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更新:2020.11.05

国内旅行保険とは?選び方・注意点と必要性を分かりやすく解説します

国内旅行保険とは?選び方・注意点と必要性を分かりやすく解説します

国内旅行保険とは

国内旅行保険とは、日本国内の旅行中に発生した事故が原因でケガをした時の治療費や、他人や物への賠償費用に備えるための掛け捨て型保険です。

補償内容には、自分自身の持ち物の盗難といった損害に備える機能も含まれており、旅行中に発生する様々なリスクへの対策ができることが特徴です。

国内旅行保険は、大きく分けると「民間の保険会社が販売するタイプ」と「クレジットカードに保障機能が付帯するタイプ」の2種類があります。

補償の対象期間は「旅行を目的として住居を出発してから帰宅するまで」であることが一般的で、旅行日数に応じて保険料が異なる様々なプランが提供されていることが多いです。

ただし、国内旅行保険に加入する際には年齢制限が設けられており、また旅行先で予定しているレジャーやスポーツの内容によっては保険が降りないといった注意点も存在します

国内旅行保険は必要?

国内旅行保険は、旅行中の様々なリスクに対して備えるための保険です。

自分自身のケガであれば「医療保険」や「傷害保険」で医療費等が補償されますが、他人への賠償責任や携行品類に対する補償まではカバーできません。


医療保険や傷害保険でカバーできない費用の一例

  • 損害賠償責任による賠償金:他人へのケガや物の破損などに対する法律上の損害賠償責任
  • 携行品類の盗難被害による損害費用:スーツケースやカメラなどの携行品類の盗難による損害費用
  • 救援者費用:事故による遭難や救助費用、旅行先での長期入院やそれに付随する家族の交通費など

特に、他人や物に対する賠償責任においては、個人で賄うには非常に高額な賠償命令が出されることも多々あります。

国内旅行保険は高くても1,000円程度で加入することができ、賠償責任に対しては数千万円の補償を準備しておくことも可能です。

旅行中は普段行ったことのないような場所を訪れることも多く、普段の生活に比べると非常にリスクが高くなります。

せっかくの旅行を最後まで楽しいものにするためにも、万一の事態に備えられる国内旅行保険の必要性は高いといえるでしょう。

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国内旅行保険の補償範囲

国内旅行保険の主な補償範囲は以下の4種類に分けられます。

それぞれの補償範囲について簡単にご紹介します。

1.ケガの補償

旅行中に発生した事故が原因で自分自身がケガをして、入院や手術、通院をした場合に補償が受けられます

補償期間は「旅行を目的として住居を出発してから帰宅するまで」なので、滞在先だけではなく向かう途中や帰ってくる途中にケガをした場合でも保険金の支払対象となります。

ただし、国内旅行保険でカバーされるのは「旅行中のケガのみ」であり、病気による入院や通院に対しての補償は受けられないのでご注意ください。

2.他人への賠償

旅行中に他人をケガさせてしまった時や、物を壊してしまった際に発生する損害賠償責任を負った場合に保険金が支払われます

すでに「自動車保険」や「火災保険」などに加入している場合、それらの保険に付帯する損害賠償に対する補償が重複している場合があります

これらの損害保険に加入している場合は、補償内容を見比べて、国内旅行保険が本当に必要かを見極めることが大切です。

3.携行品類の補償

旅行中に発生した偶発的な事故が原因で、携行品類が破損または盗難の被害にあった場合に保険金が支払われます

保険商品によって携行品類として認められる対象は異なりますが、一般的には「証券記載の住居外において携行している本人の身の回り品」が対象となります。

たとえば、カメラやスーツケースの破損や盗難、現金・乗車券の盗難などが挙げられます。

ただし、以下に該当するものは補償対象に含まれないことがほとんどですので、ご注意ください

携行品類の補償対象に含まれないもの(一例)

  • 船舶(ヨット、モーターボート、水上バイク、ボートおよびカヌー、カヤックなど)
  • 航空機
  • 自動車・原動機付自転車・自転車
  • 雪上オートバイ、ゴーカート、ハンググライダー、パラグライダー
  • サーフボード、ウィンドサーフィン
  • ラジコン模型およびこれらの付属品
  • 義歯、 義肢
  • 動物、植物
  • 有価証券(小切手は除く)、クレジットカード、プリペイドカード、稿本、設計書
  • 携帯電話・スマートフォン等の携帯式通信機器、ノート型パソコン等の携帯式電子事務機器
  • コンタクトレンズ、 眼鏡 、サングラス、補聴器
  • ドローンその他の無人航空機および模型航空機ならびにこれらの付属品

