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更新 更新:2022.10.19

【大学教授に聞いてみた!】金融・保険リテラシーが高い人の特徴や高める方法とは?

【大学教授に聞いてみた!】金融・保険リテラシーが高い人の特徴や高める方法とは?
監修者

家森 信善

神戸大学経済経営研究所教授
所有資格
博士(経済学)
専門分野・得意分野
金融システム研究、金融リテラシー研究、保険論
執筆者

ナビナビ保険編集部

「金融リテラシー」や「保険リテラシー」という言葉を聞いたことがあるという方は多いかと思いますが、その意味を知っていますか?

金融(保険)リテラシーとは、「金融(保険)に関する知識や情報を正しく理解し、主体的に判断することができる能力」のことを指します。

「日本人は金融リテラシーが低い」と言われていますが、世界と比較して預貯金率が高く資産運用をしていないことが原因の1つだと考えられます。

以下のグラフを見てもらうと、日本では現金・預金比率が54.3%、米国では13.3%、ユーロ圏では34.3%とかなりの乖離があります。

家計の金融資産構成

参照:資金循環の日欧米比較 | 2021年

昔の日本は年利が5%ほどあり、預貯金だけでお金が増える時代もありました。今はゼロ金利と言われていてほとんど増えないのにも関わらず、未だに預貯金が大きな割合を占めているということは「金融に関する情報を正しく理解できていない」ことが要因かと思われます。

今回は金融について研究されている、神戸大学経済経営研究所の家森信善 教授に金融・保険リテラシーの高い人の特徴や行動、またリテラシーを高めるために意識すべきことなどを聞いてきました。

家森 信善
ナビナビ保険監修
神戸大学経済経営研究所教授
家森 信善

名古屋大学教授、同総長補佐などを経て、2014 年より神戸大学教授。2021年より同大経済経営研究所長。金融庁参与、金融審議会委員、生命保険文化センター理事、日本FP協会理事などを歴任。2022年8月現在、日本保険学会理事、生活経済学会副会長、日本金融学会常任理事、日本FP学会理事、財務省・財政制度等審議会専門委員、中小企業庁・中小企業政策審議会臨時委員(金融小委員会委員長)、損害保険事業総合研究所理事などを務める。

【所有資格】
博士(経済学)

【著書・論文】
『生命保険金融の経済分析』(千倉書房 1995年11月 単著)
『はじめて学ぶ保険のしくみ 第3版』(中央経済社 2020年3月 共著)
『ベーシックプラス 金融論 第3版』(中央経済社 2022年2月 単著)

保険リテラシーを身につけるにはリスク認知が必須

ナビナビ保険編集部 入江

編集部 入江

家森教授は金融リテラシーを研究していらっしゃるとのことですが、金融リテラシーとは具体的にどういったことを指すのでしょうか?

一言に金融リテラシーといっても、狭い意味での金融リテラシーと広い意味での金融リテラシーがあります。

例えば、金融に関する知識が深い人をリテラシーが高い人と捉えるのか、それとも知識を基に判断・行動ができる人がリテラシーが高いとするのかによって意味合いが変わってきます。

神戸大学経済経営研究所 家森信善 教授

家森教授

ナビナビ保険編集部 入江

編集部 入江

確かに知識だけ知っていても行動をしなければ、何も変わりませんもんね...…

また、「保険リテラシー」という言葉もあり、基本的には金融リテラシーの中に含まれているのですが、保険には独特な知識や行動が必要なので分けて考える人もいます。

神戸大学経済経営研究所 家森信善 教授

家森教授

ナビナビ保険編集部 入江

編集部 入江

具体的にどういったことが保険は独特なのですか?

