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保険を知る

更新:2020.09.10 公開:2020.06.11

節約・貯金が苦手な人、必見!FPが解説する継続する家計簿のつけ方のコツとは?

節約・貯金が苦手な人、必見!FPが解説する継続する家計簿のつけ方のコツとは?

家計簿は、日々使ったお金を記録していくものです。

簡単にできそうですが、実際につけてみると支出項目の分け方分からなくなったり、家計簿をつける目的を見失い、長続きしない人も多いようです。

家計簿をつけるのが苦手な人でも、継続して家計簿をつけていくための方法とコツをファイナンシャルプランナーがわかりやすく紹介します。

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まずは家計簿をつける目的を明確にする

まず、家計簿をつける目的を明確にしましょう

家計簿をつける目的自体は何でも構いませんが、家計簿をつける習慣が長続きしている人の多くが以下のような目的を設定しています。

家計簿をつける目的の例

  • お金の流れを把握し、無駄な支出を減らすため
  • 具体的な貯蓄目標を達成するため

家計簿をつけたいと思う人の多くは、支出額が多いことに悩んでいたり、思ったように貯金ができないと感じているでしょう。

人生は結婚や出産、マイホームの購入、子供の進学、そして老後とさまざまなライフイベントが控えており、そのたびにお金が必要となります。

そのため、それらのライフイベントに備えて日頃から貯蓄をしておかなければなりません。

「マイホームを購入する頭金を用意するために無駄な支出を減らす」「子供を大学に通わせるために教育資金を貯める」など、まず貯蓄の目的を定めた上で家計簿をつけ始めると長続きしやすいでしょう。

家計簿が続かない人の特徴

家計簿が続かない人は、以下のような特徴があります。

細かい項目や分類、ルールを増やしてしまう

家計簿が続かない人は「食費」や「日用品費」といった項目を、最初から厳密にしがちです。

例えば、スーパーで買い物をしたときに、食料品と同時に日用品を購入することもあるはずです。

家計簿をつける際、レシートを見ながら食料品と日用品の購入金額を、それぞれ計算し直すのは面倒ですよね。

家計簿は、始めほど厳密につけようと意気込んでしまいがちですが、長続きしなければ本末転倒です。

項目やルールを増やしすぎ、家計簿をつけることが煩わしくならないように注意しましょう。

家計簿をつけるだけで終わる

家計簿はただつけるだけでは意味がありません。

家計簿を付けることは、目的を達成するための作業です。

家計簿を付けたまま振り返らずに放置していると、目的意識が薄れてしまいます。

家計簿を続けるコツ

家計簿を続けるコツは以下の3点です。

シンプルに家計簿をつける

家計簿をつけるときは、仕組みをできるだけシンプルにしましょう

特に、家計簿にまだ慣れていないときは、項目を5〜6つに絞るなど、自分ができる範囲で項目やルールを設定することが大切です。

例えば、スーパーで購入したものの中に日用品が混ざっていても、大半が食品であれば「食費」に計上します。

また、月初の口座残高から月内の支出合計を差し引いた金額が、月末の口座残高と1円単位まで合致させる必要はありません。

差額は使途不明金として計上し、家計簿をつける期間が進むにつれ、使途不明金の額を少なくできるように努めていきましょう。

家計簿をつけた後に振り返る

家計簿に支出を記録しただけでは、家計が改善されることはありません。

家計簿をつけた後に、何にいくら使ったのかを振り返り、支出を減らせる項目がないか検討し、実際に支出を減らすことではじめて効果があります

支出を減らすことで貯蓄が増えていき「マイホームの頭金を貯める」などの目的が近づくことで、モチベーションが湧いて家計簿が長続きするはずです。

自分に合った家計簿を使う

家計簿は書店で見かける書籍タイプのもの以外に、スマホアプリや、エクセルのような表計算ソフトを使って自作したり、自分に合ったものを選ぶことをおすすめします。

最初から本格的な家計簿を買わずとも、慣れないうちは、紙のノートに何にいくら使ったのかをメモしたり、表計算ソフトに簡単にまとめるだけでも良いでしょう。

家計簿をつける項目の分類

家計簿につける項目には、以下のように優先してつけるべき項目や見直しやすい項目があります。

家計簿につける支出項目
分類 項目 家計簿につけるべき項目 見直しやすさ
固定費 住居費 ×
保険料
通信費(スマホ代)
自動車費 ×
水道光熱費(電気代・水道代・ガス代)
教育費(学費・塾代など)
変動費 衣料費 ×
食費
日用品費
交際費 ×
交通費(電車・バス・タクシー) ×
医療費 ×
美容費 ×

