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更新 更新:2021.02.08

人生会議とは?具体的な実践方法やする意味を解説

人生会議とは?具体的な実践方法やする意味を解説

人生会議(ACP)とは?

画像引用:「人生会議」してみませんか|厚生労働省

人生会議とは、人生の終末期における医療やケアの内容について、事前に家族や医師などの信頼できる人たちと話し合うことをいいます。

もともとはACP(アドバンス・ケア・プランニング)という名称で取り組まれていましたが、より馴染みやすい言葉として浸透するよう、厚生労働省によって「人生会議」という愛称で呼ばれることが決められました。

命が危険な状態になると、約70%の人が将来的な医療やケアについて自分の希望を伝えられなくなると言われています

そうした場合、家族や医師が「あなたならこのような形を望むはず」と想像しながら医療やケアについて話し合いを行うことになりますが、あらかじめ将来的な医療内容を話し合っておくことで自分の望む形で医療が受けられるようになります。

人生会議をする意味

人生会議は、自分の命が危険な状態となった場合に自分の望む形での医療やケアを受けられるようにすることを目的としています。

しかしながら、あまりに遠い未来のことを話し合うという性質上、将来についての話し合いをしたことがある人はまだまだ多くありません。

厚生労働省が2017年12月に実施した「人生の最終段階における医療に関する意識調査」によると、「人生の最終局面における医療やケアについて考えたことがある」という人は全体の約6割程度に留まっていることがわかっています。

参照図:人生の最終段階における医療に関する関心(厚生労働省)参照:平成29年度人生の最終段階における医療に関する意識調査結果(確定版):厚生労働省

また、同調査で「話し合ったことがない」と回答した人たちの理由として、最も割合が多かったのは「話し合うきっかけがない」、次点で「話し合う必要性を感じない」という理由が挙げられています。

参照図:平成29年度人生の最終段階における医療に関する意識調査結果(厚生労働省)参照:平成29年度人生の最終段階における医療に関する意識調査結果(確定版):厚生労働省

これらの統計結果を鑑みると、人生の最終結果における医療やケアについて考えたことがあるという人は決して多くはなく、話し合うきっかけが見つけられなかったり必要性を感じていなかったりする人も少なくありません

ですが、冒頭でもお伝えしたように、自分の命が危険に晒された状態になると約70%の人は、医療やケアなどを自分で決めたり望みを人に伝えたりすることができなくなると言われています。

昨今では「人生100年時代」と呼ばれるように平均寿命の延伸化が進んでいますが、個々人で見た場合はいつ病気やケガなどで自分の命が危険に晒されるかはわかりません。

万が一の状態になってからでは後悔することになりかねないので、健康で元気のある内から人生会議を行って、将来的な医療やケア内容について信頼できる人たちと話し合っておくことは非常に重要な意味をもつといえるでしょう。

人生会議の進め方

話し合いの進め方チャート図

人生会議は、自分の価値観や希望する内容を元にして、将来的な医療やケアについて自身の家族や医師など信頼できる人たちと共有することを目的としています。

話し合いの進め方は人によって異なりますが、一般的な例としては以下の手順で進められることが多いようです。

人生会議の進め方

  1. 自分の価値観を確認する(自分が大切にしていることはなんですか?)
  2. 自分の信頼できる人を選ぶ(信頼できる人は誰ですか?)
  3. 信頼できる人たちに自分の価値観を伝える(信頼できる人や医療・ケアチームと話し合いを行いましたか?)
  4. 伝えた内容はしっかりと共有できましたか?(話し合いの結果を大切な人たちに伝えて共有しましたか?)

なお、人の気持ちは時間の経過や心身の状態によって変化するものです。

それに伴って自分の終末期における考え方や将来的に希望する医療やケア方法が変わることも多いので、何度も繰り返し考えて話し合いを行い、自分の望む形で医療が受けられるように備えておきましょう。

話す内容

人生会議には決まった議題がないため、いざ話し合いをしようと試みても何を話せばいいかわからないという人も多いかもしれません。

そうした場合は「自分が大切にしたいこと」や「これはしてほしくない」といった要望を伝えることから始めてみましょう

厚生労働省の「人生会議」についての特集ページでは、以下のような内容について共有しておくことが良いとしています。

人生会議で話す内容の一例

  • 家族や友人のそばにいること
  • 仕事や社会的な役割が続けられること
  • 身の回りのことが自分でできること
  • できる限りの医療が受けられること
  • 家族の負担にならないこと
  • 少しでも長く生きること
  • 好きなことができること
  • ひとりの時間が保てること
  • 自分が経済的に困らないこと
  • 家族が経済的に困らないこと
  • 痛みや苦しみがないこと

参照:人生会議で何を話せばいいの?〜「大切にしたいこと」「して欲しくないこと」を伝えておこう〜|ACP人生会議

これらはあくまで一例なので、上記以外でも思いついた内容については共有しておくことが大切です。

また、話し合う内容については「エンディングノート」を用いるのも有効的な方法なので、以下の記事も合わせてご参照ください。

話し合いのきっかけになるツール

人生会議をする意味」でもお伝えしましたが、人生の終末期について話し合ったことがない理由として最も多かったのが「話し合うきっかけがない」という理由です。

また、なんとなく縁起が悪いという理由で話し合いを避けている人も多いのではないでしょうか

これらの理由に該当する人は、以下のツールを使うことで話し合いのきっかけを掴めるかもしれません。

人生会議のきっかけになるツール

  • 私の夢かるた
  • もしバナゲーム
  • 厚生労働省のツールを使う

上記のうち「私の夢かるた」と「もしバナゲーム」は複数人で行うゲームなので、家族や信頼できる人たちと遊ぶことで自然とそれぞれの価値観を共有することができます

お正月や旅行などの家族が集まる機会に試してみてはいかがでしょうか。

まとめ

人生会議は、自身の終末期における医療やケアについて、自分が信頼できる家族や医師たちと事前に話し合っておくことをいいます。

人生の最終段階についての話し合いということで「話し合いをするきっかけが見つからない」「まだ若いし必要性を感じない」という人も多いかもしれません。

ですが、人はいつ病気やケガなどで命の危機に直面するかはわかりませんし、いざというときに後悔することになりかねません。

今後の人生について話し合うきっかけとなるツールも用意されているので、健康で元気なうちから今後の人生について信頼できる人たちと話し合いをしてみてはいかがでしょうか。

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藤田 匡紀
この記事の監修者

藤田 匡紀

新卒で日本生命保険相互会社に入社し、販売企画・代理店営業など多様な業務に従事。13年間勤務した後「もっと多くの人に、保険の必要性を正しく理解してもらいたい」という思いを胸にエイチームフィナジーに入社、ナビナビ保険の運営に参画。金融機関における顧客向け相続セミナー・研修会の実績も多数あり。
所有資格
AFP資格、証券外務員Ⅱ種
中村 翔也
この記事の編集者

中村 翔也

携帯代理店法人部門にて営業職として2年半勤務後、2017年12月よりwebライターとして独立。通信ジャンルをメインに金融系、保険記事を毎月30本以上執筆。
所有資格
ファイナンシャル・プランニング技能士3級
ナビナビ保険編集部
この記事の編集者

ナビナビ保険編集部

ナビナビ保険編集部は「どこよりも分かりやすい保険情報を届けること」をコンセプトにコンテンツの配信を行っています。

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