な保障
  • 専業主婦(主夫)の病気やケガ・死亡により家事をしてくれる人がいなくなった場合に必要な保障

また、結婚を機に仕事をセーブしたり辞めたりする場合は、夫に万が一の状態になったときに遺された家族が年金方式で保険金を受け取れる「収入保障保険」や「死亡保険」についても検討の必要があります。

男性(夫)の場合

男性もまずは、自身の「医療保険」を見直してみましょう。見直しのポイントは、女性の場合と基本的に同じです。

また、既に加入している保険がある場合、保障内容だけでなく、重複している保障がないかも確認しておきましょう。

例えば、死亡保障のある生命保険に複数加入している場合、一本化することで保険料を安く抑えられたり、保障内容が良くなることがあります。

共働きの場合

共働き世帯の場合、まず考えるべきは「働けなくなった場合の保障」として、夫婦ともに「就業不能保険」への加入を検討することをおすすめします。

夫婦共働きで互いに自活できるだけの収入がある場合、どちらか一方が死亡した場合の経済的リスクはさほど大きくありません。

しかし、配偶者が病気やケガで働けなくなった場合、あるいは療養のため長期にわたり休職せざるを得なくなった場合は、世帯収入が減少するにもかかわらず医療費や介護費がかさむといった事態に陥る可能性があります。

医療保険で最低限の保障を確保しつつ、それに上乗せする形で就業不能保険に加入することで、働けなくなった場合に想定される世帯収入の減少に備えるのです。

共働きであっても夫婦間の収入に格差がある場合は、まずは家計の多くを担っている配偶者の死亡保障について検討しましょう。

片働き(専業主婦・主夫)の場合

片働き世帯の場合、一家の大黒柱が死亡した場合、遺された配偶者は大きな経済的リスクを背負うことになります。そこで、まず検討すべきなのが「死亡保障」です。

被保険者が死亡した場合にまとまった保険金を受け取れる「定期保険」でもいいですし、お給料のような形で保険金が毎月給付される「収入保障保険」でもいいでしょう。

また、共働き世帯と同様、病気やケガで働けなくなった場合の保障についても考えておく必要があります。 

さらに、片働き世帯では、専業主婦・主夫の病気やケガ、死亡によって家事を出来る人がいなくなった場合も考えておかなければなりません。

収入面を心配する必要はありませんが、家事代行サービスを依頼したり外食が増えたりすることにより、出費がかさむ可能性があることを覚えておきましょう。 

現在加入している生命保険を継続する際の注意点

現在加入している保険内容を確認した結果、結婚前から加入している保険を結婚後も継続する場合、必要に応じて以下の手続きが必要になります。

現在加入している保険を継続する場合

氏名・住所変更

自身の姓に変更があった場合は保険会社や代理店に連絡し、変更手続きの手配をしましょう。

保険会社によっては、公式HPにあるマイページから変更手続きができる場合もあります。

また、結婚を機に引っ越しをして住所や電話番号に変更があった場合も、氏名と併せて変更手続きをしてください。

保険金受取人の名義変更

結婚前に加入した保険の保険金受取人は、両親や兄弟を指定していたり、特に指定せず法定相続人になっていることが一般的です。

医療保険の保険金受取人は被保険者本人のままで差し支えありません。

しかし、死亡保険は保険金受取人を配偶者に変更しておくことをおすすめします。

保険金受取人の変更手続きは書面で行うのが一般的です。保険会社や代理店などに連絡し、変更手続きの手配をしましょう。

また、保険金受取人の名義変更と同時に、指定代理請求人の変更もしておくといいでしょう。 

子供を出産するときの生命保険の見直し方

子供が産まれたら、再度保険の見直しをしましょう。

なぜなら、結婚時に見直した保険だけでは、保障が不十分な可能性があるからです。

結婚を機に生命保険の見直しをする場合は、夫婦の生活を守るために必要な保障について考えるだけで足ります。

しかし、子供が産まれたら、両親に万一のことがあっても子供が自立できるまで生きていけるよう、子供の養育費や教育費についても考えておく必要があります。一般的にかかる教育費は以下の通りです。

教育費の目安
公立(国公立) 私立

幼稚園(3年間)

67.2万円 158.4万円
小学校(6年間) 192.6万円 959.4万円
中学校(3年間) 146.4万円 421.8万円
高校(3年間) 137.1万円 291万円
大学(4年間) 420.4万円 文系:598.4万円 理系:718.4万円

※学校教育費のみの金額※入学金、下宿による仕送り等は含まない

参考:文部科学省「平成30年度 子供の学習費調査

参考:日本政策金融公庫「平成30年度 教育費負担の実態調査結果

具体的には、「定期保険」や「収入保障保険」の保険金額を見直したり、余裕があれば「学資保険」や子供の医療保険を検討といったことが考えられるでしょう。

また、女性は妊娠すると医療保険に加入できなかったり部位不担保がつくなど条件付きでしか加入できないことが一般的です。

妊娠前に「医療保険」もしくは「女性保険」に加入しておくことをおすすめします。

妊娠~出産後に検討、及び見直すべき生命保険とお金にまつわることは以下の記事で詳しく解説していますのでぜひ参考にしてください。

まとめ

結婚を機に、新婚夫婦が生命保険を見直す際に大切なポイントを振り返りましょう。 

結婚のタイミングで保険を見直すときのポイント4つ

  • 現在加入している保険の有無と保障内容を確認する
  • 夫婦に想定されるリスクと、それをカバーするうえで必要な保障について整理する
  • 既に加入している保険を継続する場合も、氏名や住所、保険金受取人などの変更手続きをする
  • 子供が産まれる場合は、再度保険の見直しをする

病気やケガをした時に安心して治療を受けられるよう、また自分に万が一の際に配偶者が安心して生活していけるよう、結婚後は必要十分な保障内容の保険を用意しておくことが大切です。

これから結婚する人や結婚の予定がある人は、まず既に加入している保険証券を確認すること、必要な保障について考えたりすることから始めてみましょう。

自分自身で適切な保険を選ぶのが難しく感じる人は、ぜひお金・保険のプロであるファイナンシャルプランナーへの無料相談を検討してみてください。

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この記事の執筆者

曽我部 三代

保険業界に強い、ファイナンシャルプランナーです。多くの顧客を抱え、税金対策・相続対策を視野に入れたプランニングを行っています。2013年より、金融関連記事のライターとしても活動中。
所有資格
ファイナンシャル・プランニング技能士2級, 生命保険募集人・損害保険募集人
この記事の監修者

石田 直樹

ソニー生命、東京海上日動あんしん生命保険、保険代理店等、保険業界を28年間勤務。支社長や管理職を経験、200回以上のセミナーや研修講師の登壇経験あり。その知識を活かし、もっと多くの人に保険の必要性を正しく理解してもらいたい!という思いを胸に、ナビナビ保険の事業立ち上げメンバーとして異業種のIT企業に転職し、現在に至る。
所有資格
AFP資格、TLC(生保協会認定FP)資格
この記事の編集者

ナビナビ保険編集部

ナビナビ保険編集部は「どこよりも分かりやすい保険情報を届けること」をコンセプトにコンテンツの配信を行っています。

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