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更新:2020.09.11 公開:2020.01.22

傷害保険とは? 補償内容・医療保険との違いを分かりやすく説明します

傷害保険とは? 補償内容・医療保険との違いを分かりやすく説明します

傷害保険とは

傷害保険は、ケガや事故に特化した保険です。

日常生活の中には様々な怪我のリスク(交通事故など)がありますが、傷害保険に加入していれば万が一ケガをした場合に手厚い補償が受けられます。

医療保険と傷害保険の違い

ケガや事故に対するリスクに備える保険として「医療保険」を連想される方も多いかと思いますが、傷害保険は病歴や健康状態の告知義務がなく、お手頃な保険料で加入できることが特徴です。

また、交通事故に遭ったときや仕事中・通勤中のケガでは労災保険や健康保険が適用されるケースが多いですが、それらの給付の有無に関わらず補償が受けられるので、万が一の場合でも安心です。

その一方で、傷害保険の補償対象は「急激・偶然・外来」の3つの条件を満たした事故やケガのみで、病気は補償対象に含まれていません。

そのため、普段からスポーツをする方や高齢者など、一般的にケガのリスクが高いとされる人に向いている保険といえます。

傷害保険での「ケガ」の定義

傷害保険は名前の通り「傷害=ケガ」に備えるための保険です。

しかし、傷害保険における「ケガ」とは、以下の3つの条件を満たしたものに限られるため、ケガや事故であれば全てが傷害保険の補償対象になる訳ではありません。

傷害保険での「ケガ」の定義

  • 急激性:突発的な事故から時間的間隔がないままにケガをした状態
  • 偶然性:予知できない出来事が原因でケガをした状態
  • 外来性:自身の行動や内部からではなく、外部からの影響でケガをした状態

上記に当てはまるケースの例を挙げると、交通事故やスポーツの中でのケガなどが上記に該当します。

反対に、以下でまとめた内容は「急激・偶然・外来」のいずれかが満たされていないと判断されるため、傷害保険の補償対象外となります。

傷害保険の補償対象外とみなされるパターン一例

  • 疲労骨折
  • 靴ずれや霜焼け
  • 細菌性食中毒、ウイルス性食中毒
  • 飲酒運転・無免許運転など
  • ロッククライミング、スカイダイビングなどの大きな危険が伴うスポーツ
  • 心臓発作やその他持病が原因で転倒した際のケガ
  • 地震や津波、噴火などが原因によるケガ
  • 旅行先での暴動、戦争、紛争などによるケガ(テロ行為によるものは除く)

また、傷害保険の補償対象は「急激・偶然・外来」の3つの条件を満たしたケガのみで、病気などは補償の対象外なのでお気をつけください。

傷害保険の基本補償内容

傷害保険の基本的な補償内容は、大きく分けて以下の4つに分類できます。

傷害保険の基本補償内容

  • 通院補償:ケガの治療で通院した際、1日につき一定の通院保険日額が支給される
  • 入院補償:ケガの治療で入院した際、1日につき一定の入院保険日額が支給される
  • 手術補償:ケガの治療で手術をした場合、決められた手術保険金が支給される
  • 死亡・後遺障害補償:ケガが原因で死亡・後遺障害が発生した場合、所定の死亡・後遺障害保険金が支払われる

保険商品によって詳細な条件は異なりますが、ケガをした日から○○日以内(180日以内など)に通院・入院・手術・死亡または後遺障害と診断された場合に保険金が支払われるといったイメージです。

傷害保険の特約

傷害保険の基本的な補償内容は上述の通りですが、そこに「特約」をつけることでより多くのシチュエーションに備えることができます。

保険会社によって付加できる特約の種類は異なりますが、以下の内容の特約が付加できることが多いです。

傷害保険の特約一例

  • 個人賠償責任特約
    • 偶発的な事故が原因で他人にケガをさせた・持ち物を破損したなどの「法律上の賠償責任を負った」場合に保険金が支給される
  • 携行品特約
    • カメラや衣服、レジャー用品などの携行品が偶然の事故(盗難・破損・火災)が原因で損害があった場合に保険金が支払われる
  • 救援者費用特約
    • 旅行中に航空機・船舶が遭難した場合に発生した「遭難救助費用・移送費用・交通費・宿泊費」などを補填する特約
  • 受託品賠償責任特約
    • 他人から預かっている受託品(財物)を破損・紛失して「法律上の賠償責任を負った」場合に保険金が支払われる
  • ホールインワン・アルバトロス費用特約
    • ゴルフのプレー中にホールインワンやアルバトロスを達成した際に発生する、記念品購入や祝賀会の開催費用を補填する特約

保険商品によっては標準で装備されている特約もあるので、傷害保険を選ぶ際は内容をしっかりと比較してから申し込むのが良いでしょう。

その他の傷害保険

ここまでに解説した基本的な補償内容や特約以外にも、様々な傷害保険が存在します。

万が一の事態を想定し、自分にとって本当に必要な傷害保険を選ぶようにしましょう。

その他の傷害保険一例

  • 普通傷害保険:本人限定に補償対象を絞った傷害保険
  • 家族傷害保険:本人以外にも補償対象を広げた傷害保険(夫婦型や家族型など)
  • 旅行傷害保険:旅行先でのケガに備えるための傷害保険
  • 交通事故傷害保険:自動車事故、自転車事故、駅のホーム上での事故などに備えるための傷害保険

