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更新:2020.06.18 公開:2020.05.07

お金の貯め方にはコツがある!意識すべきポイントと効率の良い6つの貯蓄方法

お金の貯め方にはコツがある!意識すべきポイントと効率の良い6つの貯蓄方法

「お金があれば色々なことができるのに…」と思いつつ、ついついお金を使ってしまって上手く貯金ができずにお困りではありませんか?

昨今では老後2,000万円問題が話題となり、現時点で全く貯金ができていないことで焦っている人や、過去に貯金しようと思ったものの挫折してしまった人も多いのではないでしょうか。

ですが、お金が貯められないという人は「お金を貯めるためのコツ」を知らないだけで、お金を貯めるための考え方を身に着けられれば今の収入のままでも十分なお金を貯めることができます。

今から、お金をすぐに引き出して使ってしまう人でも簡単に始められる「お金を貯めるために意識すべきポイントと効率の良い貯蓄方法」をご紹介します。

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お金が貯まらない人の特徴

お金が貯まらない人には、以下のような特徴があります。

お金が貯まらない人の特徴

  • ひと月あたりの収支(収入と支出)を把握していない
  • 自分へのご褒美や趣味に使うお金が多い
  • 買い物をする際に予算を決めておらず、衝動買いが多い
  • 収入が高いためについついお金を使いすぎてしまう
  • 残ったお金で貯金をしようと考えている

金融広報中央委員会が行った令和元年度の「家計の金融行動に関する世論調査」によれば、家計の資産と負債のバランスについて「意識したことがない」と回答した世帯が82.2%と過半数以上いることがわかります。

【家計の金融行動に関する世論調査】生活設計の有無に関するグラフ

出典 : 家計の金融行動に関する世論調査「家計の資産負債バランス評価」

また、「老後生活に対して心配である」と回答した世帯は2019年度には85.6%おり、その内の76.2%は「十分な金融資産がないから」と回答しています。

【家計の金融行動に関する世論調査】老後の生活への心配の棒グラフ

出典 : 家計の金融行動に関する世論調査

【世論調査】老後の生活を心配している理由 棒グラフ

 出典 : 家計の金融行動に関する世論調査

さらに、「今後の生活設計を立てていない」「現在は立てていないが今後は立てるつもり」と回答した世帯の合計は73.2%となっています。

【家計の金融行動に関する世論調査】生活設計の有無に関するグラフ

出典 : 家計の金融行動に関する世論調査

つまり、老後に対する漠然とした不安はあるものの、現在の収支状況を意識しておらず、将来に向けての貯蓄を考えていない世帯が多いといえます。

それに加え、大勢の人には「パーキンソンの法則」が当てはまります。

パーキンソンの法則とは、イギリスの歴史学者であるシリル・ノースコート・パーキンソンが提唱したもので、以下の2つの意味があります。

パーキンソンの法則

  • 第1法則:仕事の量は、完成のために与えられた時間を全て満たすまで膨張する
  • 第2法則:支出の額は、収入の額に達するまで膨張する

簡単にいうと、人には “もらったものは全て残さず使う“ という習性があるということで、これらのことから、現状の収支を把握できていない人や残ったお金で貯金をしようと考えている人は、あるだけのお金を使ってしまうので、なかなか上手く貯金ができないのです。