なお、偶発的な事故によって携行品類が破損または盗難の被害に遭った場合は補償が適用されますが、置き忘れや紛失後の盗難に関しては補償適用外なので気をつけましょう。

4.事故の救援者費用

旅行中に発生した遭難事故に対する救助費用や捜索費用が発生した場合、国内旅行保険に加入していれば保険金が支払われます

また、旅行先でケガが原因で入院をした際、家族などが現地に来るまでの交通費に関しても補償対象となることがほとんどです。

ただし、多くの保険商品が「14日以上の長期入院」を条件としており、また保険金には補償限度額が設けられている点にはご注意ください。

また、旅行先で危険性が高いとされるスポーツ(ロッククライミング、スカイダイビング、スキーなど)を行う場合は補償の対象外となることもあるので覚えておきましょう。

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国内旅行保険選びの注意点

国内旅行における様々なリスクに備えられる国内旅行保険ですが、選ぶ際には注意点があります。

それぞれについて分かりやすく解説していきます。

1.他の保険との補償内容の重複に注意

国内旅行保険は大きく分けると、「傷害補償・賠償責任補償・携行品類補償・救援者補償」の4つに分類されます。

これらのうち、傷害補償は「医療保険」や「傷害保険」、賠償責任補償は「自動車保険」や「火災保険」に付帯する特約などでも補償が適用可能です。

国内旅行保険とこれらの保険の補償内容が重複していても、どちらか一方しか保険金が支払われないことも多く、保険料が無駄になってしまうので気をつけなければなりません。

上記で挙げた保険に加入している場合は、それぞれの補償内容を確認してから不足分を補う目的で国内旅行保険を選ぶようにしましょう。

2.クレジットカードに国内旅行保険が付帯されている場合も

多くの人が持っているクレジットカードには、自動的に国内旅行保険が付帯しているものも存在します。

ただし、「保険会社が販売する国内旅行保険」と「クレジットカード付帯の国内旅行保険」では以下のような違いがあります。

一般的な国内旅行保険とクレジットカード付帯の国内旅行保険との違い
一般的な国内旅行保険 クレジットカード付帯の国内旅行保険
補償内容 死亡・後遺障害に対する補償 補償される 補償される
入院・手術・通院に対する補償 補償される 補償される
賠償責任に対する補償 補償される 補償されない
携行品類に対する補償 補償される 補償されない
救援者費用に対する補償 補償される 補償されない
補償期間 旅行を目的として住居を出発してから帰宅するまで
  • 公共交通機関を利用中の事故
  • 宿泊施設に宿泊している間に発生した事故
  • 宿泊を伴う募集型企画旅行に参加中の事故
補償適用 保険に加入していれば補償が適用される
  • 自動付帯:クレジットカード利用有無に限らず補償が適用される(保険金は利用有無によって異なる)
  • 利用付帯:国内旅行における費用をそのクレジットカードで支払った場合に補償が適用される(クレジットカード支払いをした部分のみが補償対象)

クレジットカード付帯の国内旅行保険は、基本的に傷害補償しか適用されず、補償期間についても条件が設けられています

他人や物に対する賠償責任補償が適用されないので、基本的には保険会社が販売する国内旅行保険に加入した方が安心して旅行を楽しむことができます。

3.治療費の補償は旅行中のケガに対してのみ

国内旅行保険での傷害補償は、国内での旅行中に発生した事故が原因によるケガのみが補償対象です。

旅行中に発症した病気、妊娠・出産・早産または流産については補償対象外なので気をつけましょう。

4.保険契約にあたっての年齢制限がある

国内旅行保険を契約する際には年齢制限があることが一般的です。

多くの国内旅行保険では20歳〜70歳までの人しか加入できません

一部の保険商品では18歳〜74歳までなど年齢幅が広いものもありますが、いずれも年齢制限があることがほとんどなので覚えておきましょう。

5.旅行先で行うスポーツによっては保険金が支払われないケースもある

旅行先で行うスポーツやレジャーの内容によっては、ケガや賠償責任が発生しても保険金が支払われないこともあります

具体的には以下のようなケースが該当します。

保険金が支払われないケース

  • 自動車等の乗用具による競技、競争もしくは興行またはこれらのための練習を行っている間の事故
  • 山岳登坂(ピッケル等の登山用具を使用するもの及びロッククライミング等)
  • 職務以外での航空機操縦、スカイダイビング、ハンググライダー搭乗等の危険な運動を行っている間の事故
  • むち打ち症・腰痛等で医学的他覚所見のないもの

上記に該当するスポーツやレジャーを行う予定がある場合は、万一の事態が起きても補償が適用されない可能性があるのでご注意ください。

6.自然災害が発生した場合は補償の対象外

国内旅行保険は、地震や噴火またはこれらによる津波によってケガをした場合は補償適用外です。

海外旅行保険では地震時に補償が適用されるものも多いですが、国内旅行保険では自然災害に対する補償は一切ないので気を付けましょう。

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国内旅行保険に関するよくある質問

国内旅行保険に関する、よくある質問にお答えします。

Q.国内旅行保険が適用されるのは何時から何時まで?