保険の場合だとまずリスクを認知しなければならないという点です。

例えば、老後のために銀行の預金でお金を貯めるということは、「生きていれば必ずくる老後」に対しての行動です。

しかし、保険の場合だと例えば火災保険について考えると、「火事になるかどうかは分からないが、もしなったら金銭的に困るので加入しよう」とリスクを自ら認知して行動することになります。

これが金融と保険の違いであり、また保険の一番難しい点であると思います。

神戸大学経済経営研究所 家森信善 教授

家森教授

リスクを認知しているつもりでも、ついつい無視していたり楽観的に考えてしまう癖があるので気を付けようと思いました。

まずは正しくリスクを認知して、自分がどれだけのリスクを許容できるのかを考えていきます。

続いては、金融リテラシーが高いと言える人は実際にリスクに対して行動を起こしているのかを聞いてみました。

保険にとりあえず入るだけでなく、適正な保険に加入する

ナビナビ保険編集部 入江

編集部 入江

自然災害のリスクに対して行動を起こしている人の方が、金融リテラシーが高いと言えるのでしょうか?

一般的にそう言っていいと思いますが逆のことが起きる可能性もあります

例えば、マンションの高層階に住んでいる人の水災補償について考えると、基本的に高層階なので水災補償の必要性は低いです。

しかし、リテラシーが低い人は勧められるがままにパッケージで保険に入っている可能性が高いので水災補償に備えていることになり、逆にリテラシーが高い人はリスクに比べて割高な水災補償に加入していないといったことが起きます。

神戸大学経済経営研究所 家森信善 教授

家森教授

ナビナビ保険編集部 入江

編集部 入江

そういったケースもあるのですね。一概に「保険に入っている=保険リテラシーが高い」とは言えないということですね。

そうですね。日本人のほとんどが生命保険に加入しており、また入る必要があるものという認識はありますが、オーバースペックな保険に入っている可能性があります

適正な保険に入ることが大切ですが、いくらの保険が適正かというのは人によって異なるので、例えば雑誌やネットから得られる一般的な情報をもとに判断するのは難しいです。

ですので、信頼できる専門家から助言を受けることが重要なリテラシーになってきます。

神戸大学経済経営研究所 家森信善 教授

家森教授

ナビナビ保険編集部 入江

編集部 入江

いくらの保険が適正かを知るためにはその人の収入や貯蓄、生活スタイルなどを詳しく把握しなければ難しいですよね。

そこで課題になってくるのが、相談に乗ってくれる専門家がどこにいるのか、またその専門家が中立的で顧客本位の業務をやってくれているのかということです。

例えば、以前理事を務めていたFP協会では、倫理規定を設けるなどの取り組みをしていましたが、社会にはあまり知られていないのが現状です。

神戸大学経済経営研究所 家森信善 教授

家森教授

ですので、社会のインフラとして相談を受けられる場所、また正確な情報の比較ができる場所を把握しておくということも重要なリテラシーになってきます。

神戸大学経済経営研究所 家森信善 教授

家森教授

例え、顧客のことを思って相談に乗ってくれるFPさんだとしても、他のFPに相談したら違う視点が見えてくるということも多くあるかと思います。

ですので、よく病院ではセカンドオピニオンということが言われますが、保険を決める際にも大切なことだと思いました。

続いては、どのようなリスクヘッジを行うことが適切なのかということを聞いてみました。

貯蓄と保険のバランスを取ってリスクヘッジを行う

ナビナビ保険編集部 入江

編集部 入江

自然災害に対して、主に保険でどのようなリスクヘッジを行うことが望ましいのでしょうか?

まず最初に、貯蓄と保険の違いを理解しましょう。

神戸大学経済経営研究所 家森信善 教授

家森教授

ナビナビ保険編集部 入江

編集部 入江

というと、どういうことでしょうか……?

よく言われるのは貯蓄は三角形、保険は四角形だということです。

神戸大学経済経営研究所 家森信善 教授

家森教授

貯蓄は三角、保険は四角の説明図

例えば、起こっても大きな資金が必要ない事故であれば、貯金の取り崩し(や借入)で対応できます。また、貯蓄であればリスクが発生しなかった場合、他の目的にお金を使うことができます。

神戸大学経済経営研究所 家森信善 教授

家森教授

ナビナビ保険編集部 入江

編集部 入江

保険の場合はどうでしょうか?