最初に挙げた5つの特徴に思い当たる節がある人は、まずこの機会に自分自身の行動を見直してみましょう。

お金を貯めるために意識すべきポイント

お金を貯めるには、「貯金をする目的(目標)」と「貯金したお金を使う時期」を決めて、そこから逆算して毎月貯めておかなければならない金額を計算するのがポイントです。

たとえば、2020年4月現在から貯金を始めて2021年12月に約100万円の費用が必要な引っ越しをする場合、毎月の貯金額は以下の通りになります。

  • 例:100万円 ÷ 21か月 = およそ4.8万円/月

つまり、2020年4月から毎月4.8万円を捻出して貯金に回すことができれば、21ヶ月後の2021年12月時点では100.8万円の貯金ができる計算となります。

このように「貯金をする目的(目標)」と「貯金したお金を使う時期」を明確にすれば、そこから逆算することで毎月の貯金額を決めることができます。

また、大半の人には上述した「パーキンソンの法則」が当てはまるため、一定金額を「最初から持っていないお金」と認識して貯金に回してしまうこともおすすめです。

まず、目的と時期から毎月の貯金額を決定し、毎月の収入が得られるタイミングで真っ先に貯金して、残ったお金で生活をするようにしてみましょう。

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お金を貯めるコツと効率の良い6つの貯蓄方法

お金を貯めるためのコツと効率の良い貯蓄方法は以下の通りです。

今からとりかかれる方法ばかりなので、ぜひこの機会にお試しください。

1. 家計の収支を把握して生活コストを見直す

まず初めに実践できることとして、家計の収支を把握して生活コストの見直しをしてみましょう。

お金が貯まらない人の特徴」で解説したように、現時点における資産と負債のバランスを把握できていない世帯は非常に多く、毎月の収入額はなんとなく分かっていても、支出額まで把握できている人は少数です。

収入額と支出額を把握できていなければお金の使い方を節約することはできないので、ざっくりとで構いませんので現在の家計の収支をリストアップしてみてください。

リストアップしておくと便利な項目

  • 収入額(給与額、副業収入など)
  • 食費
  • 趣味・娯楽費
  • 住居費(住宅ローン、家賃など)
  • 水道光熱費、通信費など生活のために必要な支出
  • 交通費
  • 医療費、保険料

リストアップし終えたら、支出額を見直して節約できそうな項目にチェックを入れていきましょう。

たとえば、食費が多い人はお弁当やマイボトルを持参してコンビニなどでの買い物を減らす、水道光熱費が多いと感じたら料金が安い事業者に乗り換える、通信費が多い人は格安SIMに乗り換える、などが考えられます。

また、固定費(毎月変わらず支払う金額)は一度見直しをすることで節約効果が長く続くのでおすすめです。

固定費は、保険の契約内容を見直してプランを変更する、行かなくなってしまったジムを退会する、定期購入品やサブスクリプションサービス(商品ごとに料金を払うのではなく、一定期間の利用権として料金を払うサービスの総称)を見直すなどが挙げられるので、ぜひこの機会におためしください。

継続する家計簿のつけ方のコツについては以下の記事を参考にしてください。

2. 先取り貯蓄(積立貯蓄口座や財形貯蓄制度への加入)

貯金をするには、先取り貯蓄(天引き貯蓄)を利用するのも有効です。

先取り貯蓄には「積立(定期)貯蓄口座」や「財形貯蓄制度(勤務先による)」などがあります。

これらを利用すれば、毎月決まった日に給与振込口座から自動的に貯蓄用口座へ振り込まれるようになるので、自分で手続きを行うことなく貯蓄ができます。

また、満期保険金や解約返戻金のある保険商品(「積立保険」や「養老保険」など)に加入するのもおすすめです。

これらの保険に加入すると毎月の保険料という形で貯蓄をしていくこととなり、満期を迎えた場合にはボーナスとして保険金がもらえ、万が一解約する場合でも支払ってきた保険料が返ってきます。

満期を迎えるまでに解約すると支払ってきた保険料の全額が返ってこないというリスクがありますが、逆に満期以降はそれ以上の金額が解約返戻金として返ってくる可能性があります。

保険料の支払い方法はクレジットカード払いや自動引落であることが大半なので、保険商品の特徴を理解した上で契約すると将来に向けた貯蓄へと繋がります。

保険についての知識がない人や自分では判断できないという人は、お金のプロであるファイナンシャル・プランナーへご相談ください。

豊富な保険知識を活かして、あなたの目的や収支状況に合わせた最適なアドバイスをしてくれます。

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3. 目的別に口座を分けて管理する

将来の目的に合わせて、複数の金融機関に貯蓄用口座を分けておく方法もおすすめです。

ひとつの口座にお金をまとめてしまうと、ついつい引き出してしまって貯金ができなくなってしまいがちです。

銀行口座を分けて貯金しておくと、目標の金額まであとどれくらい足りないかが判断できるようになるので、貯金に対するモチベーションの維持に繋がります。

金融機関の大半は「自動振込予約」の機能があるので、一度設定すれば給与の振込口座から目的別の貯蓄用口座への振込を自動化できて手間がかかりません。

毎月自動的に貯金ができるようになるので非常におすすめの方法です。

4. 借金や住宅ローンなどの借入条件を見直して利息負担を減らす

借金や住宅ローン、車の購入ローンがある人は、借入条件を見直して利息負担を減らすことに挑戦してみましょう。

特に、住宅ローンを組んでから一度も見直しをしたことがない人や何年間も見直しをしていないという人は、ローンを組んだ当時よりも低金利の金融期間が登場している可能性が高いです。