A.国内旅行保険が適用されるのは、保険の契約期間初日の0時から末日の24時の間、且つ旅行を目的として住居を出発してから帰宅するまでの期間です

なお、保険期間の末日24時に達する前だとしても、住居へ帰宅した時点で保険期間が終了となることがほとんどなので気をつけましょう。

Q.飛行機の遅延・欠航にも国内旅行保険は適用できる?

A.台風や豪雪などの影響で飛行機が遅延・欠航をした場合、基本的に国内旅行保険は適用されなくなります

ただし、そうしたケースに備えるためにほとんどの保険会社で遅延時・欠航時の特約を用意していることが多いです。

それぞれの場合における一般的な特約の内容は以下の通りです。

飛行機の遅延・欠航時に備える特約の内容
想定されるケース 特約の内容
飛行機の遅延時
  1. 乗継遅延費用保険金:被保険者の搭乗便が遅延したことにより乗継ができなかった場合に保険金が支払われる
  2. 寄託手荷物遅延費用保険金:被保険者の搭乗便が目的地に到着してから一定時間内に航空会社へ預けた手荷物が届かなかった場合に保険金が支払われる
  3. 寄託手荷物紛失費用保険金:寄託手荷物遅延費用保険金と同様の条件
  4. 出発遅延費用等保険金:被保険者が搭乗予定の便が遅延・欠航・運休等によって登場できなくなり、代替便が用意できなかった場合に保険金が支払われる
飛行機の欠航・着陸地変更時

本来の到着地点以外の場所での宿泊費用等が発生した場合に保険金が支払われる

(保険金には上限額あり)

台風や梅雨、大雪などが予想される時期に旅行へ行く場合は、国内旅行保険にこれらの特約を付与しておくと安心です。

Q.日帰り旅行でも国内旅行保険に加入できる?

A.国内旅行保険は旅行日数に応じた様々なプランが用意されていることが多く、中には日帰り旅行に対応しているものもあります

ただし、日帰り旅行の場合は1泊2日の旅行向けプランとの併用になることが多く、保険料に関しては長期プランのものよりも割高になります

Q.団体で契約する場合は個別に契約しないといけないの?

A.団体で旅行をする場合、国内旅行保険に加入するパターンは2つあります

団体で国内旅行保険に加入する2つのパターン

  • それぞれが個別に国内旅行保険を申し込む
  • 代表者1人が手続きを行い、同行者全員分を合わせて申し込む

代表者が手続きを行う場合、同行者全員の旅行期間(=保険期間)は同一にする必要があるので覚えておきましょう。

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まとめ

国内旅行保険とは、日本国内の旅行中に発生した事故が原因でケガをした時の治療費や、他人や物への賠償費用に備えるための掛け捨て型保険です。

補償内容には自分自身の持ち物の盗難といった損害に備える機能も含まれており、旅行中に発生する様々なリスクへの対策ができることが特徴です。

国内旅行における様々なリスクに備えられることが魅力の「国内旅行保険」ですが、加入する際には以下の6つの注意点に気をつける必要があります。

これらの注意点を踏まえた上で、自分に合った国内旅行保険をお選びください。

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公開:2020.08.04
この記事の執筆者

中村 翔也

携帯代理店法人部門にて営業職として2年半勤務後、2017年12月よりwebライターとして独立。通信ジャンルをメインに金融系、保険記事を毎月30本以上執筆。
所有資格
ファイナンシャル・プランニング技能士3級
この記事の監修者

石田 直樹

ソニー生命、東京海上日動あんしん生命保険、保険代理店等、保険業界を28年間勤務。支社長や管理職を経験、200回以上のセミナーや研修講師の登壇経験あり。その知識を活かし、もっと多くの人に保険の必要性を正しく理解してもらいたい!という思いを胸に、ナビナビ保険の事業立ち上げメンバーとして異業種のIT企業に転職し、現在に至る。
所有資格
AFP資格、TLC(生保協会認定FP)資格
この記事の編集者

ナビナビ保険編集部

ナビナビ保険編集部は「どこよりも分かりやすい保険情報を届けること」をコンセプトにコンテンツの配信を行っています。
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