保険の場合はリスクが発生しなくても、支払った保険料は返ってきません。

また、保険料に関しては保険会社の運営経費分が含まれているので、純粋な事故の補償分だけを考えれば必ず割高になります。

神戸大学経済経営研究所 家森信善 教授

家森教授

ナビナビ保険編集部 入江

編集部 入江

それだけ聞いたら貯蓄の方がいい気がしますね。

起こっても大きな資金が必要ない事故であれば、貯蓄で賄えるでしょう。

しかし、滅多に起こらずとも起こった場合の被害を回復するのに大きな資金が必要な事故だとどうでしょうか?

例えば、被害回復に1,000万円を要する事故に備えた保険の毎月の保険料が1万円だとします。すると、1万円の保険料を払っていれば事故が発生した場合に経済的にはすぐ回復できます

一方、貯蓄に頼ろうとすれば1,000万円貯めるまでは同じレベルの安心を確保できません。保険料に相当する1万円を毎月貯蓄していくのであれば、約80年かかることになります

神戸大学経済経営研究所 家森信善 教授

家森教授

ナビナビ保険編集部 入江

編集部 入江

どちらかに頼るというよりは、事故やリスクの種類によって貯蓄と保険を使い分けるといったイメージですね。

そうですね。また、保険に関しては予想される被害額に対して、どの程度の保険に入るべきかといったことも大切です。

被害からの回復という点では、被災後の生活が可能なだけ資金を確保するように考えるべきですが、十分な安心を確保するために保険料が高くなりすぎて、現在の生活を圧迫することになっても困ります。

結局は保険料の負担と将来の安心とのバランスを取ることになりますので、何でもかんでも保険に入ることが良いとは言えません

神戸大学経済経営研究所 家森信善 教授

家森教授

よく保険より貯蓄をした方が良い、貯蓄より保険を使った方が良いなどと比較されますが、要は使いどころなのだなと納得しました。

保険と貯蓄はどちらも一長一短であり、それぞれの長所短所を理解して利用することが大切です。

続いては、保険知識のレベルが高い人と低い人の保険行動の差について聞いてみました。

賠償責任保険の加入有無で大きな差が生まれる

ナビナビ保険編集部 入江

編集部 入江

保険知識のレベルが高い人と低い人では、保険行動にどのような差が生まれるのでしょうか?

保険知識の低い人ほど本来入るべき保険について知らなかったり誤解したりしていて、加入していないといったことが起きてしまいます

神戸大学経済経営研究所 家森信善 教授

家森教授

ナビナビ保険編集部 入江

編集部 入江

具体的にはどういったことが挙げられるでしょうか?

例えば、日常生活の中で賠償責任を負う可能性があるという認識ができているかは、保険リテラシーの重要な要素の一つです。

自動車はもちろんですが、自転車事故でも多額の賠償責任を負うことがあります。金融経済教育推進会議がまとめている「金融リテラシーマップ」においても、「特に損害保険の分野では賠償という概念について理解している」ことが保険リテラシーとして強調されています。

日本損害保険協会の「日本の損害保険2021」によると、自転車事故でも1億円近い賠償が認められた判決が出ています。(例:小学生運転の自転車 神戸地裁 2013年 9,521万円) 

神戸大学経済経営研究所 家森信善 教授

家森教授

ナビナビ保険編集部 入江

編集部 入江

普段何気なく使っている自転車で1億円近い賠償を払う可能性があるとは考えたこともなかったですね……

賠償金を支払うことができなければ、被害者も救済されませんし、加害者家族も生活が立ちゆかなくなります。

賠償責任保険は比較的安い保険料で加入できますが、それに入っているかいないかが大変な差を生みかねないわけです

そういったことをなくすために、みんなが保険を理解して必要な保険には入るという風になっていくことが望まれます。

神戸大学経済経営研究所 家森信善 教授

家森教授

保険知識のレベルが低ければ、自分だけでなく社会にも悪影響を与えてしまうといった視点は考えたことがありませんでした。

意外と特に若い人は賠償責任保険に入っていない人もいるかと思いますので、今一度自分が加入しているかどうかを確認することをおすすめします。

続いては、保険リテラシーの高い人と低い人の特徴を聞いてきました。

家族や友人ではなく、専門家の助言を仰ぐ

ナビナビ保険編集部 入江

編集部 入江

保険リテラシーが高い人と低い人では、どのような特徴がありますでしょうか?