金融機関の借り換えには審査が必要ですが、無事に審査を通過して借り換えが完了すると大きな節約効果が得られるので、ぜひこの機会に借入条件の見直しをしてみてください。

仮に、金融機関の審査が通過できなかった場合でも、現在の金融機関に対して金利の引き下げ交渉をすると対応してもらえる可能性があります。

どのように交渉すればよいかわからない人は、専門家の目線で的確なアドバイスをしてくれるファイナンシャル・プランナーにご相談ください。

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5. 副業で複数の収入源を持って世帯年収を増やす

時間に余裕がある人は、副業で複数の収入源を持って世帯年収を増やすことにも挑戦してみましょう。

お金を貯めるための基本的な原則は「収入>支出」とすることです。

自分自身で勤務先の給与を上げることは難しいので、簡単な副業から始めてみることをおすすめします。

たとえば、今では着なくなった衣類をフリマアプリで販売したり、クラウドソーシングサイトで業務を請け負ったり、ポイントサイトの活用などが挙げられます。

逆に、在庫を抱える必要がある「せどり(転売)」や、知識がない人にとって大きなリスクがある「株式投資」「FX」などは大きな初期費用が必要で損益が出る可能性も高いので、ご自身で慎重に判断するようにしましょう。

6. 各種控除、iDeCoやふるさと納税、つみたてNISAなどの制度を活用する

お金を貯めるには、日本の所得控除制度を活用するのも賢い方法です。

たとえば、年間10万円以上の医療費を支払っている人は「医療費控除」、保険に加入している人は「生命保険料控除」や「地震保険料控除」などで納める税金が少なくなります。

会社員の人は、毎月の給与から税金が差し引かれた金額が振り込まれているので、上記に該当する支出がある人は個別に確定申告をすることで納めすぎた税金が返ってくる可能性があります。

また、節税効果がありつつ地域の特産品がもらえる「ふるさと納税」、老後資金の効率的な貯蓄ができる「個人型確定拠出年金(iDeCo)」や「つみたてNISA」などもお金を貯めるための効率的な方法です。

これらの制度は銀行口座からの自動引落が基本なので、一度加入してしまえば自分でも気付かないうちに貯金をすることができるのでおすすめです。

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まとめ

計画的にお金を貯めるには、以下の3つの手順で毎月の貯金額を算出しておくことが大切です。

お金を貯めるための3つの手順

  1. 現状の収支状況を把握する
  2. 貯金をする目的(目標)と貯金を使う時期を明確にする
  3. 貯金を使う時期から逆算して毎月の貯金額を算出する

貯金額が算出できたら、ご紹介した「お金を貯めるためのコツと効率の良い6つの貯蓄方法」をお試しください。

漠然としたイメージで貯金を始めるよりも、「何のために貯金をするのか」という明確な目的を持って貯金をした方が確実にお金は貯まります。

いま自分が入っている保険や借入条件の見直し、活用できる制度について詳しく知りたい人は、ファイナンシャル・プランナーへの無料相談を検討しましょう。

プロの専門家の目線から、あなたに合った保険や資産運用の方法をサポートさせていただきます。

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この記事の執筆者
中村 翔也
携帯代理店法人部門にて営業職として2年半勤務後、2017年12月よりwebライターとして独立。通信ジャンルをメインに金融系、保険記事を毎月30本以上執筆。
この記事の監修者
石田 直樹
所有資格
AFP資格、TLC(生保協会認定FP)資格
ソニー生命、東京海上日動あんしん生命保険、保険代理店等、保険業界を28年間勤務。支社長や管理職を経験、200回以上のセミナーや研修講師の登壇経験あり。その知識を活かし、もっと多くの人に保険の必要性を正しく理解してもらいたい!という思いを胸に、ナビナビ保険の事業立ち上げメンバーとして異業種のIT企業に転職し、現在に至る。
この記事の編集者
ナビナビ保険編集部
ナビナビ保険編集部は「どこよりも分かりやすい保険情報を届けること」をコンセプトにコンテンツの配信を行っています。

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