ソニー損害保険株式会社は、全国1,087の持家家庭に対して、災害リスクと火災保険に関する意識調査を実施。その結果全国の約7割の家庭で、居住エリアの災害リスクと火災保険の補償内容にミスマッチが見られたことを明らかにしました。
全国11のブロックで検証したところ、災害リスクと火災保険の補償内容のミスマッチ度下記の結果となりました。
ミスマッチ度が高い地方(ワースト)
- 1位 九州地方(76%)
- 2位 近畿地方(71%)
- 3位 沖縄地方(70.1%)
ミスマッチ度が低い地方
- 1位 四国地方(59%)
- 2位 東海地方(62%)
- 3位 中国地方(65%)
※災害リスクと火災保険に関する全国調査(ソニー損保調べ)※ミスマッチ度:保険険会社の契約・支払いデータ、自然災害による被害額のシミュレーションにより算出された『純保険料』の比率より
同調査によると、日常の防災意識が最も高いのは東海地方、次に四国地方、中国地方という結果に。防災意識が高い地方はミスマッチも少ない傾向があります。
また、約7割(67.2%)の家庭では、居住エリアのハザードマップから災害リスク(水災・地震)と加入している火災保険の補償内容が不足していたり、もしくは過剰な補償をしていたりする家庭があることも判明。
リスクに対して過剰な補償をしている家庭では、補償内容の見直しによって保険料の節約可能性もあるとのこと。