「2015年生命保険に関する全国実態調査」を使って分析したところ、保険リテラシーが高い人ほど保険に対して満足度が高く、死亡保障、老後資金などへの不安が小さい傾向が見られました。

保険というリスク管理の手法を知っておりそれを活用できるので、不安感が小さくなっていると考えられます。

神戸大学経済経営研究所 家森信善 教授

家森教授

ナビナビ保険編集部 入江

編集部 入江

保険リテラシーが低い人は将来に対して漠然とした不安を抱えている一方で、リテラシーが高い人は不安が明確化されていて、行動を起こしているので、必然的に不安は減っているのですね。

また、保険リテラシーが高い人ほど、保険加入時に比較行動をしています

保険商品の内容や保険料は各社で異なりますので、それぞれを比較することで自らに最もふさわしい保険を探す努力をされているわけです。

私の調査でも保険を比較できる総合代理店に行く人は、保険リテラシーが高い傾向にあるという結果が出ています。

神戸大学経済経営研究所 家森信善 教授

家森教授

ナビナビ保険編集部 入江

編集部 入江

今の保険は多種多様でどの保険会社に自分のニーズにあった保険があるかは分からないですもんね。

他に両者間で異なる特徴はありますでしょうか?

他には、保険リテラシーの低い人ほど家族や友人といった非専門家に頼っている傾向があることが分かっています。

体調が悪いときは家族に相談するのはもちろん大事ですが、お医者さんに診てもらうのが普通です。

それと同じで、家族や友人に保険について相談するのも良いですが、専門家の助言を得ることが大切になってきます

神戸大学経済経営研究所 家森信善 教授

家森教授

ナビナビ保険編集部 入江

編集部 入江

確かに家族や友人が適切な保険に入っているとは限らないですもんね。

それもそうですが、保険は多様なので家族や友人が入っている保険がその人たちにとって適切であっても、自分にとって適切とは限りません。

そういったことも含めて、専門家の助言を得て、判断材料を提供してもらうことが保険リテラシーを高めることに繋がります。

神戸大学経済経営研究所 家森信善 教授

家森教授

保険リテラシーを高めることで将来の不安が少しでも減り、あまりお金についてストレスを感じずに生きれるのであれば、リテラシーを高める勉強をするに越したことはありません。

また、Webでも店舗でも他の保険会社の保険を比較することは必然だと思いますので、保険に加入をする際は比較することをおすすめします。

最後に保険リテラシー・金融リテラシーを高めるために意識すべきことを聞いてきました。

保険リテラシーを高めるためには「知識」「スキル」「自信」が大切

ナビナビ保険編集部 入江

編集部 入江

最後の質問となりますが、保険リテラシー・金融リテラシーを高めるためにはどのようなことを意識、またはどのように高めればよいのでしょうか?

保険リテラシーを高めるためには、「知識」「スキル」「自信」の3つが大切です。

神戸大学経済経営研究所 家森信善 教授

家森教授

ナビナビ保険編集部 入江

編集部 入江

知識とスキルは分かりますが、自信が必要とはどういうことでしょうか?

保険に関して、知識とスキルがあっても自信がないと行動に対して消極的になってしまいます

ですので、知識やスキルと合わせて自信が大切なのです。

私の研究で「あなたは平均と比べて金融や保険知識がありますか?」というアンケートを取ったのですが、保険について詳しいと自己評価している人は1割弱に留まっています。

日本人のほとんどが何らかの保険に加入しているのに、保険について自信を持っている人はごく僅かなのです。

神戸大学経済経営研究所 家森信善 教授

家森教授

金融・保険知識の自己評価
調査年 かなり詳しい 少し詳しい どちらともいえない あまり詳しくない 全く詳しくない わからない 回答者数
金融知識 2016年度 1.7% 7.0% 16.3% 42.4% 30.7% 1.9% 4,014人
2019年度 1.4% 7.8% 15.9% 40.7% 32.6% 1.5% 4,056人
保険知識 2016年度 1.7% 7.2% 17.9% 43.0% 28.3% 1.9% 4,014人
2019年度 1.7% 7.6% 16.4% 42.9% 29.9% 1.5% 4,056人