傷害保険と医療保険の違いを比較

医療保険、がん保険、傷害保険の関係性

傷害保険と似た内容の保険として「医療保険」があります。

どちらもケガや事故に備える保険なので、どちらに加入しても同じだと考えている方は多いかと思います。

ですが、実際には傷害保険と医療保険とでは明確な違いが存在するので、以下の一覧表でその違いを確認していきましょう。

傷害保険と医療保険の違い
傷害保険 医療保険
補償範囲 急激・偶然・外来のケガによる入院や通院、手術 病気や怪我による入院・通院・手術
加入時の病歴による審査 病歴・健康状態の告知義務なし 病歴・健康状態の告知義務あり
保険料の設定方法 職種に応じて保険料が決められる 年齢・性別・健康状態などによって保険料が決められる傷害保険と医療保険の違い

傷害保険と医療保険では補償の範囲が異なります。

傷害保険は「急激・偶然・外来」の3つの条件を満たした「ケガ」だけが補償対象ですが、医療保険では病気も補償対象に含まれます。

ただし、傷害保険の場合はケガの治療で通院をすれば保険金が支払われますが、医療保険では原則的に入院を伴う通院でないと保険金が支払われないケースがあるので注意しましょう。

また、医療保険に加入する際は病歴や健康状態の告知義務があり、持病を持っている場合や虚偽の告知を行った場合は医療保険に加入できなかったり保険金が支払われなかったりするケースがあります。

一方の傷害保険には告知義務がなく、保険料も職種に応じて設定されるなど、医療保険に比べて傷害保険のほうが加入しやすいことが特徴です。

傷害保険への加入に向いている人

傷害保険への加入に向いている人の特徴は以下の通りです。

スポーツを趣味として行っている人

普段からスポーツを趣味として行っている人は、そうでない人に比べてケガのリスクが高いといえます。

そのため、万が一の事態に備えて傷害保険に加入しておくのは賢い選択です。

ただし、長年スポーツを続けてきたことが原因の慢性的な痛みなどは傷害保険の補償対象外となります。

「急激・偶然・外来」の3つの条件を満たした突発的なケガに備えるという意味で、傷害保険への加入をご検討ください。

ケガのリスクが高くなる高齢者

歳を重ねるにつれ、体のいたる所の筋肉が衰えていくためにケガのリスクが高まるので、高齢の方は傷害保険への加入を検討されるのが良いといえます。

医療保険は年齢によって保険料が変わってくるため、高齢になれば保険料が高額になりやすいです。

また、過去の病歴や現時点での健康状態によっては医療保険そのものに入ることができない場合もあります。

その点、傷害保険なら告知義務はなく、年齢や性別で保険料が高額になるといったことがないので、突発的なケガのリスクに備えることができます。

ご家族に高齢の方がいらっしゃる方は、傷害保険へのご加入を勧めてみるのも選択肢のひとつです。

健康上の理由から医療保険の加入が難しい人

先述のとおり、傷害保険には加入時に過去の病歴や現時点での健康状態を申告する義務がありません。

医療保険では、病気による入院でも補償が受けられるという特徴があるため、加入時点で持病を持っている方は医療保険に入れなかったり保険料が高くなったりなどのデメリットがあります。

とはいえ、ケガのリスクは誰にでもあるもので、万が一の事態に備えておくという意味では何らかの保険に加入しておく必要があるといえます。

その点で、傷害保険は告知義務がないことに加え、保険料の設定をする際に職種しか見られないため、比較的誰でも加入しやすい保険という特徴があります。

まとめ

傷害保険の補償内容や医療保険との違いについて解説しました。

傷害保険は「急激・偶然・外来」の3つの条件を満たした事故やケガのみが補償対象となる保険です。

医療保険に比べて「病気」は補償の対象外という欠点があるものの、加入のしやすさや保険料が割安で手厚い保障が用意できるなどのメリットがあります。

特に、普段からスポーツをしている方や高齢者、健康上の理由から医療保険への加入が難しい方にとっておすすめできる保険です。

この記事の執筆者

中村 翔也

携帯代理店法人部門にて営業職として2年半勤務後、2017年12月よりwebライターとして独立。通信ジャンルをメインに金融系、保険記事を毎月30本以上執筆。
この記事の監修者

石田 直樹

ソニー生命、東京海上日動あんしん生命保険、保険代理店等、保険業界を28年間勤務。支社長や管理職を経験、200回以上のセミナーや研修講師の登壇経験あり。その知識を活かし、もっと多くの人に保険の必要性を正しく理解してもらいたい!という思いを胸に、ナビナビ保険の事業立ち上げメンバーとして異業種のIT企業に転職し、現在に至る。
所有資格
AFP資格、TLC(生保協会認定FP)資格
この記事の編集者

ナビナビ保険編集部

ナビナビ保険編集部は「どこよりも分かりやすい保険情報を届けること」をコンセプトにコンテンツの配信を行っています。
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