それぞれの項目について詳細に解説します。

家計簿につけるべき項目

家計簿につけるべきなのは、毎月出費がある項目や支出額が多い項目です。

例えば、居住費や保険料、通信費、水道光熱費、食費、日用品費などが挙げられます。

自動車を所有している場合は自動車費用を、子供がいる場合は教育費を適宜追加しましょう。

家計簿になれないうちは上記の項目から必要性の高いものを5〜6個選び、慣れてきたら項目を増やしたり、自分なりにカスタマイズするのがおすすめです。

家計簿につけないほうがいい項目

家計簿につけない方がいい項目は、毎月は発生しない費用です。

具体的には、医療費や美容費、交際費、交通費などが挙げられます。

加えて、美容費や交際費を設けてしまうと、お金を使ってしまう可能性があるため注意が必要です。

このような毎月発生しない費用については「娯楽費」「特別費」のように、費用を複合的に計上できる項目にまとめても問題ありません

費用が発生したら、何にいくら使ったかを控えておきましょう。

家計の見直しにつながりやすい項目

項目のうち、自分自身や家族の努力によって、支出を削減しやすい項目は見直しやすい項目です。

例えば、医療費は健康にかかわることですので、コントロールするのは難しいでしょう。

一方で、食費はあまり切り詰めてはいけない項目ですが、お菓子やお酒のような嗜好品が多く含まれている場合、見直しの余地があります。

また、保険料や通信費は、生活にあった契約内容に変更することで削減が可能です。

ただし保険料をむやみに削るのは本当に必要な際に保障を受けられなくなる可能性があるため、注意が必要です。

保険料の適切な見直しを行いたい人は、お金のプロであるファイナンシャルプランナー(FP)に相談することをおすすめします。

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家計簿のつけ方のコツ

家計簿を続けるには、家計簿をつける目的に応じたコツがあります。

お金の流れを知りたい人

お金の流れを知ることは、無駄な支出を把握するステップに進むために大事なことです。

お金の流れを知りたい人は、何にいくら使っているかを把握していない状態からの脱却を目指すことが先決です。

そのため、家計簿を利用して住居費や水道光熱費、食費といった支出の多い項目から優先的に記録しましょう。

「料金を支払ったら家計簿アプリに入力する」「毎日寝る前にその日使ったお金を記録する」のように、「〇〇したら家計簿をつける」と決めておくと習慣化しやすいです。

無駄な支出を把握したい人

無駄な支出を把握したい人は、家計簿に支出を記録するだけでなく、必要なものと不要なものを考えましょう

食費や保険料、交際費のような見直しやすい項目はより正確な記録が必要です。

また「先月と比較して使いすぎていないか」「支出総額のうちに占める割合が多くないか」を確認し、支出が多い原因を考えましょう。

例えば、先月よりも食費が多い場合は「外食や宅配を利用しすぎてないか」「嗜好品を購入しすぎてないか」のように考えることで、無駄な支出を把握しやすくなります。

支出をおさえ、貯蓄を確保したい人

支出の無駄が把握できると、支出を抑える方法が分かりやすくなり、その結果、支出が減って貯蓄ができる可能性が高まります

例えば、家計簿をつけることで外食の頻度が増えていることがわかった場合は、自炊をすることで食費の増加を抑えられるでしょう。

支出のうち、保険料が大きな割合を占めているようであれば、加入内容の見直しによって支出を削減できるかもしれません。

家計簿で無駄な支出を抑えて月々の生活コストを下げることで、貯蓄できる金額を増やせます。

おすすめ家計簿の種類

家計簿にはいくつかの種類があり、それぞれ特徴や適している人が異なります。

家計簿アプリ

家計簿アプリは、以下のようなものがあります。

  • マネーフォワード
  • 家計簿Zaim
  • 家計簿Moneytree など

家計簿アプリは、銀行口座やクレジットカードと連携でき、引き落とされた履歴やカードを利用した履歴から推測して自動で家計簿をつけてくれます

現金を利用した場合も、レシートをスマホで撮影し、読み取った内容から項目を推測して記録してくれます。

家計簿の内容はグラフや一覧にまとめられるため、振り返りやすい点もメリットです。

一方で、普段からスマホの扱いに慣れていない人や、機械操作が苦手な人には扱いにくいかもしれません。

EXCELで自作する

家計簿は自作のEXCELでも作成可能です。EXCELを使うことで、自分自身が使いやすいオリジナルの家計簿を作成できます

家族の人数が増えた場合や、自分だけの勘定科目を作りたいときも自由に編集可能です。

また、マイクロソフトが公開している無料のテンプレートを使うと、EXCELにあまり詳しくない人でもEXCELで家計簿がつけられます。

ただし、EXCELで家計簿を自作したり編集したりする際には、関数を入力しなければなりません。

あまりEXCELに慣れていない人は、EXCELの扱い方から勉強する必要があり、手間や時間がかかります。