出典:生命保険文化センター「2019年度・生活保障に関する調査

ナビナビ保険編集部 入江

編集部 入江

確かに上の生命保険文化センターの表でも「かなり詳しい」「少し詳しい」と答えた人は全体の10%以下に留まっていますね。

ただ、どの程度の知識を持っていれば自信があると言えるのか難しいので、そういった相場観を作る必要があると考えています。

例えば、保険に関して自信がなければ専門家に相談をすれば良いのですが、自信がなさすぎると保険に関して話すことも嫌になってしまうということがあります。

神戸大学経済経営研究所 家森信善 教授

家森教授

ナビナビ保険編集部 入江

編集部 入江

確かに右も左も分からないことは話すことさえ億劫になりますもんね……

そうなんですよ。なので、保険についてこれだけ分かっていればいいという基準を作って、自信を持たせてあげることが大切だと考えています。

また、若い世代ほど自信がなく知識量も乏しい傾向があるので、学校での保険教育の充実が必要であると思っています。

神戸大学経済経営研究所 家森信善 教授

家森教授

これまでの学校での保険教育は、「保険というものがある」という程度の説明にとどまっており、生活に利用するという視点が弱かったと感じています。

例えば、「リスクに備える方法には貯蓄と保険があり、どのリスクをどの方法でカバーするのが適切か」といった所まで考えられるようになると良いと思っています。

神戸大学経済経営研究所 家森信善 教授

家森教授

ナビナビ保険編集部 入江

編集部 入江

確かに中学校・高校で保険についてそこまで踏み込んで勉強した記憶があまりないですね……

最近は金融経済教育が充実してきており、保険は商品の特性上難しい部分もありますが、今後の取り組みに期待しております。

神戸大学経済経営研究所 家森信善 教授

家森教授

ナビナビ保険編集部 入江

編集部 入江

ナビナビ保険でも、自社で作成した金融教育アプリを高校の金融教育に使用したりと、できるだけ分かりやすく金融のことについて理解してもらおうと努めています。

これからもっと高校教育に貢献できるように、ITの力を使って解決していきます。

本日はありがとうございました!

まとめ

金融リテラシーや保険リテラシーという言葉を聞いたことはありましたが、具体的にどういうことを指していて、日本人のリテラシーはどういう状況なのかということは知らなかったので良い勉強になりました。

家森教授がお話していたように、リテラシーが上がれば将来への不安感は減っていくというデータが出ているので、将来のために自分のために金融リテラシーを向上させるような行動をしてみてはいかがでしょうか。

以下、今回のインタビューから学んだことをまとめました。

家森教授のインタビューから学んだこと

  • 保険リテラシーを身につけるには「リスク認知」が非常に重要
  • 保険について相談する時は友人や知人ではなく、専門家に相談する
  • 事故やリスクの種類によって、貯蓄と保険を使い分けてリスクヘッジをする
  • 賠償責任保険は比較的安い保険料で加入できるが、加入しているかいないかで大きな差が生まれる
  • 保険リテラシーを高めるためには「知識」「スキル」「自信」が重要

よくネットやニュースで保険はいらないということを耳にしますが鵜呑みにせず、自分に今後起きるであろうリスクとそれを補えるだけの金銭的余裕があるかをよく考えてから賢くリスクヘッジをしていきましょう。

家森 信善

家森 信善

名古屋大学教授、同総長補佐などを経て、2014 年より神戸大学教授。2021年より同大経済経営研究所長。金融庁参与、金融審議会委員、生命保険文化センター理事、日本FP協会理事などを歴任。2022年8月現在、日本保険学会理事、生活経済学会副会長、日本金融学会常任理事、日本FP学会理事、財務省・財政制度等審議会専門委員、中小企業庁・中小企業政策審議会臨時委員(金融小委員会委員長)、損害保険事業総合研究所理事などを務める。
所有資格
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金融システム研究、金融リテラシー研究、保険論
ナビナビ保険編集部

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ナビナビ保険編集部は「どこよりも分かりやすい保険情報を届けること」をコンセプトにコンテンツの配信を行っています。
ナビナビ保険編集部

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