手書きノート

手書きノートを家計簿にする方法は、手軽で機械が苦手な人におすすめできます。

EXCELのような表計算ソフトが苦手な人や、スマホアプリの使い方が良くわからない人は、手書きのノートに何にいくら使ったのかをメモするところから始めましょう。

手書きノートで家計簿をつけていこうと思うと、ページごとに線を引かなければならず面倒です。

使ったお金を記録する習慣が身についたら、他の方法で家計簿をつけていく方が効率的です。

余裕ができたら資産形成でさらにお金を貯められる家計体質に

家計簿をある程度つけてお金が貯められるようになってきたら、次は資産形成をしていきましょう

数ある資産形成方法の中でも、比較的始めやすいiDeCoや生命保険での資産形成について解説します。

お金を貯めるコツや貯蓄方法については、以下の記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

iDeCo

イデコの仕組み

iDeCoとは、個人型確定拠出年金のことで、老後の年金を自分自身で積み立てる制度です。

自ら拠出した掛金の運用先を、自分自身で投資信託のような金融商品を用いて運用します。

また、iDeCoの掛金は全額が所得控除となるため、所得税や住民税の負担を軽減できる可能性がある点で優れています

加えて、運用で利益が非課税なだけでなく、積み立てたお金を受け取る時も税制上のメリットがあります。

生命保険

生命保険の中には、保障と貯蓄の両方の機能がある貯蓄型保険が販売されています。代表的な貯蓄型保険は以下の通りです。

  • 終身保険:死亡に一生涯そなえつつ解約することで解約返戻金を受け取れる保険
  • 学資保険:子供の教育資金を貯めるための保険
  • 個人年金保険:老後の年金を確保するための保険

貯蓄型生命保険では、お金を貯める目的によって様々なタイプが販売されています。

生命保険で資産形成をする場合、ご自身がお金を貯める目的に合った商品を選びましょう。

ご自身で資産形成をするための生命保険を選ぶのが難しい場合は、ファイナンシャルプランナー(FP)に相談して、適切な保障と資産形成のバランスとなるように提案してもらうのもひとつの手です。

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まとめ

家計簿についてさまざまな視点から解説しました。最後に、効率よく家計簿を付ける上での要点を確認しましょう。

  • 家計簿を付ける前に目的を明確にする必要がある
  • 最初から厳密に家計簿をつけようとしたり家計簿をつけたまま放置したりしていると家計簿が続かなくなる
  • 家計簿を続けるためには自分に合った家計簿を選んでシンプルに記録し、定期的に振り返ることが大切
  • 家計簿にはつけるべき項目とつけない方が良い項目がありつけるべき項目のうち自分にとって必要性の高いものを選ぶ必要がある
  • 家計簿を通じてお金の流れを知りたい人は住居費や水道光熱費、食費などの支出が多い項目から優先的に記録することを習慣化する
  • 家計簿を使って無駄な支出を把握したい人は食費や保険料、交際費などを正確に記録して必要なものと不要なものを考える
  • 支出を抑えて貯蓄を確保したい人は無駄な支出を考え把握した上で削減できる項目を見直す
  • 家計簿には家計簿アプリや手書きノート、自作のEXCELなど様々な種類がある
  • 家計簿を使って生活に余裕が出てきたらiDeCoや生命保険などを活用して資産形成をする

家計簿を付けることは、最初は大変かもしれません。

しかし、家計簿を活用することで無駄な支出を抑えてお金が貯まり、欲しいものを購入できたり行きたい場所に行けたり、優雅な老後の生活を送れたりと、明るい未来の可能性が高まります。

家計簿をつけたことがない人や、過去に挫折した人はチャレンジしてください。

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この記事の執筆者

品木 彰

大手生命保険会社にて7年半勤務し、チームリーダーや管理職候補として個人営業、法人営業の両方を経験。その後、人材会社で転職コンサルタントとしての勤務を経て、2019年1月よりwebライターとして独立。
所有資格
ファイナンシャル・プランニング技能士2級, 日商簿記検定3級
この記事の監修者

石田 直樹

ソニー生命、東京海上日動あんしん生命保険、保険代理店等、保険業界を28年間勤務。支社長や管理職を経験、200回以上のセミナーや研修講師の登壇経験あり。その知識を活かし、もっと多くの人に保険の必要性を正しく理解してもらいたい!という思いを胸に、ナビナビ保険の事業立ち上げメンバーとして異業種のIT企業に転職し、現在に至る。
所有資格
AFP資格、TLC(生保協会認定FP)資格
この記事の編集者

ナビナビ保険編集部

ナビナビ保険編集部は「どこよりも分かりやすい保険情報を届けること」をコンセプトにコンテンツの配信を行っています。

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